いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

名前を呼んでおやつ

2023-09-06 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
私がクリッカー・トレーニングを習ったとき、
まずクリッカーの音が鳴ったらおやつをもらえることを教えました。
ここでは行動も報酬も関係ありません。
「カチ」すかさず「おやつ」です。
「クリッカーが鳴ったらおやつがでるよ」という犬とのお約束です。
この段階では、正解のときにクリッカーが鳴るということを
教えるわけではないんですよね。
その後、行動をし始めて初めて今の行動がよかった。
クリッカー➡おやつ
それでも犬にとってはなんか動いたら、
クリッカーが鳴っておやつもらえた。
まぁ、そんな感じにしか受け取れないかもしれません。
繰り返していくうちにこの行動➡おやつがわかってきて
この行動を何度も繰り返すようになるっていうのが
クリッカートレーニングです。


CDSでは、名前➡おやつ、これを大切にしています。
クリッカー・トレーニングのチャージングに似て非なるものです。
間違えないでね。

「名前を呼んでおやつ」です。

Choco.って呼んだらおやつをあげる…だけ。
これがね、⇩こうなるんですよ。
名前を呼ばれて、ポンポンされた~💛

名前っていいなぁ~😍 
この人が名前を呼んでくれるのいいなぁ😍 
ポンポンっていいなぁ😍 
ポンポンしてくれるこの人大好きだなぁ😍 
自分の名前も、名前を呼んでくれる人も
ポンポンも、ポンポンしてくれる人も
全部ひっくるめてChoco.の好きなもの💛

これが名前を呼んでおやつの神髄です!

夏目先生の投稿…
クリッカーでトリックをではなくその原理のお話し。
二次強化子をたくさん作り、
その犬の世界を豊かにしてあげたいよね、ということ。
一つが、恐怖症の軽減とかですね。
原理が理解できないから霧の中でしょうか。
永遠迷い続けることになるでしょう。


クリッカーの音も、名前も本来犬にとっては音でしかないんですよね。
おやつも報酬でもなんでもありません。ただ、犬にとってうれしいもの。
どこにも「何かしなきゃいけない行動」はないんです。
とてもシンプルなんだけれど、
「名前」も「おやつ」もいろんなものに変化して
しかも犬にとっては全部うれしいことなんです。

「行動する」より「リラックスした状態でいられる」や
「なにもしない」ことすら犬にとってうれしい気持ちでいられるんです。
ちょっとわかりにくいかもしれないけど、
犬の顔つき、耳、口元、眼、しっぽの様子なんかを見ると
ボディランゲージをよく知らない人でも、
犬がリラックスしてるんだなぁってわかるくらいです。

そういう犬にしてあげたいですよね。
 




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