Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

歴史の点と点がつながるのは面白い。

2018-09-27 | ひとりごと


最近、時間があるときにやっていること。
18世紀から、第一次大戦くらいまでのドイツの歴史の本を読むこと。
第二次世界大戦前後のドイツの歴史については、
興味があったので読んだりしたことがあったのですが、そんな昔の話なんて。

きっかけは、Kayaとの散歩で、
川沿いの城壁に埋め込まれていたモニュメントを見たことから。

調べてみると、この町が1918年~1930年まで続いた
フランス軍の占領から解放されたことを記念するモニュメントでした。
占領当時は、道の名前もすべてフランス語表記になっていたんだとか。


今のフランスとの国境からかなり遠い、この町がフランス軍の占領下とは
全く想像がつかず・・・
でも、よく考えてみたら第一次世界大戦前後の
ドイツの歴史は高校生のころに習った世界史で少しかじったくらい。
(興味もなく、そのころの本も読んでこなかったので・・・)

これを機会に、少し読んでみようかと引っ張り出してきたのが
日本語で書かれた、阿部謹也氏の『物語 ドイツの歴史 ドイツ的とは何か』
やっぱり、阿部氏の本は読みやすくて、頭に入ってきやすい。
ドイツ語の本では何かないかなって思っていたら、本棚に以前父親に買ってもらっていた
この町の都市計画の発展についての本があった!
よく見ると、歴史同好会の会長さんの本でした。(笑)


日本語の本で、ドイツの全体の歴史をつかみ、
ドイツ語の本でこの町の小さな歴史を知ることが出来る。

道の名前の由来、交通網の発展、工場の設立と分かりやすいし、
身近なことなので、ドイツ語で読んでみても苦にならない。(笑)

それでも、色々な出来事を整理しながら読むことになるので、
私のキャパでは長時間集中はできないのですが。
結構こういうは好きです!小説のドイツ語を読むのは、本当に苦手なのですが。

こういう時に、2つの言語ができると違う視点で物事が見られたり、
詳しく知ることが出来るので、ドイツ語をやっていてよかったな!って思えます。

よく考えたら今住んでいる家も、第一次世界大戦前に建てられたものなんですよね。
その前に暮らしていた家が400年前の家ということのもあり、
今の家はまだまだ新しいって思っていたのですが、
よく考えてみると、100年以上経っているし!

ドイツ語の勉強にもなるし、いつも使うところと違う頭の部分を使う?
こともあり楽しいです。

これから寒くなる季節、家にこもるときの楽しみにが出来ました。
Kayaとの散歩も本当に悪くないです。