9月15日(日)雨
台風が来ているので、昨日マリーナの船も陸に上げ、今日は何もない日曜日。昨日のゴルフが尾を引いている訳ではありませんが、一日中ゴルフの本を読んで過ごしてしまいました。
僕は比較的悪かったことはすぐに忘れてしまう方だけど、自分自身の問題については引きずってしまう方かもしれない。自分の体が自分の思ったようにいかない時がそうだ。対人的なことは自分の思うようになる訳が無い問題なのですべてしかたないで済ませることができるのだが、自分のことは自分でコントロールできることなので、どうしてできないのか悩んでしまう傾向にある。理屈はわかっていても体が言う事を聞いてくれないもどかしさを最近味わうことが多くなった。柔軟性、背筋力、足腰いたるところで自分の頭とのギャップが生じている。このことは冷静に考えれば当然のことであるが、咄嗟の時にはそうはいかないものらしい。年配者が運動会で足がもつれて転ぶのと同じ現象である。己を知ると言うことは若い時は二次元で考えれば良いが、老いて来るに従って三次元で考えることが必要のようである。
まぁそんなに深刻に考えることでもないけど、要は理想的な体の動きをどう少なくして実現させるのかと言うことかもしれない。世阿弥は能の極致はいかに動きを少なくするかにあると言ったようですが、人生の極致と言うものも年齢と共に少ない動きで楽しむ術を身に付けて行くことかもしれない。と言いながらまだまだその境地にはなり切れない自分がいる。