推進員としてしつけのお話をするときがあります。
私のところに来る相談者の方は
家の中での犬の行動に困り果てているか
近隣からの苦情を受けて困っていることが多いです。
そういう方は初めに自分たちで何とかできないかと
ネットで検索して出てくるしつけを
端から全部試してみるわけです。
ところがいとも簡単に解決しそうな方法なのに
自分の愛犬はそれでは解決しなくて、初めて相談が寄せられます。
ほぼ飼い主さんが困っている内容が多いですが、
私は、いつも「犬の味方」でありたいと思っています。
私は、犬がどうしたいのか、そうせざるを得ないのか、
犬は何を困っているのか…。
それを踏まえて相談者さんのお話をお聞きするようにしています。
たとえば、吠えることは犬にとってはコミュニケーションなのだから、
吠え自体を0にしようとあれこれするのではなく、
お知らせなのか、なにかしてほしいのか、怖いのか…
シチュエーションによって対応が違ってあたりまえ。
吠えてくれたから、何の用かわかった、ことになりますよね。
犬の吠えに応えてあげれば、わけもわからず吠え続けることが
だんだん少なくなりますよね。
ときに、飼い主さんが先回りできれば、吠えなくて済むこともある。
飼い主さんも叱る以外の方法には最初手間取ったりもありますが、
犬をよく観察していれば💡なことも増えてきます。
だからあせらず、飼い主さんも「犬の味方」になってほしいと
お話しています。