”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ヨット編(08-16)

2008年07月21日 21時50分46秒 | 趣味

7月21日(月・祝)晴
今日は海の記念日です。今年はめずらしくいい天気に恵まれました。
昨日から一泊二日で幡豆の日産マリーナから鳥羽の答志島に行って来ました。今年の宿泊クルージングはめずらしくまったく雨に会いませんでした。おかげで日焼け止めを塗っても顔や腕がヒリヒリしています。僕のデジカメがバッテリーの充電をしていなかったためほとんど撮る事ができなかったのでホームページの方は今回のメンバーからメモリーコピーしてもらってからアップします。ブログの方は使えそうなもので今回は間に合わせます。
7月20日・21日の答志島への初挑戦については2回に分けて書きたいと思います。今日は7月20日の幡豆から答志島へのクルージングです。
朝5時半に起きて、朝風呂でさっぱりした気分で幡豆へ。二つのクーラーボックスにビール・生ハム・白桃・グレープフルーツ・スポーツドリンク等をつめて、二日分の着替えをリュックとトートバックに入れて幡豆のマリーナに直行しました。メンバーの集合時間は8時ですが僕は7時20分頃にはマリーナについて、エンジンの点検や出港届を書き、あとは着替えをして日焼け止めを塗ったりゆっくり準備をしていました。いつもみんなと同じ時間に来るとどうしてもあわててしまい、十分な準備ができないままに出港してしまうケースがよくあったのと前日マリーナに来るのを止めたためでした。元々土曜に準備して日曜・月祝日でクルージングが例年のパターンなのですが、今年はガソリンも高騰しているし、そんなに頻繁にマリーナに行くのも無駄が多いような気がして早朝に準備することにしたのです。今回は最近では一番の遠出であり、岩礁の多い島へのクルージングだったのでかなり事前にチェックはしていましたが、エンジンストップだけが心配だったのでかなりピリピリしていたかもしれません。
8時には今回参加のメンバー8人全員そろい、8時半には答志島に向けて出港しました。今回は全員が”Leia”には何回か来ている人達なのでそれぞれが気心も知っている点は心強いものでした。朝の三河湾は風も波もおだやかでしたが、もやで視界が全然ききません。しかも風上に向かうクロスなので篠島周辺までで予定より1時間以上遅れてしまいました。ほんとうはエンジンも使えばよかったのですが答志島周辺には行ったことがないため不案内なことと岩礁が多いことからセーリングでは小回りがきかないのでエンジンで走ることになるだろうとあえてエンジンは近くに行ってから使う様に決めていたので、この遅れは一応想定内の話です。それでもトーノ瀬付近で釣りをする予定は取り止めにして、そのまま答志島に向かうことにしました。三河湾から伊勢湾に入ってくる頃になると風は強くなり波も高くなってきて、船は大きく傾くし、伊良湖水道を通過する大型貨物船が間断なく通過する始末で一番神経を使いました。神島周辺で伊良湖水道の航路を横断して鳥羽方面への菅島水道に入るのですが、視界がきかない上に航路上は大型船が右からのが通過したかと思うと急に左からの船が視界に入ってくる始末で何回か立ち往生しながら神島の西側に出ることができました。ところが視界が悪いため答志島が見えないので海図を見ながらそれらしい方向に船を進め、やっと島影が確認できる位置まで来ましたが、菅島水道よりずっと北側に出てしまったたため南側に出なければならない。エンジンで走る機走に切り替えて、もう水深計とにらめっこでした。あわやの水深3mぐらいのところも通過したのでほんとうに肝を冷やしました。伊勢湾フェリーがずっと南を走っていくのでとにかくフェリーの航路に入るよう船を進め、菅島水道の航路標識の中に入ったときはほんとに安心しました。
航路標識を過ぎて、今晩宿泊するとうし荘に電話をして和具港への入り方を聞いて無事入港しました。港の中では既にヨットが2杯停泊しており、唯一停泊できそうなクレーン船に横付けしました。先着のヨットに手伝ってもらいもやいを取り、とりあえず宿に持って行く荷物を出して、とうとう念願の答志島・和具港に上陸しました。とうし荘の若おかみが迎えに来てくれて全員の荷物と女性陣3人とPTAのTeさんが宿に行きました。残りの4人は船をもう少しいい場所に動かすつもりで先着のヨットが出港するのを待っていました。しかし2艇とも船で宿泊することがわかり、結局あまり条件のよくない旅館の若おかみに言われた場所に船を移動しました。とりあえず船尾にアンカーを打って槍付けしましたが横風を受けるのでアンカーが十分にきかないと隣の漁船にぶつかってしまうので夕食後に歩いて港に確認に行って来ました。港の水深がちょっと心配でしたがアンカーもきき、水深もギリギリセーフのようだったのでとりあえず今晩はゆっくり寝れる状態になりました。この日は初めての港でほんとうに緊張しました。天気はよかったけど視界が悪くて、久しぶりに海図とにらめっこをしてしまいました。これからは海図上で航路を決めた走りを実践しておく必要性強く感じました。なにしろ一級船舶の免許を取って以来のことでしたからもう大分忘れています。
そんな訳で今年の宿泊クルージングは去年の篠島、一昨年の神島以上に緊張もしたし、乗船している時間も長かったので皆さん疲れたことだろうと思います。Naさん、Kaさん、Miさんの女性陣3人はこの航海を終えた時点でいっぱしの船乗りです。女性陣PTAのTeさんもなんだかんだ言ってもLeiaと共にフル出場で経験豊かなぐるいに入ってきたかもしれません。あとの残りのMa君、YoJr君、Yo氏と僕は欠かせられないメンバーのようです。
帰りは様子もわかっているのでこの日のようなこともなく安心して帰れそうです。
第一日のクルージングは無事答志島に着くことができました。
今日はここまでです。
この続きは明日にでも書きます。また見てくださいね。
今回の写真は視界が悪かったのでメインセールとジブセールを下から撮影してみました。風は強くはありませんがセーリングには快適でした。もっともこのあとどんどん強くなってしまったのですが。