
とってもいいお天気が続いいているドイツの今年の秋。
木曜日に妹、翌日に父親がこっちに来ました。
相方君が車出しを引き受けてくれたので、一緒に日帰り旅行をしました。
行き先は、今回短い滞在の妹が行ってみたいと言っていたFreudenberg。
フロイデンベルクは、フランクフルトから車で1時間半のところにある小さな町です。
カラフルな木組みの町はドイツには色々とあるのですが、ここは白と黒のモノトーンの木組みの家が並んでいます。
1540年にお城とその周りの家々を焼き尽くすような火事が起こり、当時フロイデンベルクを治めていた
Wilhelm von Nassauがお城の周りの住宅地区の再開発を命じました。

その結果、お城(地図①)の東側(地図⑧)の地区は4本のまっすぐな道が並行に走り、
それに沿って同じような木組みの家が並ぶことになりました。
北東のKurpark(別名 撮影ポイント)と呼ばれる憩いの丘から
珍しいモノトーンの街並みを見下ろす事ができます。
1666年に次の大きな火事が起こり、町をすべて焼き尽くしてしまいます。
お城は再建されることはありませんでしたが、焼け残ったお城の一部で住宅再建をし、
城の尖塔部分は教会に使われました。

旧市街の全域が保護文化財に指定されているので、町の景観は700年ほど前とほぼ同じだそうです。
そう、今でも建物の景観を守るために、
家の内装工事はしても、外装はかえないようにしています。





町の小さな博物館はボランティアの方が運営されているので、開館時間には制約があり
水曜日・土曜・日曜日の14-17時しか見ることができません。
