いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

地域防災拠点訓練

2016-11-20 | 動物福祉・推進員活動

小春日和の今日は市立中学校で開催された地域防災拠点訓練でペット防災の活動してきました。

今日はこの中学校が防災拠点に指定されている町内会の方が集まって

防災倉庫のチェック、炊き出し訓練、応急処置、リアカーや車いすの操作の体験などをしました。

今回は武道場の脇でしたが、どこに設置するかはこれからです。

それにこんな小ささではみんな入りきらないですよね。

私は、今日もペットの避難所のシミュレーションとして行動用テント、ケージやクレート

また、飼い主さんが準備するものなどのお話をさせていただきました。

ペットの避難といっても、最終的には飼い主さんの安全が第一なのですよね。

今日は、普通の防災訓練でなく、実際の避難所での訓練だったので、

もちろんペットの避難場所をどう設置するか、どこに設置するかなどのお話を

拠点の防災運営委員長と中学校の校長先生にお話ができました。

先日の危機管理士認定講座の時の資料として避難所の図面をいただいていたので、

それを見て、実際に学校の図面を作ってどこに何を置くか、どこを総合受付にするかなど

検討するといいですよとお話させていただきました。

実際に図でみると具体的に考えやすいですものね。

避難所では、すでに設置されているものがあり、例えば炊き出しはここでしかできないなども

ありますから、配置を考えるときに制限があったりします。

ペットを飼っていない人はやはりにおいや毛またアレルギーのこともあるので、

いつもの防災訓練よりは、お話を聞きにいらっしゃる方が多かったです。

ペットを飼っている方には、まずは飛び出し、逃走注意。

自分のペットは自分が守る。ペットのごはんや水はあとまわしですしね。

ケージやバリケンも区には30個しかありません。

お世話も飼い主さんが自分でしなければなりませんよね。

そこら辺もお伝えできたかなと思います。

区の職員の方もおっしゃっていたけれど、発災するとまずは区役所のロビーが

帰宅困難者の拠点になります。平日の勤務時間内とは限らないし、一応区の職員の中には

自宅から徒歩で登庁できる人が配属されているそうですが、とても足らないですから

本当にわが身を守るのは自分しかいないことになりますね。

うちは原則建物が倒れなければ自宅で避難ですが、すぐそばの防災拠点でも

避難してきたペットの場所を考えてほしいと思っていて、検証委員会が一段落したら

区役所を通じてお話をもっていこうとは思っています。

皆さんのところでも、防災拠点(避難所)のどこかにペットの場所を確保してもらえるように

運営委員さんにお話を持って行ってくださいね。

こちらでは、来年は実際にペットを連れてくる訓練もするということでした。

それまでに災害がないことを祈ります。

車の中や、

家でのクレートトレーニングはできているけれど、

出先で絶対に静かにしていられないChoco.さん…(;´д`)トホホ