おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

横のつながりを深める 保育園編3 ~ビジョンから考える~

2018-04-23 07:56:20 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



次に大西園長が描いているビジョンを求められた。

「えっビジョンですか・・・」

「う~ん」

少し考えて大西園長は答えた。

「ビジョンというとおこがましいんですが、私が大事にしている事が元気に生きるって事なんです、生命力あふれるといった方が正しいかもしれません」

「人って生きていく上で、うまく行くこともあれば、うまく行かない事もありますでしょ。あっ・・・でも、うまく行かない事の方が多いかな~。いろんな事があるから、いちいち下を向いていられないし、きっと自分なら乗り越えられるっていう肯定感が必要だと思うんです。そして、その肯定感の源は愛情だと思うんです。」

「ですから・・・」

少し間をおいて、姿勢を正し、星野を見据えて次のように言いました。

「保育園では、様々な形で愛情をうまく表現できなければダメだと思うんですよね。」

星野はそれを受けて、こう答えた。

「それすばらしいビジョンですね」

「もしみやび保育園にビジョンなるものが無いとしたら、それをビジョンにしたら良いのでは無いでしょうか?」

大西園長は、「愛情を表現する保育園ですか~」

大西園長は天井を見上げ、もの想いにふけっていた。

その様子を眺めていた星野は次のように切り出した。

「では、大西園長のおっしゃる、愛情を表現する保育園になる為に、現状の組織の課題となるものはなんでしょうか?」

大西園長はまたドキリとした。

ズバッと質問をされると誰もがハッとするが、意外にも深く組織の課題を考えた事が無かったのである。しかも、まだこの春にみやび保育園に着任したばかりの大西園長である。引継ぎに精一杯の状況であった。

(続く)



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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





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