・ヴァイオリン職人のジャンニが講師を務める
ヴァイオリン製作学校で、かつて教え子である
ノルウエー人リカルドが講演を行ったが、その後
殺害されてしまう。そして彼が持っていた楽器、
ハルダンケル・フィドルが消えていた。
犯人はなぜ、さしたる値打ちもない楽器を
奪ったのか?
ジャンニは葬儀のためノルウエーへと旅立つ。
そして、新たな殺人事件が・・・。
・最初の舞台はイタリア「クレモナ」。
(楽器の製作場所で有名なクレモナはイタリア・北部
以前に観光で通過したことがあり、親近感が蘇って
きました。超有名な「ストラディヴァリウス」や
「グァルネリ・デル・ジェス」が製作され、世界的な
演奏家の垂涎の的だそうです。
・第二幕はノルウェイ。
(厳冬のノルウェイの地でフィヨルド観光、フロイエン山登山が
登場、まるで観光案内の様子が細やかに描写。
グリークの「ペール・ギュント」も演奏され、これは
コンサートのそのものでした)
・犯人逮捕は「二の次」の小説でした。
※ ノルウエイは物価が高い!(行った友人の話)
(生ビールが15ユーロ)