Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

やっぱりこっちで暮らしていることは心地がいいのかも。

2016-09-16 | ひとりごと

食後の普通のデザートも少し綺麗な器に並べたら豪華にみえた。

2年半も日本に行っていません。
その間に、両親がこっちに来てくれたり、妹夫婦ともブリュッセルで会えたりしているので
そんなに長い間日本に行っていないという感覚はないのですが・・・

昔から、2,3年帰らないでも平気な生活をしてきたのでこういうもんなのかな??とも思うのですが、
友だちが毎年帰るのをみていると日本の国内旅行したいな~と思ったり。(笑)
休暇を2,3週間日本行きに使うのは正直悩むのです。

ただ、長い間帰っていないと券売機の使い方に戸惑ったり、スーパーの店員さんにレジであいさつして
変な顔されたり(ドイツでは、結構レジの人にハロー!挨拶するのが普通なのですが・・・)
今度帰る時にはかなりまた新しい日本に戸惑い、挙動不審の変な日本人状態になっていることでしょう。(苦笑)

ドイツは、サービスが悪かったり、電車とか定時に来ないし、バスの運転手さんとかのモラル低い・・・
と色々ストレスはありますが、ここで暮らしていること後悔をしたことはありません。

多分来る前からドイツに憧れる~ってことがなく来たからなのでしょう。
これがドイツだよな・・・と腹が立ちながらも諦める業がみについてきたし。

なにより、小さい頃に住んだ東ベルリンと比べたらずっと今は便利だし、
こっちに来た当時は、日本に電話するのもとっても高くて、時計を横に置いていたのに今ではそんな必要もないし。
と最初のスタートがかなりマイナスなので何でもプラスに考えられる。(笑)

社会人として日本で働くのが疲れてこっちに来たので、
仕事の休暇はちゃんと法律で守られているドイツは本当に天国(笑)
なにより新しいことに追われないこのスローさが気に入っていたり。

こっちに来た時は、刺激がなくて(洋服などの雑誌の少なさに戸惑ったり)日曜日とか行くところがなくて
本当に困ったものですが・・・
季節の野菜や果物、お花を市場で買って、養鶏農家の卵やお肉を買って料理したり、
車で少し走れば郊外の森や山で散歩ができる・・・
この追われない生活が心地いいんです。20代の頃とは違う価値観になってきたからなのか、
私がドイツ人的なものの考え方になったのか(笑)

自分の気に入ったものを大切に丁寧に使うこの生活、
好きなライターの久保田由希さんが広義のエコと書いておられるのに納得したり。

のんびりとドイツ生活をこれからも送っていくんだろうな。
来週は、妹、父親がこっちに来るのでまたまたにぎやかになりそうです。
新鮮な刺激を受けに日本に行くのは今度はいつになるのだろう???