いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

横浜市動物適正飼育推進員研修会 ~20180811~

2018-08-11 | 動物福祉・推進員活動

今日は平成30年度第1回横浜市動物適正飼育推進員研修会でした。

今回のテーマは

◆横浜市の人とペットの災害対策 (横浜市動物愛護センター)

◆人とペットの災害対策について~被災地の事例から学びましょう~
 (特定日営利活動法人アナイス 平井潤子氏)

動物防災の3R 準備と避難と責任と 動物防災は3Rで考えよう!

Ready(準備):平常時からの備え

Refuge(避難):速やかな動物同行避難と避難生活でのヒトと動物の共生が大切

Responsibility(責任):◆終生飼養するために、同行避難し、
            動物とともに避難生活を乗り越えられるように
            防災対策を整えることが、動物への飼い主責任

           ◆迷子動物による地域の公衆衛生環境への被害(糞尿)や、
            他人の財産への被害(室内の汚損・器物の損壊等)、
            群れた犬に地域住民が怖い思いをしないようにすることは
            社会に対する飼い主責任

           ◆給餌により生き延びた迷子の動物たちが繁殖し、
            地域の自然環境への影響を防ぐこと、
            飼い主を見失った猫たちが被災地で繁殖し、 
            その後、地域の殺処分数が増えないようにすることも
            社会に対する飼い主責任

 

*動物との避難生活にはいろんなパターンがある。(飼い主同士の共助が必要

ペットとともに避難所で避難生活を送ることだけが選択肢ではありません。
たとえば、災害が発生しても、自宅に被害がない場合、また類焼火災や土砂崩れなど、
継時的な被害の心配がない場合には、安全を確認して自宅に戻り、
人も動物も自宅避難(自宅にいて物資や情報は避難所で得る)するという選択肢もあります。

また、避難者が溢れていて動物飼育スペースが確保できない避難所で、
猫をキャリーバッグに入れたまま何日も生活させなければいけない、などという状況なら、
自宅が安全であれば、動物は自宅飼育し、飼い主は避難所で寝起きし、
避難所から動物のお世話に通う、という方法もありえます。

自宅が使えなくても、ほかに壊れていない家があって、その家の方が協力してくれる場合は、
そこにペットを集めて、飼い主さんたちが協力してお世話に通う、という方法もあります」

アナイスのFBページから転載しました。

 

 

横浜市防災計画 (横浜市)

災害時のペット対策 (横浜市)

災害時におけるペットの救護対策ガイドライン (環境省)

人とペットの災害対策ガイドライン (環境省)

飼い主への普及啓発
地震災害時の飼い主の避難フロー図(参考)P46,47 (環境省)

 

今までもいろいろなペット防災セミナーには参加してきました。

それでもお話を聞くたびに私の想像とは違う現実が避難生活の中にはあります。

いつ起こるかわからない災害ですから、季節、時間帯、平日か休日かでも

発災時の状況は変わります。

そういうことも踏まえての準備が必要です。

また、犬かねこか、エキゾチックアニマルかでも違います。

多くの同行避難は犬かねこです。

自分のペットはどうなのかも聞いてみるといいかもしれません。

フードもドッグフード、キャットフード程度で、ミルワームなんてありません。

犬よりも猫の方が避難生活は難しいです。(猫の方がストレスを受けやすい)

 

避難所も全国で統一されているわけではなく、自治体に任されているようです。

ペットの同行避難についても予定しているところばかりとは限りません。

我が家の近隣では、ヒトのことで精いっぱいと言われています。

防災会議などに参加することもままならない状況でもあります。

なんとか切り崩したいと思っているんですけどね。

それには仲間が必要なんですが、飼い主向けにもっと啓発!ですね。

皆さんのお住まいの所の行政ではどのようなガイドラインがありますか?

一度都道府県や市役所、区役所や、愛護センターのHPを開いてみてくださいね。

 

 

普段つながりのない人たちがストレスのある状態で集まってくるのです。

そこではペットをはじめ、子どもに不満が向かいがち。


ペットを飼っている人たちで、日ごろからコミュニティーを作っておく。

⇒避難所では、日中用事があって不在になることが多いので

そんなときのためにも頼める人がいると安心。


私のまわりの人たちもみんな上げ膳据え膳で行政や町内会がやってくれると

思っているんじゃないかな?

なんとかしないといけないかも…。