アオスジアゲハを見たノブドウ。
ノブドウはこのあたりのフェンス沿いに何株も蔓を延ばしている。
けれどチョウなど虫を多く見かけるのは、この一角だけ。
まあ日にちが変われば別の方に移動するのだろうけれど。
チョウ以外で目立つ虫としてハチが来ていた。
キイロスズメバチだ。
前に同じブドウ科のヤブガラシにスズメバチの仲間が来ているのを何度も見ている。
小さい花盤だけれど蜜が豊富なのだろう。
この黒いのもハチの仲間らしいが。
初めて見たので調べてみたら、ミカドトックリバチのようだ。
名前の通り泥でトックリのような形の巣を作るという。いつか見たいものだ。
2年ほど前に泥で巣を作る仲間の、スズバチを見たことがある。しかし巣は見ていない。
ノブドウのあたりのフェンスでは春にスイカズラがいっぱい咲いていた。
ウンモンオオシロヒメシャクの食草はスイカズラなのだという。
そういえば、やけに集まっているときとそうでないときと
あるように思います。いちばん魅力的な花の時期というのが
あるのかしら? 他の花では、ヒトの目には萎びてもう蜜はないのでは?
と思える花にも結構チョウやハチがきていることもあるように思います。
1枚目のお写真で、ツマグロヒョウモンのとまっている枝の
もう少し下の方に、尾をグイッと弓なりに上げたカマキリが
いるように見えます。チョウは気づいていたのやらいなかったのやら。
虫たちにとっての花の旬は、人の目で見たり感じたりするのと違うのかも知れませんね。
萎びていても蜜はまだまだ残っていると言うこともあるのでしょうか。
そうでないと集まりませんよね。たいした能力です。
葉に紛れて潜んでいるカマキリをよく見つけられましたね。凄いです。
近くで見ている私も気づいていないし、のんびり蜜を吸っているチョウも気づいてないでしょうね。