河津桜を観た後は修善寺行きのバスに乗って河津七滝に向かった。
かわづ ななだる と読む。 このあたりでは滝のことを垂水(たるみ)と呼ぶそうだ。
普通は下流の河津七滝バス亭で降りて、上流へ向かい適当なところで折り返すそうだ。
バス案内所でも、上から行くと(特に老人は)坂道で滑って危ないので、やめた方がよいと言われた。
しかし最上流の滝から見たいので上流の河津七滝遊歩道上入口バス停で降りた。
最初の釜滝に向かって木の階段を下りていく。慎重に滑らないように下りる。
河津七滝は上流から次の七つの滝をめぐって歩く。
名前 釜滝 エビ滝 蛇滝 初景滝 カニ滝 出合滝 大滝
読み かまだる えびだる へびだる しょけいだる かにだる であいだる おおだる
落差 22m 5m 3m 10m 2m 2m 30m
階段を下りている途中で釜滝が見えた。
滝壺が釜の底を思わせるのが名前の所以らしいが・・・
滝の傍に柱状節理が見える。
2万5千年前、近くの火山から流れ出した溶岩が谷に流れ込んだ。
溶岩が冷えて固まる時に体積が縮み割れ目ができ垂直に伸びて、柱のような岩ができる。
続いてはエビ滝。 エビの尾びれに似ているかな?
河津踊子滝見橋を渡って蛇滝に向かう。
この橋は川に掛っているわけではなくて遊歩道の一部として、10年ほど前に作られた。
それまでは河津七滝を通して見るのも一苦労だったかもしれない。