”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(9)

2006年01月25日 19時24分42秒 | ビジネス

1月25日(水)

昨日は久しぶりに午前様となってしまい、書くことができませんでした。もし読んでいただいている方があればほんとうに失礼しました。

ところで今日はお薦めビジネス書第3弾ということで多分多くの方がご存知とは思いますが、「ザ・ゴール」エリヤフ・ゴールドラット著三本木亮訳ダイヤモンド社刊¥1680です。部分最適は必ずしも全体最適ではないと言うあの話です。製造工場でのストーリ展開ですが、どんな業種にもあてはまる考え方だと思います。最近成果主義を取り入れている企業も多いと思いますが、成果主義の欠点をもみごとに指摘した本でもあると僕は思っています。とかく大企業になると部門が細分化され、それぞれの部門で部分最適化をはかる取り組みがなされることが多いのですが、部門間のグレーゾーンとなる業務等にボトルネックが生じてそれぞれが最適なのにトータルの成果があがらないといった事象を起こしているケースがよくあるのではないでしょうか。きっとあなたの会社にもあるはずです。ところが仮にボトルネックがみつかったとしても部門間の軋轢の中でうまくすすめられないってことも多いのではないでしょうか。このような問題の解決策もこのシリーズ4作を読むときっと見えてくると思いますよ。「ザ・ゴール2」「クリティカル・チェーン」「チェンジ・ザ・ルール」です。

僕は最初にクリティカル・チェーン」を読み、あまりにも目から鱗だったので、結局4冊読んでしまいました。と言うのも物語になっているので知らず知らずに読み終えていると言う感じです。本の見た目は分厚くて読みにくいなぁと思うかもしれませんが、ちょっと読めばきっと最後まですぐに終えてしまいますよ。こんなおもしろくてためになる本はないと思います。