瀬谷市民の森の車道添いの歩道。側溝のコンクリート蓋の隙間にアリが群がっている。
この奥に巣が出来ているようだ。
あるものは桜の花びらなど余計なものは穴のまわりから遠くへ運び去っている。
あるものは食べ物になるようなものを探したり、あたりにたくさんの蟻たちがいる。
小さな青虫を運んでいるのがいた。
巣穴の近くまで持っていったが付近が取り込んでいるのか相手にしてもらえない。
仕方なく青虫を持ったまま離れた所まで行ったりしている。
ようやく運び込む時が来たようだ。
他にも多数の蟻が地面や落ち葉の上で働いている。
市民の森の中に入ると落ち葉の間から茎や葉を拡げた上に黄色い花がたくさん咲いている。
ミツバツチグリだ。匍匐枝を延ばして広がっている。
キジムシロの仲間なのでヘビイチゴ等のように苺は作らない。
また茎に複数の花をつけるのもヘビイチゴと違うところだ。
根出葉に比べると花の下につく葉はかなり小さい。
おーちゃんのご覧になった蟻は小さな青虫を。まるごとよくまぁ
運んできましたね。まだ新鮮そう(生きていそう)な青虫に見えます。
ミツバツチグリは出会いがほとんどないか、もしかするとまだ無いかも
しれません。花のフォルムが可愛いですね。複数輪咲くのも可愛さに
一役買ってますね。
アリたちは勤勉に仕事をやっていました。
アオムシを一人で運んでいたのは巣穴の近くまで行くのに、
中に入れてもらえず数十センチ離れた所まで後退してからまた近づくのを何回かやっていました。
見たところそのまま運び込んでも良さそうなのに、何かが整っていなかったのでしょうか。
いやともいわず諦めもせずたいしたものです。
いまヘビイチゴに似た花がたくさん集まっていれば、
ミツバツチグリかも知れません。
ご近所のどこかで咲いているといいですね。