瀬谷市民の森の入り口近く畑の傍の小川沿いで、さまざまな野草が見られる。
ムラサキケマンのようにどこでも見られる草花も多い。
垣根も通るというカキドオシ。遮るものがないところで伸び伸びと咲いている。
カサスゲはカヤツリグサの仲間。丈夫な葉で笠などを作ったという。菅笠がそれ。
上部の黄色っぽいのが雄小穂で下部の白いのが雌小穂だ。
地面に葉を拡げて黄色い花を咲かせているのはオヘビイチゴだった。
市民の森ではヘビイチゴとかミツバツチグリとか似たような黄色い花たちも見られる。
川の傍なのでケキツネノボタンの姿も・・・ここではキツネノボタンはいない。
ケキツネノボタンの周りにはヒメオドリコソウ、オニタビラコ、オオイヌノフグリなども。
オオイヌノフグリのほかに花の形は似ているがごく小さい花があった。
タチイヌノフグリだ。 そばにいたコメツキムシが大きく見える。
立ち上がった茎の上に咲く花は3~4mmと小さいので気づかずに通り過ぎることも多い。
のんびりできずに慌てているように感じられます。咲いたと思ったら
あっという間に実を付けるような…
ムラサキケマンはわが家でも庭や鉢植えの中で気ままに咲いています。
タチイヌノフグリも昨年まで庭にひょろひょろ咲いていましたが、
今年は姿を見せません。昨年の日照不足と冬の寒さで消滅したのかも。
可愛いので抜かずに残していたのに残念です。
カサスゲとその花は会ったことがないかもしれません??
これが菅笠の原料だったのですね!
今年の春の気候は気温が高かったり風が強かったりで驚かされますが、
花など植物たちの様子にも影響を与えていそうですね。
タチイヌノフグリの姿が見られませんか。
たくましいので、またひょっこりと顔を出すかも知れません。楽しみにお待ちくださいね。
カサスゲも昔は多かったのでしょうが、今は毎年ここでしか見ません。