泉の森の湿地に白い穂状の花が咲いている。
ヌマトラノオ(サクラソウ科)だ。
花序はすっと直立している。仲間のオカトラノオの穂が垂れて曲がるのと違うところだ。
花は合弁で5裂するが、中には6裂や7裂するのもあるようだ。
それによって雄しべも5~7本となる。
オカトラノオの花被のほうがもっと平開するのも区別点の一つだ。
瀬谷市民の森も水辺では白い穂状の花が咲き出した。チダケサシ(ユキノシタ科)だ。
細い花弁が5枚に雄しべが10本。トリアシショウマなどと同じような花の構成だ。
ここのチダケサシは前には、もっと紅かったように思うのだが・・・これから色づくのだろうか。
オカトラノオとは、花の開き方にも違いがあるのですね。
チダケサシも白花で、咲きのハンゲショウも白で、緑と白の爽やかさ
いっぱいの中にミソハギのピンクがアクセントで…
と想像しながら拝見しました。
チダケサシは色が変化したのか植え替えられたのかこれから変わるのか、
いずれでしょうね。
ミソハギはピンクですが、今は白い花が多いですね。
泉の森では見ないのですが他の場所では、オカトラノオもギボウシも咲いています。
仰るとおり、ピンクのミソハギや橙色のヤブカンゾウはアクセントになっています。
市民の森のチダケサシは自生のものなので、これから変わるのか気候のせいか?
また観察してみます。