いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

ほめなくてもいいから叱らない

2016-02-13 | 叱りも罰もない犬との暮らし方

意味不明・・・ですよね。

犬っていつもしつけのことばかり…じゃないですか?

「いい子~」ってヒトがよし!と思ったときにしか言われていないんじゃないですか?

よくトレーニングの動画で、ひっぱったり吠えたりする犬にリードショックして

立ち止まったり、ほえやんだりしたら「いい子」ってワシャワシャなでるトレーナーさんがいるけど、

リードショックは合図じゃなくて、やっぱり叱りですよね。

立ち止まったり吠えやんだりするから嫌なリードショックから解放されるんですよね。

つまり、引っ張らないで歩けば、吠えなければ嫌なことはないんだよ。

反対に言えば、引っ張ったり吠えたりしている以上いつでも何度でもリードショックされるんだよ。

だから引っ張らないで歩く、吠えないという行動が強化される。

理論的にはそうかもしれないけど・・・。

ほめるのは今だ!って時に、心から「いい子~」って言えてますか?

ほめなきゃ!って気持ちは犬にはバレバレですよ~。

だって犬ってヒトの気持ち読むの天才ですから。 犬はその「いい子」をうれしいと思えるでしょうか?

例えばいっしょに散歩しているとき引っ張らないで脚側で歩いたとしたら、あなたはそれをほめてますか?

当然のこととばかりに、飼い主はその状態に満足して声もかけずにいませんか?

そう、「ついて」と言わないでも脚側で歩いているときのことですよ。

ほめるってなんだか飼い主に対する報酬って思っちゃうんですよね?

犬が自分の思うとおりに行動したってことに対する報酬・・・。

 

グラビアのカメラマンさんが、モデルさんにかけることば知ってますよね~。

「いいねぇ♪」「その笑顔いただき~♪」「もう少し右見て~、そうそう♪」

これって「ほめる」のとちょっと違いませんか?

いまは、そのショットがほしいけど、いつもそうとはかぎりませんよね。

グラビアのカメラマンさんは、今いいところをモデルさんに伝えているだけですよね。

そしてカメラマンさんはいいショットが撮影できて、モデルさんは素敵な自分を写してもらえる♪

Win-Win ですよね。

 

それを自分の愛犬と自分に当てはめてみましょう。

ことさらほめるところを探さなくても、愛犬のいいところって飼い主だったらわかりますよね♪

足取り軽く歩いたり、におい嗅ぎして満足してちらっとこちらを見たり・・・

たわいもないことだけど、それって楽しそうですよね。

「たのしいねぇ♪」、それを伝えて犬と共感できればわざわざほめなくてもいけそうじゃないですか?

そういう間柄になれれば、止めなきゃいけないときの「行かないよ」や「ほえないよ」

が叱らなくても、犬に伝えることができるようになるはずだとおもうのです。

犬と暮らすのに、いつもピリピリしてるって…ねぇ。楽しくないじゃありませんか?

家庭犬ですもの、おたがいに安心できる間柄を保てればいいんじゃないかなぁ(o^―^o)

今日はノーズワーク♪

じゃぁ、どうやったらいいんでしょうか?

それはまた次回にでも♪