鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

きょうのテルマエ さよなら富来浴場

2020-02-23 22:55:00 | 今日も銭湯、明日も銭湯。


西日暮里駅からぷらっぷら歩いて5分くらいでしょうか、大通りから一本入ったところに富来浴場(とぎよくじょう)があります。
ウチの嫁様と付き合い出した頃、所用で都内に出かけた彼女が見つけたのが此処でして、ワタシも思い出深いテルマエなんですね。
ところがネットに突如3/31閉店&取り壊し予定の報が入り、ワタシはいてもたってもいられず。
昨今のコロナ騒ぎで正直人混みも都内も通勤電車も乗りたくないワタシですが、お別れ入浴をしておきたくて。
持病の通院日にちょっと回り道をして、富来浴場に立ち寄ることにしました。






こうやってみるとなにも変わってない・・・以前もレポートしましたが、もともとある銭湯の建物の上に増築しているのでちょっと不思議なことになってます。一見して風呂屋には思えないですね。




閉店のお知らせはよくありますが、その後取り壊すことまで書かれてるのはあまり無いです。
ますます寂しい気持ちになりました。


ささやかな入り口。「富来湯」と書かれていますね。中に入ると左手にフロント。女将さんに470円を払います。閉店にあたりいろいろなモノを希望の方に譲られたようで、休憩室は素寒貧としていました。
右手から男湯に入ります。脱衣所にあった籐の籠も姿を消していました。ここは真ん中に畳敷き半畳くらいの座れる場所がありましたが、これは健在です。
浴室は三河島の雲翠泉とよく似ているレイアウト。真ん中に楕円形の湯槽、それを囲むよう三方にカランがあります。右隅はカランをふたつ潰して薬湯が設置されていました。
残念ながらペンキ湯のスペースは青いペンキで塗り潰されていますが、女湯との境目のタイル絵が美しい。
時間は4時過ぎ、早い時間にしてはお客さんが多く活気があります。お名残り入浴はワタシを含め二人だけ。まだまだ地元客に愛されてるテルマエですが、廃湯の理由が設備の老朽化ですから、仕方ないのでしょうね。
カランのシャワーはまだまだ勢いよく、見えるところは綺麗なので余計に悲しいかも。
湯は42度くらい。やや深湯の方が熱さを感じました。




                     また、寂しくなりますね。




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ゆず湯

2019-12-22 22:53:00 | 今日も銭湯、明日も銭湯。


ことしのゆず湯は仕事帰り、小岩の武蔵湯へ。
いつもながら快適な風呂に大満足。ナイロンの袋に入った10個分くらいの柚子が、普通の温度の湯、高温の湯にそれぞれ入っていて、なんとも幸せな香りと肌触りの湯。

あらら、2日からフルに営業してるのね。


ヤクルトいただきました。


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きょうのテルマエ 南千住 草津湯

2019-10-25 15:52:00 | 今日も銭湯、明日も銭湯。
秋深まる日々、雨ばかりの毎日で嫌ですね。
台風被害に遭われた方々が、早く日常生活に戻られるよう願っております。我が千葉はまたしても台風の余波で大雨でして、ほんとに悲しくなりますね。



さて天気もよくないしニュースを観てもアレだし、仕事も今ひとつ。ひとつよいテルマエに出かけ気分転換を図りましょう。
最近テルマエの記事が少なめですが、決して風呂に行っていないわけではなく、今まで行ったお気に入りの風呂へリピートしているのです。
でもたまには新しいところへ行きたいですよね。そこで今回いろいろ調べて南千住から歩いてすぐの草津湯さんに出かけることにしました。






久しぶりに澄んだ空気。小学校の隣にありましたよ。








いやいや、これはよいですなあ(о´∀`о)



右手から入り、優しげな女将さんに湯銭470円を払い脱衣所へ。一番風呂のジイさんたちが上がったところで混み合っております。
常連さん達の荷物やら何やらありますが、きちんと整理されているので不快感はありません。中へ入り身体を洗って湯船へ。お、温度計は38度を指しておりますがそんなわけないwww
入ってみると、熱湯です。43度はある感じ。ただ井戸水を薪で沸かした柔らかい湯なので、すぐに慣れました。ここは床から泡泡が出たりとかが一切ないので静かなもの。カランで髭を剃るオッさんの「ゔっ」「グッ」息遣いがワタシのところまで聞こえて参ります。
ケロリンにプラの風呂椅子は特別変わったことがありませんが、M字の緑の椅子は久しぶりに見かけました。誰も使って無かったですが。
風呂上り女将さんにお礼を言ってコーラ片手に三ノ輪橋の電停までぷらっぷら。いやー、やはり風呂通いはいいですね。
















通りがかり、気になったモノたち。




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きょうのテルマエ 小岩 鶴の湯 リニューアル

2019-06-24 22:35:26 | 今日も銭湯、明日も銭湯。

今日から小岩の鶴の湯がリニューアルオープンということで、午前中の所用を済ませたあと、一直線。

ばあちゃん達が、お花が綺麗ね〜と。
中に入ると番台まわりは整理されているけど、脱衣所あたりは扇風機が新品に取り替えられてるくらいでそのまま。じいちゃん達がわいわいやってる中、パッパと脱いで浴室へ。
おおっ、中はずいぶん変わっています。床のタイルは滑りにくい流行りのタイプに。
カランとシャワーもリニューアル。湯がズバズバ出て気持ちいい。女湯側から6(4/4)(4/4)4。
湯は相変わらず薬湯だけが42度の適温で、爺さん達はそこに集まっておりました。
圧巻はペンキ絵。北斎のようなデッカい波がドッパーン!という絵柄は初めて見ました。そこを行き交う小さな船と船。奥には富士。
何方の絵なのか、色使いは田中みずきさんぽいのですが。女湯には赤富士がかいま見えました。
そとの露天風呂はそのままで、相変わらず快適。またちょくちょくお邪魔しようと思いました。



梅雨の晴れ間の、気持ちよい一日。
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きょうのテルマエ 倉敷 えびす湯

2019-06-14 03:35:32 | 今日も銭湯、明日も銭湯。

倉敷に行きました。
あ、いや、帰省の序でに行って参りました。
今まで鞆や尾道、呉など、散歩に楽しそうな街を探して歩いてきたのですが、倉敷だけはなんとなく意識から避けておりまして。それというのも美観地区に代表されるわざとらしい眺めがあちこちに書かれていて、ちょっとあざといのだろうか、なんて思っておりました。
食わず嫌いはいけないと思い、今回初めて訪ねてみることに。テルマエも探してみましょうね。









ワタシ、ほんとに反省しました。食わず嫌いはいけないって。表も裏も、こんなに歩いて楽しい街はそうは無いって。今回は美観地区周辺と、旧玉島地区を中心にぷらっぷらしてきたのですが、また機会をみて歩いてみようかと。

そこでです倉敷のテルマエ、銭湯を探してみますと、美観地区あたりの駅近にある「えびす湯」さんがネットでの評判も良さげです。ターゲットをここに絞り、6月だというのに31度もあり汗だくになった身体を休めに参りました。

ぷらっぷら歩くだけで癒されますな。

!!!!

見つけました。





予想を上回る渋さ。いや〜こりゃ、来てよかった。
シャッターを切りまくるわたくし。
巨大な暖簾をくぐり中に入ると、関西式にすぐ番台があり、可愛らしく愛想のいい女将さんに湯銭410円を払います。
古いながらよく磨かれ、気持ちのいい脱衣所。関西に多い漢数字で大きく番号が書かれたロッカーに荷物を入れて浴室へ。
こう、なんていうか湯槽がこれは・・・ものすごく大きな石をくり抜いたモノですね。あとで伺うと御影石らしい。
これは凝っています。なんでも女湯の湯槽と一体らしく、壁で仕切られてるだけらしい。
壁際のカランで身体を洗います。桶は関西式の小さめケロリンと・・あーッ、木桶がいくつかありました。
これはもう、そちらを使わせていただきます。シャワーなんてものはないので、カランでお湯をいただくのですが、これがまあ滅法熱いwww
床も御影石で、湯を流すためか細長いそれがずらりと敷き詰められて、そのあいだに隙間が設けられています。
ともかく大正時代の創業以来変わっていないそうで、非常に歴史を感じさせます。
湯槽に浸かると、意外と言ってはなんですが極めて適温。めっちゃ気持ちいい。女将さんが「ここはパワースポットなのよ」とおっしゃっておられましたが、確かにそうかも。
久しぶりに素晴らしい地方銭湯にめぐり合いました。今度は時間をとって、ゆっくり入りたいですね。
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