江ノ電・長谷で降りて小道を行くと長谷壱番館という小さなギャラリーがある。
普通に長谷寺や大仏への道をとっていると見つからない。
ここで「輪島塗とフランス刺繍の遭遇展」をやっているとの新聞記事があった。
妻がフランス刺繍に興味を持ったのでやって来た。
輪島塗は輪島の大藤漆器店による展示販売。
フランス刺繍は三澤文衣さんの作品だ。
輪島塗は重箱、椀、箸、ペンダント、ブローチ、ボールペンなど。
春の能登旅行で見たのを思い出した。
加賀友禅作家の百貫俊夫氏(日展会員)デザインの原画をガラスに固定したパネルも面白かった。
三澤文衣さんは10年ほど前にご主人を亡くされてからフランス刺繍を勉強されて、
優しさ、温かさ、美しさを糸で表現することで多くの作品を仕上げておられるそうだ。
身近でシンプルな題材を豊かな色合いで丹念に刺してあり好感を持った。
私には刺繍の細かいことは分らないが、妻は糸の種類や刺し方などを熱心に質問していた。
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