㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

高校生の事業所視察会で50 名が来社

2013年02月04日 | 日記
地元の高校生50名が、地元企業の視察会で7つのグループに別れてそれぞれ3つの企業を見て回りました。
1つのグループがだいたい50名弱に成っており、当社への視察グループが一番人数的に多かった様でした。



1時間と言う時間の中での見学会だったのでバタバタと進めざる終えず、先ずは企業説明を全員にすることからスタートしました。
会社の特徴を主に話し、同業同規模の他社との違い等、主だった特徴を説明するなかで地元にも施行されている店舗物件等を照会。
当社のオリジナリティーの強み等を分かりやすく解説させてもらいました。



見学会は事務所、社長室、第一キャビネットライン、ポストフォーミングライン、ラッピングライン、キャビ便アッセンブリーラインの
見学を説明つきで行いました。豊丘工場は離れているため説明だけで紹介することにしたわけです。



生産ラインの中では機械設備の特徴有るものをピックアップして説明し、特徴有る素材だったり商品パーツもかいつまんで説明。
じっくりと全部を説明して回ると1時間以上掛かる所を30分~40分に短縮して見て回る事にしました。
皆興味深く真剣な面持ちで説明に耳を傾け、サンプルを手渡すと納得出来るようにと裏返したり曲げたりと見て居ました。



丁度天候が悪化し始めてからの見学会に成ったので、工場間の移動では雨に濡れながらに成ってしまい残念でした。
後数ヶ月もすると来年度の新規学卒求人がスタートしていくわけですが、毎年この視察会で当社を見たと言う生徒さんも何人か応募してくれ
今回もこの視察会で来てくれた中から何人かの子供たちが応募者として再来してくれるのかも知れません。



若く情熱を持った金の卵と呼ばれる彼らは、時にたくましく時にはひ弱に見える成長過程の子供たちなんだと、就職活動を前にして
何度か接点を持つたびに感じるものです。



景気の冷え込みをも跳ね返す若き熱い力を、企業に持ち込んでもらいたいと思います。

午後から完全な休日に

2013年02月03日 | 日記
午前中7週間ぶりの整形外科で、腰の診察が予定されて居て、病院に行く前に少し時間が有ったので途中にあるゴルフ練習場に寄って
超久しぶりに練習をしてから病院に行く事にしました。



ゴルフ練習はショートアイアンから打ち始めましたが何故かシャンクばかり、連続4発位は横に飛んでからと成りました。
飛距離はやはり以前と比べると1~2番手落ちて居ますし、方向性もプッシュアウトして右に出てそのままか引っ掛けフックでとめどなく
左に切れていく様なショットが中心、なかに数発良い感じのものが混じる程度の状態でした。
やはりちょこちょこ軽い練習位はしていかないと駄目なんだなぁ~って実感、丸1年以上のぶっつけ本番のスタイルで、
いかにごまかしショットでスコアーメイクをしてきたのか、そしてスイング自体を崩して来たのかが良くわかりました。
時間にして約30分、球数にして30球程度の軽めの練習を切り上げて病院に向かいました。



病院はとっても混んでいて、待合室が一杯な状態、結局診察までに50分、診察が5分、会計迄に20分としっかり掛かりました。
腰の状態はだいぶ安定したままで来ているので、無理をせずにこのまま様子を見ながら行こうとのことで、次回は9週間後に久しぶりに
MRI を撮って、ヘルニアの状態を見ておきたいとの事でした。



家に帰って昼食を取り、一休みしたら睡魔が襲ってきて、ほとんど午後はお昼寝することに成りました。
特にこれと言って予定も無かったし、次男坊の風邪も何とか落ち着いているところだったので、出掛ける事もなくて丁度良い休養と成りました。
今にして思えば、私自身も風邪なのか、微熱が有ったりしてたので睡魔が襲って来たりしていたのかも知れず、良かったのかと。
休みたくても休めない時も有るだけに、貴重な休養が出来たと思います。



明日は地元の高校生達による事業所視察会が計画されており、当社にも50人程が来てくれる様に成って居ます。
1時間と言う短い時間の中で説明と見学、更に質疑応答の時間と慌ただしい視察会には成ってしまいますが、なかなか工場を知ることは
出来ない事ですのでこの機会を利用して少しでも記憶に残してもらえればと考えて居ます。

冷え込みが身にしみる

2013年02月02日 | 日記
日経平均が1万1千円オーバーを回復したとか、円が92円台に成ったとか、アベノミクスに期待だとか言うんですが足元は…



仕事が無いわけでは無いのですが、一向に沸き上がって来ないって印象がとても強いままなんです。って言うよりも直近の情報では
昨年秋口迄が悪すぎて、以降在庫調整だとか生産調整を掛けて来たものがまだ尾を引いているんだとかを耳にしたり。
デフレによるコスト競争が最悪の状態で、完全に採算ベースを割った中での単価争いが起きていて、普通では間違いなく落札しないとか。
とにかく仕事が落ちてこないし動いて居ないって情報が多いですなぁ~ 有っても単価は別物で、そんなコストならやらん方が儲かるとか
それでもやるやつが居るんですよ。いつまで続けられるのか分かりませんが良い迷惑なのは間違い有りません。



もう一方で耳にするのは、声は掛かるけど実際の発注に結び着かないとか、工期的な遅れなのかは分かりませんが宙ぶらりんのままで
正式発注が出ないとか、ちょっと待っててくれとかも結構多いみたいに聞いてます。
市況の感覚としては、近年の平均から30%ダウンと言った所でしょうか?本当に厳しい状態に成ってしまっているようで困ったものです。



新しい話しも幾つも有るのですが、なぜかこちらもなかなかGOが掛からない状態で、同じ様な動きに見えます。
小さな部分では、少しの受注で手一杯に成ってる規模の所が有るようにも聞きますが、それでもやりおうせないとの声はまず聞こえて
来ないような状態です。どうしちゃったんでしょうか世の中は。
1月2月はおおよそ想定はしては来ていましたが、その先にも不安が出るような感じなんです。
この業界に限った話だけでは無いようにも思いますが実際は分かりません。



iPhone5の販売も予想以下で推移しているとか、3DSゲーム機が伸びなかったとか、予想を下回る情報が多い様にも感じます。



笹子トンネル事故の交互通行が8日にも解除され、通常に戻る予定だとの新聞記事に、それを期待する観光業種と期待できないだろうとの
両方の記事が掲載されても居ました。各業種、各企業、それぞれにありとあらゆる手立てを打って来ていることとは思いますが実際は…
アベノミクスによる想定経済効果と実質借金の増加分が釣り合いの取れるまでにはどのくらいの期間が必要なんでしょうか?
短期間での経済効果を促すなかで長期間持つような手立てを打って行かないことには直ぐに失速しかねない程に崩れて居るのが見えています。
体力勝負に成ったのでは海外からの戦力に白旗をあげざる終えない日が来てしまうような危機感を持つのも仕方無いかと。



ここ数年、毎年思う不安感が今年は更に強く感じるような気がしています。

次男坊の斜視手術前検査に

2013年02月01日 | 日記


愛知小児保険医療総合センターと言う大府市にある病院で、次男坊の斜視手術前検査に丸一日掛けて行ってきました。



眼科の医師の診察は絶好調な様子で受けられたのですが、一通りの検査の中で引っ掛かったものが有ったのです。
引っ掛かったと言っても検査結果ではなく、検査項目で受けること自体の話しなんですが…



次男坊はそもそも注射は大の苦手で、今回は採血って言われて聞いたことが無かったからもう不安で一杯、恐怖心が襲い掛かった様です。
何をするのか、どうなるのか、なんでしなきゃいけないのか等々、何度も何度も聞いては嫌だ!やらない!出来ない!の繰り返しで
腕は引っ込めるし足で蹴飛ばすし頭で隠すし、とにかく全身を使ってやらせない事をアピールしっぱなし。
説いて聞かせて納得させようと何度も繰り返しましたが結局負けました。一度部屋を出て、仕切り直す事に成りました。



待ち合いの椅子に腰掛けて、次に備えて説得を続けたのですが何度かあきらめて従う素振りは有ったものの結局看護師さんが呼びに来たら
また恐怖心がよみがえってしまったようで大騒ぎに成ってしまいました。
結局私が抱き抱えて片手を抑え、もう片方の手で頭を押さえ込んでついでに目を覆ってやったら諦めた様子でしたが、看護師さんたちは
この機を逃すまいと6人がかりで押さえ込んで始める状態で、周りを見るとそれでも駄目ならと数人が待機して居るような状況でした。
針が入ったからもう痛くないよ!そう言って見られる様に抱え込んでた手をずらしてやりましたが全く見ようとはしませんでした。
すると何やらブツブツ言って居るので聞いて見ると、秒数を数えて居まして、看護師さんに5秒で終わると言われたので数えている様でした。
実際は15秒掛かって居たと後から小僧に言われましたが、気持ちがわかるだけに本当に可哀想に思いました。



それでも涙は見せたものの泣き叫ぶ事はしなかったし、ちゃんと出来たんだからと誉めてやりました。
次からはお父さんが居なくてもちゃんと出来るだろっと聞いたら、お父さんが目を押さえてくれたら出来ると思うと言って居ます。
家に帰ってきてお風呂に一緒に入ると、看護師さんに押さえつけられた手首と腕がアザの様に成ってまして、よっぽど押さえられたんだなぁ~
って聞くと、注射よりも押さえつけられた方がうんと痛かったと言って居まして、お父さんは持っててくれただけで痛く無かったんだけど
あんなにしたらその方が痛いのは当たり前だと文句を言ってました。



経験したことの無い苦手意識の強い怖いものに近いことはさぞかし恐ろしいものを連想するんでしょうねぇ~
8歳の誕生日を迎えたばかりの生意気な次男坊、全く子供の甘えん坊な部分とちょっとシャイな大人の部分が見え隠れして混在する
微妙な年頃なんだと改めて見てました。



目の手術とは、眼球を動かす6個の筋肉のうち、外側の筋肉が上手くバランスが取れないで居るものを、白目の一部と一緒に切り取り、
少し後方につけ直す事をするんだと説明を受けました。切った白目は縫い合わせるので多少充血したり違和感がはじめは出るが
直ぐになれてくるし赤みも引いてくるので心配は要らないとのこと。視力も変わらないし、斜視は確実に改善される事に成るが
なかに一度では駄目でもう一度手術を行う例もあるんだとのこと。
詳しい説明を聞けば聞くほど怖い事をするんだと親の方がビビっています。



手術の時はお父さんかお母さんのどちらかだけで良いかと聞いたら、絶対二人とも居てくれなきゃぁ嫌だと言われました。
14日は早朝から出掛けて入院の手続きから検査やらで丸一日、翌日は手術と術後のアフターケアをして欲しいと言われたので丸一日。
3日目は、検査が終わったら退院だと言っていましたが昼頃迄には出られるとの事ですので帰って来れば結局丸一日に。
都合丸3日間は一緒に面倒を見てやりながら拘束される事に成りそうです。

教育、気付き、性格、素質

2013年02月01日 | 日記
先日の韓国旅行に行ってきた中味を、旅行会社の社長と話をしました。
会社が旅行会社だけに、会員としての参加でも添乗員の様な扱いに成ってしまう状態で参加した会員が居たんですが…



彼は歳も私の半分近く、一人での添乗は初めてだったし韓国旅行自体が始めてと言う状態で、他のメンバー全員がベテランって差がある
中での旅行と成ったわけです。まぁ~初めてだから勉強だと思って色々経験して来れば良いよなんて言いながら出掛けたのです。
所が色々問題とは言わないまでも有りまして、添乗員なのか旅行者なのかが中途半端なだけに摩擦が多々発生する始末に成ってしまいました。
そもそもが立場の問題以前に個人的な資質と言いましょうか、コミュニケーションが周りと上手く取れないのが最大の問題かと。
空気が読めないし経営者の集まりでの旅行に対して基本的資質が伴わないって言うか何と言うか、とにかく勉強不足が露呈する有り様で…
これらの事は無論社長には一切報告されていないようでしたが、彼はそれらを問題視していないと思うんです。
問題の根源はここに有ると思うので、こんなことが他にもでだして、会社に泥を塗る前にと今回社長に直接状況を伝えたいと思った訳です。
これを聞いた社長は困ったなぁ~の連発で、申し訳無いと頭を下げっぱなしの状態でした。



私はクレームをつけようとしたのではなく、経営者仲間として何とかしないとお客を減らす事に成るのを心配したので話したわけで
徹底的な教育と指導をしてから世に出すか、いっそくびにしてしまうのかのどちらかだと思ったわけです。



社長は会社に帰ってそれらの事をしっかり話し、人間性を入れ替えるつもりで先輩に着いて1ヶ月真剣に勉強してみろと言ったようです。
更には、それでも駄目なら辞めてもらうからなと釘を刺した様です。
社員をくびにすることはやろうと思えば簡単に出来るが、そうすることで彼を駄目にしてしまうのでは無いのかと親心を見せていました。
会社としての成績だけを考える訳ではなく、彼個人の人生をも考えてあげている、そんな思いやりのある社長でも有るのです。
だからお客が付いているわけで、社長の人柄や考え方を改めて見ることが出来たと感じました。



社長として企業経営を考えるなかで、社員とは業績と同じ様にウェートの高い存在では有ります。
だからといって、マイナスを作り出すのは社員として置いておくわけにも行きませんし、教育が上手く効くとも一概には言えません。
一個人として見たら恩情がわくし、企業と言う組織からみたら割りきらなきゃいけないこともまた事実な訳で…



社長の言うように1ヶ月様子を見ながら、彼を攻撃するのではなく出来る範囲内で応援をしてやって見たいと思います。