8月3日(日)曇
久しぶりに雨になりそうな日曜日。最近暑くてどこにも出たくないと思いながら、つい出かけてしまう自分ではあるが、昨日は家内がいないので一日中家でゴロゴロできた。たまにはクーラーの部屋でゆっくり過ごすのもいいものである。溜まった本を読もうと広げるが何故か寝てしまう。何気なく見た歳時記の夏の季語には昼寝が。なるほど昼寝が夏の季語とは。確かになんとなくわかるような気がする。
ところで今日は俳句の会がある。先月は休会したので久しぶりになるが、最近句を作る時間も環境もなくなっているのでいつも数時間だけ悩む。17文字はすぐにできるのだが、この中に感じたことを埋め込むことが中々どうして難しい。そのことが最近すごく良くわかってきた。そんな訳で逃げ出したい気分ではあるけど、やり始めた以上変な逃避の仕方はできずにいる。
そう言えば学生時代のヨット部でも、会社時代の研究所でも同じようなことがあったのを思い出す。レースに出る度に最下位ばかり続いた時、論文が書けなくなった時、まぁいろいろあった時いつも頭の中にあったのは男子たるものここで辞める訳には行かない、倒れる時は前向きに倒れるのだと言い聞かせてきたことを思い出す。今思えばもっと楽な道もあったのかもしれないけど、結果的には良かったのだと思っている。不器用な生き方しかできない人間が、器用な人の真似など出来る訳ないのだから。