5月22日(火) 晴
以前私もコメントした日大のアメリカンフットボールの悪質タックルの問題は未だに大きな問題としてマスコミを騒がせています。タックルそのものが悪いことは周知の事実ですが問題は監督・コーチが大きく関与していることです。多分立場の弱い者が言っていることが真実なのでしょうけど、大学側としてはそれを認めてしまうと大学教育そのものを否定してしまうことになるでしょうからごり押しの弁解をしているように思います。まぁどこかの政治問題と良く似ています。と言っても政治問題の方は悪質な行為をやらせている訳ではありませんのでまったく次元が違うような気がします。まぁ言ってみればアメフト問題は殺人教唆のような行為ですからまったくもって許せるような話ではありません。その点において監督・コーチの関与を徹底的に追及すべきであるし、教育に携わる者としての責任を明確にすべきだと自分は思います。監督が辞めるのは当然ですが、依然として学内にいて人事権を持つ存在であることの方がもっと大きな問題です。学校ぐるみで隠ぺいしようとすればするほど深みにはまっていく行くんじゃないでしょうか。
問題を起こした学生は今日記者会見までして自分の行為を謝罪するとともに顔も名前も公にしていました。それに対して大学、監督、コーチは公に出ることもせず文書で答えるなどで逃げているように思います。監督を庇うコーチ・主将もちょっとずれていますよね。
まぁこの種の問題は得てしてトカゲの尻尾切りで終わることが多いのですが、行為そのものが殺人的犯罪に近い訳ですからヤクザと同類の話としてキチンとした決着をしてほしいものです。もしムヤムヤにしてしまうとまた同じようなことが起こるような気がします。