いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

いぬめし塾

2019-06-10 | 外部セミナー・研修会

昨日は、チャーリーママさんとはるままさんと一緒に

京子アルシャー先生のいぬめし塾を受講してきました。

第1回は、

1.犬の体を知る

2.No 腸内細菌 No Life

3.これだけは死守したい手作り食のポイント

4.BARF(生食)の話

まずは、犬という動物を知ることからでしたよ。

何を学ぶにもここからです!

 

Choco.がここのところおなかが安定せずにいるので

腸内細菌のお話がとても参考になりました。

また、生食でもそうですが、今ドライフードでも

犬には穀物は必要ないかのように

グレインフリーをうたったフードが人気?ですが、

家畜化した犬は、ちゃんと穀物中のでんぷん消化ができること。

野菜を摂取するよりも数多くの栄養素が取れることなど、

エビデンスもあげながらのお話は納得いくものでした。

肉を取りすぎないこと、穀物でエネルギーを補充することなどは

チロ先生のカウンセリングでも言われていたことではありました。

 

ドライフードの成分は、研究がされたうえで決められた栄養素が、

入っていますので、そこにあるたんぱく質量などは手作り食を

作るうえで参考にしたいですね。

 

昔、猫ご飯セミナーに行ったときに、

その先生は、AAFCO の成分表に則って材料や分量を出していて

手作り食って大変!!って思ったことがありました。

昨日のお話ではそこまでではなくて、手作り食も続けられそうでしたよ。

  

今回のお話の中では、

手作り/BARF(Biological Appropriate Raw Food)では

栄養価のバランスが取れないと”適切”ではない 

手作り食のポイントとして挙げられたものは、

当たり前のことですが、健康に暮らすためには絶対必要!でした。

私の場合、Choco.に手作り食を作るようになってからは、

タンパク質量(肉の量)とリンとカルシウムの比率は考えたものの、

野菜については見た目このくらい(gで考えるとどんぶり1杯になってしまうため)

って感じでずっとやってきたけど、ちょっとおおざっぱすぎたかも…。

 

そして、消化と腸内細菌の働きについて、Choco.はどうかな?と

考える機会をいただけました。

下痢をすると、大事な働きをもつ腸内細菌が便とともに流れ出てしまうこと

そして、腸内細菌がいなくなったところに細菌が入り込んでしまうこと。

よい腸内細菌は繊毛にびっしりとついてこそバリアになるということ。

Choco.を見ていてこれだったか~!ということばかりでした。

 

 

今日のChoco.さん

お話を聞いた後、野菜をオートミールに変えてみました。

フィッシュ4を食べないからとご飯に入れないと

やはりおなかが緩くなります。

分量は15g。袋に書いてある1食分は50gだけど、ふりかけ程度。

それでも💩は良くなる。

これ以上入れても残飯が増えるだけなので、

鶏肉、鹿肉など、家にあるものを追加。

野菜の代わりに昨日はオートミールをちょっと。

そのままでもよいとのことですが、熱湯でふやかしたもの。

おやつにトリの手羽先(手羽端がないもの)。お昼は半熟卵。

冷凍でくるものはそのまま使っちゃったりしますが、

スーパーやお肉屋さんで買ったものは、細菌汚染があるという前提で、

表面だけでも加熱が必要です。

飼い主も、生肉を手でさわったら必ず手洗い。

まな板、包丁、菜箸なども要注意です。

これからは特に食中毒の季節なので、気をつけましょう!

 

 

栄養成分を調べるのに私が参考にしているのは…

簡単栄養 and カロリー計算
人間用なので、骨とかはない。

カロリーSlism 栄養成分/カロリー計算

犬と猫の栄養成分辞典(ロイヤルカナン社提供)
犬や猫の栄養素の働きを見るのにわかりやすい。

AAFCO栄養基準に基づく成分分析一覧表(ドライフード)

そして、ドライフードの裏側ね。

手作り食じゃない人も、見てみるといいですよ。

 

例えば、グレインフリーのフィッシュ4でも、炭水化物源として

スィートポテトとえんどう豆を使用しています。

もちろん、バランスよく入っていなければなりませんけどね。

Choco.にとっては、ビートファイバーだけでなく、低GI値の

炭水化物もおなかを整える効果があるのかもしれません。

とりあえず、今のChoco.にはフィッシュ4が一番。

 

昨日の会場は、御茶ノ水でした。

久しぶりに聞いた日曜礼拝のニコライ堂の鐘の音。厳かでしたね。 

この鐘の音は、お空に帰ってしまったアレックス君に届くといいなぁ…。

 

 ニコライ堂の鐘