2月9日(金) 晴
今年初めてのゴルフです。場所は桑名。鈴鹿山脈は雪で白く輝きアルプスを思わせる景色です。この時期はまだ寒いので例年やめていましたが折角幹事さんが予約してくれたので冬の鈍った体をほぐす気持ちで行ってきました。スタート時間がいつもより1時間ほど早かったのを忘れて前日、飲んでしまい朝7時前に家を出るのは大変でした。車のフロントガラスの霜が取れずにウインドウォッシャー液をかけたためそれがまた凍ってしまいエンジンをかけながら溶かすのに結構時間がかかってしまいました。まぁとりあえずスタート30分前には着いたので事なきを得ました。
3ヶ月ぶりのゴルフになりましたが比較的風も無くてこの時期にしては絶好のコンディションでした。
前半の3ホールは結構大叩きをしてしまいましたが4ホール目以降は安定してきたのでまずまずです。特に3ホール目のショートホールでティーショットをバンカーに入れ1発では出ず2発目はホームランで上がってみれば8つも叩いたのがショックでしたが、それ以外は今年最初にしてはまずまずです。4ホール目以降はボギー4つ、ダブルボギー2つといつもより良い感じでした。前半のトータル55は予想以上の出来でした。
昼食後の後半はほとんど大きなミスはありませんでした。パー1つ、ボギー2つに残りはすべてダブルボギーでした。パット数も14と実力以上の出来です。通常9ホールすべて2パットでも18ですからまぁすごいことです。それでダブルボギーが多かったと言うことはアプローチショットがほとんどグリーンを捉えられなかったと言うことでもあるのでまぁ運が良かったのかもしれません。でもこの寒さの中でハーフ50は自分としては出来過ぎです。
いつも冬はトータル110を上回るのですが今年はなんと105と好調です。この調子なら今年は100をいくつ切れるかと楽しみです。
今回のゴルフは3ヶ月ぶりの上に少々寝不足気味で体調的にはちょっと不安な状態でしたが、それが良かったのかどうかわかりませんが力が入らず飛ばそうとも思わず、ミスしてもカリカリすることもなくゆっくりゴルフを楽しむことができました。
最近ゴルフをしていて良かったなと思うことはミスをしてもムキにならずに心の切り換えがだんだんできるようになってきたことかな。そうはいってもこれがいざボールを目の前にすると中々できないものなのです。年はとってもまだまだ精神修養ができないのですが、そろそろ少しずつ練れてきたかな。
2月8日(木) 晴
今日はS木氏と共に見舞いがてらN社長のところを訪問。癌を宣告されて元気がないかなと思いきや元気な様子で少し安心しました。もっとも抗がん剤を打ちながらの勤務なので大変だとは思うが雑事に追われながら頑張っている方が体にも良いように思う。少し痩せて精悍になったように見えるし、調子の良い時はいつも通りにやっているのが一番だと思いました。先々のことも考えて奥さんや娘さんを煩わせることのないように着々と手を打っている話を聞いて、何もしていない自分が情けない。まぁ抗がん剤治療で進行が減じているようなのでこのまま快方に向かって欲しいと願っている。
最近比較的若い方が亡くなっているニュースが多いのですが、一昔よりは医療も進歩しているので克服できるケースも多くなって来ると思います。病魔だけでなく他にもいろいろあると思いますが、あまり深刻にならず自然体で普段通りにして行くこと大事のような気がします。人生には予期せぬことがいろいろ起こるものです。そんな時、悩み苦しむことになるのですが、運命に逆らわず開き直って今を精一杯生きる心がけが大切です。まぁ人生を積分すれば一定ですから悪い時は次に必ず良いことがあるものです。
さて明日は今年初めてのゴルフです。多分寒くてボールは飛ばないし、スコアも悪いはずですが、童心に戻って枯野を駆け巡るのも良いでしょう。まぁ好きなことはできる間にやっておくことにしています。どう転んでも若返ることはないのですから・・・。
2月7日(水) 晴
相変わらず寒い日が続きますが、2ケ月ぶりにマリーナに足を運びました。
そろそろ今年のヨットの準備を始めなければなりません。とりあえず運営できるかどうかも不確定ではありますがマリーナとの確認事項や船内の災難除けお守りの取付、ビルジのくみ出しなど船の様子を見に行ってきました。
この時期はマリーナにはほとんど人がいません。マストが風に唸っているだけです。
レイアの周りにはたくさんの海鵜がいたのですが、驚かせてしまいました。誰もいない海でゆっくりしていたのにゴメンナサイ!
とりあえず船内のデスクの前に取り付けている災難除けのお守りを新しい物に代えてきました。毎年熱田神宮に初詣に行った時に購入したものに取り換えているのです。
エンジンを起動し、ビルジポンプで船内に溜まった水をくみ出すのですが、こちらはホースのフィルターを忘れたため上澄みだけをくみ出し途中で止めました。まぁ次の機会にフィルターを持って来てからにします。
とりあえず今年も船(レイア)はなんとか頑張ってくれそうです。
マリーナとの相談は担当者が出張中のためできませんでしたが、別途電話をいただくことにしました。まぁいろいろ運営していくのは大変なのですがH木氏、N山氏の協力をいただき何とかできそうです。船の総合保険も更新しました。あとはマリーナとの調整が済めば船底塗装の準備に入ろうと思います。なにしろ中小企業の経営のような運営なので中々うまくは行きませんが少し目処が立って来たのでもう少しです。まぁ甥の結婚やら出産やら葬儀やらいろいろ予定外の物入りが重なってしまったのでちょっと苦労しています。まぁ他にも趣味があるのでアラブの富豪のようにはいかないもどかしさの中でやっているのです。でもまぁなんとかなるでしょう!
2月6日(火) 晴
昨日は月に一度の俳句の会に参加。即席ではあるがなんとか間に合わせの5句を作って臨んだ。まぁ先生の添削を受けながらいつまでたっても進歩のない自分に少々腹が立った。推敲もしないでそれは当然でしょう!と言われればその通りなのですが、字を間違えたり、季重なりになったりで自分でも信じられない失敗が必ず1句か2句にあるのです。まぁ解釈の違いや言葉の言い回しは良いとしても基本的な間違いには自分に対して腹が立ってしまいます。まぁ先入観と言うのでしょうか、比較的スッと作れた句で我ながら・・・と思っていたものほどこんなことが起きてしまいます。もっともメンバーが元の同僚だから結構気楽にできるのかもしれない。これがどこかの会だったらとても無理でしょう。
さて今日からしばらく何も予定がないのでゆっくり本を読んでいます。久しぶりに知り合いのいる喫茶店に行き本を読んで来ました。残念ながら知り合いの人はいませんでしたが、広いので気兼ねなく粘れるのがまぁいいかな。最近は軽い時代小説ばかりなのですが少し今までとは違う著者の本も読んでみようと一昨年亡くなった白石一郎氏の「海狼伝」を読んでいます。昭和62年に直木賞をとった本ですからずいぶん昔の本になります。村上水軍の末裔の話のようですが海や船に興味のある自分には面白そうです。そういえばそろそろ船の整備を始める準備もしなければならない時期に来ました。この寒さが一段落したら始めます。
2月4日(日) 晴
今日は明日の俳句の会に提出する俳句を考えて朝から悩んでいます。まぁいろいろ悩んだ末にとにかくできて一安心して、俳句の会に臨んでは先生からいろいろ指摘を受けてへこんだりの繰り返しなのです。まぁ毎日の出来事に喜んだり怒ったり悲しんだりしている日々なのでこれから先も悟りを開くこともないと思っています。
よく人は学問とか修業を積んで悟りを開き喜怒哀楽を無くすことが良いことのように言っています。でも安岡正篤師はその著書でまったく逆のことを言っています。すなわち学問とは喜怒哀楽を学ぶことだと言っているのです。学問や修業とはそんな非人間的なものになるためではなくいかに喜び、いかに怒り、いかに哀しみ、いかに楽しむかということのためにあるものだと言っているのです。
自分もその言葉の通りだと思っているのですが、問題は喜び方、怒り方、哀しみ方、楽しみ方にあるのではないでしょうか。周囲の人や社会に対して節度を持った喜怒哀楽があるように思います。節度のある喜怒哀楽を見つけて行くことが修業なのかもしれません。
2月3日(土) 晴
久しぶりにちょっと暖かいかな。そう言えば今日は節分、明日は立春だものね。少しは春が近づいてきたことを感じさせる日もないとね。でもまた来週は寒波が居座るそうだからもう少し我慢かな。
今日は科学館でものづくりボランティアの総会。来年度の予定やら昨年の秋以降に実施したものづくりの報告を聞いてきました。4月以降の予定に2つほどエントリーしてきました。まぁあまりうまく教えることができるかどうかわからないけどとりあえずチャレンジしてみようと思います。自分には孫もいないので小さな子供達への接し方もたぶんうまくできそうもないけど科学に興味を持ってくれる子供達がいたらいいなと思います。
ところで昨日は相撲協会の理事選があって貴乃花親方がたったの2票だったようです。まぁもう少し票が入ってもおかしくないと自分は思っていたのですが相撲協会と言うところはどこかの政党よりも旧態然としたところのようです。なんでも投票は昔の記名制に戻して実施したそうです。犯人探しがないようにと〇印を付けるように変わったと聞いていたのですが、結局執行部の都合のよいように変えたようです。これでは一門の縛りから抜け出して自由に投票することもできないだろうし、それを破って投票した後を考えて長い物には巻かれろ式に行われた理事選だっとのでしょう。
荘子の言葉に八痣四患(はちししかん)と言う言葉があります。すべてを説明するつもりはありませんが組織や国を納める上で八つの疵(きず)と四つの病弊があると言う言葉です。この中で四つの病弊と言うのは偽私放奢(ぎしほうしゃ)です。偽はうそのこと。うそは小事ではすぐにわかりますが社会や公共のことになるとだんだんその真偽がわからなくなります。一般人にはその真偽がわからずに盲目的に信じてしまうことは多いのです。
二つ目の私はわかりやすいと思います。自分の都合のよいように持って行き私欲を満たすことです。さしずめ自分達が都合のよいように投票の方式を変えることなどはこれにあたるのかもしれません。それにしても既得権益を維持するために画策する人間はどこの世界にも多いのです。まぁ今の政治家も自分の私財を投げ打って世のために尽くす明治時代の政治家のような人は一人もいませんものね。
三つ目の放は放埓とか無責任とか無礼な奴のことです。礼儀も道徳も秩序もなく勝手放題にやって顧みないことですが、ここは中々解釈が難しいところです。世の中が変わって行く時には旧態然とした礼儀とか道徳とどう対処すべきか考えどころです。多分ここいら辺で貴乃花親方はいじめられているような気がします。まぁ隠蔽体質の組織の礼儀を強要する方も問題あるように自分は思いますが・・・。
四つ目は奢は奢侈と言う事です。まぁ一度贅沢に染まってしまったら中々抜け出せません。昔質素倹約などと言う言葉が良く使われていましたが世の中が便利になって文明の利器は手放されなくなりました。まぁそれは良いとしても我々一般人から見て節度ある生活をすると言うことでしょう。
すべからく組織と言う物はこの四つの病癖を取り除くことから始まるのかもしれません。かく言う自分は権力も財力もないから偉そうなことが言えるだけなのですが・・・。
2月2日(金) 雪のち曇
一昨日より御殿場の田舎に行ってきました。一昨日は伯母の通夜、昨日は葬儀と慌ただしくしてました。一昨日は通夜が終わって田舎の家に着いたら月が欠け始めていました。そうなんです。この日は皆既月食でした。寒いけど一応月食の月をスマホで撮影して見ました。
完全に赤褐色になるまでと思いましたが寒くて途中で家に入りました。皆既月食の話はこの前書いたので余計なことは言いません。見なかった人は下の写真でも見て月食の気分を味わってください。
昨日は午後から雪が降り出し大変な天気になってしまいました。田舎の葬儀はまる一日かかるので寒くておまけに雪で結構大変でした。告別式、出棺、火葬場、お墓での納骨、五七忌と続き忌中をいただき終了。終わってみればもう午後6時、雪は積もり出して田舎の家の中の温度計は1℃です。とにかく家じゅうの暖房器具を総動員して寒さをしのいでいました。外は間断なく雪が降り続いています。
田舎の家に着いた一昨日にもまだ先週の雪が庭の通路に残っていました。その上にまた雪ですから大変です。
家の前の庭も一面雪で覆われて外に出ることもできません。
とにかく帰るにも靴が埋まってしまうので、朝から長靴を履いて雪かきをしました。運動不足のせいか腕が筋肉痛です。
幸い御殿場線は運休にならず動いていることをネットで確認して、駅までリュックを背負い礼服のスーツケースを持ってゆっくり歩いて坂道を下り駅まで来ました。無人駅の線路が2本、雪の中に伸びているだけです。
この雪も御殿場から2駅すぎるともう雪は降っていなかったようです。沼津までくると雪が降っていたなんて嘘のようでした。まぁ標高が500m違うのでこんな物なのでしょうか?まぁともあれ雪の田舎家を脱出してなんとか名古屋に戻って来ました。
とにかく明日は科学館で「ものづくりボランティア」の総会になんとか出席できそうです。