今日は午後から推進員報告会・研修会に参加しました。
今年は各区とも、地域猫活動、災害時のペット対策などにかかわる活動が多かったです。
実際私の区でも狂犬病集団接種会場のお手伝いの他では同様の活動が主でした。
地域猫活動をされた推進員さんと
災害時同行避難等ペット対策講習会開催された推進員さんの活動報告がありました。
特に地域猫活動は、区役所と地域の大学との連携事業と町内会を巻き込んだ活動で
地域住民との友好的な連携がいかに大切かが伝わってきました。
動物愛護センターの業務報告は、主に、猫の不妊去勢助成の報告でした。
横浜市は殺処分0をうたっていません。
ただ、殺処分を減らす努力はしています。 実際減少傾向にあります。
収容犬やねこも少しずつですが減っていますし、犬の半数は返還されています。
横浜市では、犬とねこの不妊去勢費用の助成を長年してきました。
H22年から助成を猫に特化して、26年度は年間6000頭分の予算で
現在、6208頭実施済みです。
内訳は飼い猫3,353件、飼い主のいない猫2,855件でした。
獣医師兵頭先生のお話でした。
「わたしの動物福祉活動 ~50年を振り返る~」
先生の経歴のお話と、質問リストに答える・・・だったんですが、
時間が押してしまってほとんど福祉活動のお話までいかず・・・
そのなかで、「フリーダムフード」の紹介がありました。
*フリーダムフードとは・・・
農業と動物福祉の研究会 から引用
(2)RSPCAによるフリーダムフードの普及
フリーダムフードは、イギリスで最も古い動物保護団体RSPCAによって、家畜のアニマルウェルフェアの
改善のために消費者に理解されやすい食品ラベルとして1994年に開発され、
フリーダムフード株式会社によって運営されている。フリーダムフードのラベル表示のある食品は
鶏肉、豚、牛肉等の素材そのものだけではなく、ハムなどの加工品も販売されており、
イギリスでは消費者がほとんどの大手スーパーで購入できる非常に一般的な食品と変化した。
RSPCAが実施したオンライン消費者調査によれば、消費者の認知度もこの2年で22%上昇しており、
最も信頼できるブランドとの評価も得ている。また、フリーダムフードのような家畜福祉に
配慮した食品に対して消費者は通常の食品より10%高い価格を支払ってもよいと回答している。
消費者も家畜の福祉について考えることが生産者の意識を変える一端となるとおっしゃっていました。
たとえば、養鶏場で生産された卵ではなくて、ちょっとお値段は高いけど、平飼いのにわとりのたまご…を買うとか。
情報として2月に都筑区でトラばさみによる猫被害がおきていて、現在も警察が捜査中だそうです。
トラばさみの使用は狩猟用としては2007年に使用禁止。また有害動物の捕獲のための使用も禁止。
つまり、使用全面禁止です。
トラばさみを見かけたら警察におしらせくださいとのことでした。
今年の狂犬病予防接種のお知らせが来ていると思います。
都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(H21年度~平成26年度)
狂犬病予防接種は、現在法律で定められた、飼い主の義務となっていますので、お忘れなく。