
市民の森の中で、道の上というか埋れた板のあたりにアブの中が徘徊していた。

スキバツリアブだ。スキバツリアブはハチの中が作る地中の巣に卵を産むという。
その時にカムフラージュの為に砂も一緒に着けてカムフラージュするのだとか。
そんな様子をいつか観察してみたいものだ。

スキバツリアブは花の蜜や花粉が好きなようだが、肉食のアブたちもいる。
ムシヒキアブと呼ばれる仲間たちだ。
草の葉などに止まっていて、近くを通る虫に抱きついて捕まえる。

たとえば、このシオヤアブだが、今は交尾中なので狩りはしそうにもなかった。

アオメアブもムシヒキアブの仲間だが、葉の上ではなく茎などを掴んで縦に止まる。
目がきれいな青色だからアオメアブと名付けられたが、光の加減でうまく撮れなかった。

4年ほど前に撮った、目がきれいな青で茎に捕まっているアオメアブだ。