
今年の秋の彼岸は9月20日~26日、中日は9月23日だ。

家の近所では、あちこちでヒガンバナが咲いている。
大規模に群生して名所になるような所はないが、畑の傍で十分な秋を感じさせる。

ヒガンバナにはアゲハの仲間が似合う。
真っ赤で細長い花被片に長く延びた雄しべや雌しべと、アゲハの大きな翅のバランスが良いようだ。
カラスアゲハの仲間もなかなかの絵になる。

葯は雄しべの先の方にある。雌しべも長く延びている。

しかしアゲハは花被片に止まって花の奥の蜜を吸う。雄しべや雌しべの先には届かない。
つまり受粉の手伝いはしていないように見える。
当然のこととしてヒガンバナの実は出来ないが、球根で増えるので問題は無いようだ。
球根植物の開花の意味は何なのだろう。