いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

取り組んできたものはちゃんと育っている

2024-10-09 | 犬の森・オフ会( 散トレ)・リードワークWS
ほぼ4か月の暑くて長い夏休みが終わって
後期の散トレが始まりました。

皆さん口をそろえて
「夏休み中は満足にお散歩できていなかった」と。

でも、そこにいる犬たちと飼い主さんたちは
夏休み前の様子とは全く違っていました。
犬も飼い主も自信をもって相対している感じでした。
広場で近況報告
挨拶は礼儀正しく
お話を聴くときはリラックスして
おやつは下からいただく

私がみんなの様子を見たのが久しぶりだったから
よけいにそんな感じを受けたのかもしれません。
でも、休みの間きっと頑張って取り組みを続けていたんだろうな、
そして、休み明け一気に心や体に散トレマインドが
戻ってきたんだろうな…。

よく間があくとその間にまた悪化したり、
元に戻ったりすると聞きますが、
犬の森の取り組みは、付け焼刃でないし
飼い主が休みの間に変な強化をして
それに気づかずにいる、なんてことがありません。

なぜなら、エビデンスのない、
こうやれば治るというような方法だけを
練習していたわけではないからです。
毎日の犬との暮らしの中で、散トレで、
理論と実践を地道に重ねていたからに違いありません。
それはヒトだけでなく、もちろん犬も!ですから。

いろんな場面での「ピカーン!」は、
それらがだんだんつながって、
その犬と飼い主の環境を整えられるようになります。

そうなったら、犬との暮らしがもっと楽しめると思います。
秋から翌年の夏前までいままでどおりにそれぞれのペースで
進めていけたらいいですね。

私は近所のおばちゃん状態で、
「すごいね、すごいね!」とばかり言ってます。
もちろんわたしのモチベーションもあがります(爆)








石川 雅美さんの投稿 2015年10月8日木曜日

横浜散トレ 20241006

2024-10-06 | 犬の森・オフ会( 散トレ)・リードワークWS
今日は出がけにはまだ霧雨が残っていたのですが、
新横浜は雨が上がって曇っていました。


今日の新横浜は盛大なお祭りDay!で
あちこちにぎわっておりましたよ。

10月と言えばハロウィン♪

先週の小田原に引き続きの散トレでした。
犬の森のオフ会散トレは、
犬たちが神妙な顔をして行進するわけではありません。

先頭を切って走る犬もいれば、
あちこちにおいを嗅ぎながらゆっくりと歩く犬もいます。
高齢で歩くのが大変な犬は道中はカートで移動して
留まるときにはカートから降りてあたりを散策するなど
参加の仕方は色々です。
飼い主は愛犬が強引に他の犬に近づきそうなときにはしっかり止めますし、
吠えてしまう時にはリセットできるように
飼い主がリードを伸ばして離れます。
3mリードを使ったリードワークは可動域を小さくも大きくもできて
犬に負担がありません。


鼻を使うことを推奨しています。

鼻を使うことを忘れてしまっている犬は
情報量不足で生じた不安を警戒した吠えや突進で
回避しようとしがちですが、
鼻をしっかり使えるようになると
情報量が増え、安心していられるようになります。
しょっちゅう吠えてた犬がある時から静かになる、あるあるです。

自己紹介でも犬は思い思いに過ごします。
小さい子組のノーズワーク
おやつは小さ目らしいです。
常連さんに交じって一緒にいられるお久しぶりの子♪
周りに合わせて小さくなる超大きい子(爆)

散トレは訓練ではなく、犬たちのコンディションを整えて
本来の姿で心地よくいられる環境を参加者が作るものです。
その環境の中で犬が犬らしさを失うことなく、
私たちと共生できる力をつけ、家族の一員として
幸せに暮らすことを目指して飼い主が学び、サポートするものです。





明日は横浜散トレ

2024-10-05 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
今日、秋の里山ガーデンで
ころころんさんとお花を楽しむ予定が、
雨で1週間後に順延。

明日持っていくおやつを作りました。

今が旬のサツマイモと豚ひき肉、パルメザンチーズ、粉かつおぶし。
オーブントースターで焦げないように気をつけて。
出来上がったらいつも通り鼻くそ大に切り分けました。
後はキッチンペーパーで油分を切って
つまみやすいようにしました。

明日の散トレでみんなに気に入ってもらえるとうれしいです!



散トレでは、私の方から犬たちに近づくこともあるし、
反対に犬たちが私に近づいてくることもあります。
おやつはあげたり、あげなかったり、
でも名前を呼んだり、「いい子ねぇ」と声をかけたりは
何度でもしますよ。
飼い主さんじゃない人からのうれしい声かけは
その子にとって安心の壺を満たすことにもなるからです。

大きな動きをしないように、大きな声を出さないように。
自分がおだやかな、犬にとって安心できる人であるように
いつも平常心でいることを心がけています。
きっと犬たちはそれを嗅ぎ分けているはずだと思うからです。

犬が今いる環境が犬にとってよい場所でありますように。
そういう環境を少しでもサポートできるように、
明日も犬たちが楽しめますように。
参加者みんなが同じ気持ちでいる散トレは
どの犬にとっても心の支えになると思っています。


自分もこうありたい。

石川 雅美さんの投稿 2016年10月4日火曜日

犬との暮らし方

2024-10-03 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方


私は犬の森散トレに参加していて気付いたことがあります。
それは学びの中で飼い主さんたちが、犬の思いをしっかりと受け止めて
犬に対してこうあってほしいこと、より暮らしやすくなるだろうことを
犬にわかりやすく叱らずに伝えられていること。
それが犬にちゃんと届いているから、
豊かな感情を思いっきり見せることができる場になっています。

先日小田原散トレで初めて参加の犬は、
先生にリードを持っていただいた時に
心地よいことはこういうことだと、
ピカーン!とくるものがあったと思うのです。
そして、飼い主さんたちに挨拶に行ったときには
前なら吠えてしまったはずの犬もその場にいるのですから
普通なら近づかないか、やっぱり吠えるかだと思うのですが、
そうじゃなかったですし、
何度か吠えた相手に対して犬が吠えずに距離を取れたのも
なにかしら心の中で変化があったんだと思います。

そんなときにはかならずといっていいほど
そばにいる人たちからその犬に向かって
「〇〇ちゃん、すごいねぇ。」「そうそう」など
犬にとってうれしい言葉が降ってくる環境であること。
それって、犬にとってもだけど飼い主にとっても
ホッとするひとことだったりしますよね。

犬の森ではペアそれぞれに悩みはあったとしても
毎日の学びが1歩1歩進む力を与えてくれるし
ある日、昨日までの1歩から大きなジャンプを産むことだってあります。

だから私の愛犬のChoco.もそうだったし、
今まさにそこにいる犬たちも犬らしく暮らせています。

何をしても治らない行動は犬にとっては
当たり前の行動であったり、
治そうとする飼い主の行動がそれを強化しているかもしれません。
そういう仕組みを正しく知って、犬との暮らしを考えると
もっともっと暮らしやすくなると思います。