いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

動物福祉市民講座 -3-

2020-07-05 | 外部セミナー・研修会
昨日はEラーニング講座最終回
入交眞巳先生の「動物行動学」を聴講しました。

「動物行動学」とは…
生物の行動を研究する生物学の一分野。 
日本では伝統的に動物行動学と訳されているが、
原語のエソロジーはギリシャ語の ethos(エートス:特徴、気質)に由来し、
特に動物に限定するニュアンスがない。(Wikipedia)

まず、「その動物はどういう動物か?」を知らなければなりませんよね。
ヒトの近くにいる家畜や伴侶動物は長い年月をかけて
ヒトと暮らしやすく進化させてきた動物たちです。

だからこそわたしたちは、「動物福祉」に則って
動物たちと接し、暮らさなければなりません。
動物福祉とは…
動物の快適性に配慮した飼養管理と定義される
「動物が精神的、肉体的に十分健康で、幸福であり、
環境とも調和していること」

これは、すべての動物に当てはまります。

その動物が、健康的に、安全に、精神的に満たされた暮らしをするために
必要不可欠なものをヒトがないがしろにしてはいけないということです。

たとえ、ヒトにとって不都合な行動であっても、
動物がなぜそのような行動をするかを
知らなければ解決することは難しいですよね。
うれしいんだな、楽しいんだな、さみしいんだな、
こわいんだな、嫌なんだな…
動物たちはヒトと同じ言語をもたないので、ボディランゲージ、
カーミングシグナルなど自分の気持ちを発現して伝えようとします。
その外に見える行動だけを問題にして、動物からの訴えを無視したり、
ほったらかしにしてしまったり、
叱ったり、体罰を加えても動物には伝わらないし、変わりません。
犬なら最終手段として「咬む」行動になったり、
家畜だと、ストレスで体をこわしたり、おたがい傷つけあったり
よい肉、ミルク、タマゴが生産できなくなったりしてしまいます。

だからそれらを知ったうえで、犬や猫なら暮らし方のトレーニングをすべきだし、
家畜ならできる限り飼育方法を考えて経営と家畜たちの福祉向上の
バランスを目指していただきたいなと先生のお話を聞いて思いました。

今回3回の講義を通して、
青木先生がセミナーでかならずおっしゃる、
「Animal is always right!」を思い出しました。
そこからのスタートでなければ、
動物たちが私たちと幸せに共生できる社会は難しいと思います。

動物、ヒトどちらにとっても全くストレスのない社会はないでしょう、
でもできるだけストレスが少ない環境を実現することは可能と思います。

犬のトレーニングひとつとっても、
「犬にやさしい」といいつつあの手この手を使って
犬をコントロールすることばかり考えている
トレーナーも多いです。

トレーナー任せにせず、飼い主が学ぶことから始めましょうよ。

動物福祉に則り、叱りや罰を使いません。
動物行動学、応用行動分析学(ABA)、
また海外、国内問わず正しく最先端の情報も
常時更新しています。

飼い主だけでなく、獣医さん、トリマーさん、トレーナーさん、シッターさんなど
プロの方も学ぶことができます。
詳しい内容は…チャーリードッグスクールまで

◆   ◆   ◆   ◆   ◆
今日のChoco.さん・・・


さて、昨日の夜は薬を飲んで
しっかりとご飯を食べました。
…が、今日はフードはノーサンキュー。
牛肉を少し焼いたものだけ食べました。
食べたので、薬は飲めました。
あまりの豪雨でベランダすらものぞくだけ。
今日はお散歩行けそうにありません。

ムラサキシキブ


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