おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

大相撲一月場所 3日目 三段目取組結果

2021年01月12日 18時55分00秒 | 大相撲

一月場所の3日目です。初日から三大関が揃って白星の日がないという今場所、4日目がどうだったかと言うと、三大関が揃って黒星を喫しました。何もそういうところで星を揃えなくてもと思うところですが、三者三様に深刻な状況のように感じます。3連敗の貴景勝よりも、2敗目を喫した朝乃山の状態が深刻なように見えました。やはり、出稽古ができない現状で部屋に力のある関取衆がいないということが稽古の質を下げるとともに、メンタル面でも悪い方向に向いていると感じます。一方的に押されて土俵を割るというのは、ちょっと考え辛い現実ですね。

逆に平幕では3大関を倒した大栄翔や同じく3枚目で3連勝の阿武咲など、元気な力士もいるので、不本意であっても彼らに盛り上げて貰いたいところです。


出典:https://twitter.com/sumokyokai/status/1348858295965020164/photo/1

では、3日目の三段目取組結果です。左側が勝ち力士です。

【3日目】

栃乃島 叩き込み 吉村
佐田ノ輝 押し出し 桜富士
毅ノ司 押し出し 中尾
雅清 肩透かし 八代海
清田 寄り倒し
貴大将 寄り切り 宮乃富司
佐々木 突き落とし 小力
稲葉 寄り切り 浜田山
常陸號 下手投げ 安房乃国
清乃海 叩き込み 北洋山
三島 下手投げ 北勝岩見
一本背負い 富豊
琴伊藤 送り出し 川村
琴隆成 上手投げ
己竜山 寄り切り 北勝旺
香富士 下手投げ 若洸闘
山藤 下手投げ 玄武丸
多良浪 寄り切り
須磨ノ海 押し倒し 禧集院
竹岡 寄り切り 唐津海
肥後嵐 叩き込み 欧鈴木
櫻井 上手捻り 琴進
剛力山 押し出し 武蔵海
中石 送り出し 琴ノ海
満津田 叩き込み 荒雄山
豊清水 押し出し 佐田ノ国
白旺灘 引き落とし 大日堂
大雷童 押し出し 巨東
今福 上手投げ 望月
海真 叩き込み 東里
棚橋 掬い投げ 宗像
玄界鵬 突き落とし 大喜翔
突き落とし 川渕
高立 上手投げ 益湊
水戸司 寄り切り 渡部
藤川 押し出し 琴隼
聖冴 送り出し 朝虎牙
佐々木山 押し出し 生田目
欧深沢 押し出し 津軽海
小城ノ正 寄り切り 北勝就
颯富士 押し出し 太一山
朝大門 下手投げ 陽翔山
津志田 叩き込み 出沼
阿蘇ノ山 寄り切り 琴粂


久しぶりに「一本背負い」の決まり手を見ました。勿論、柔道の一本背負いと同じ技なのですが、胴着を着ない相撲で決まることはあまり多くありません。


「一本背負い」
前に出てくる相手の片腕を両手でつかみ、相手のふところに入って肩にかつぎ、前に投げ倒す技。腕捻りの発展形で決まり手になることがあります。相手が大きいと潰されてしまうというリスクを負いますし、何より「相手に背中を見せる」ということが相撲の世界では御法度なので、中々見ることがありません。柔道経験のある力士が見せることが多い決まり手でもありますが、実際に本場所の土俵上で出る確率は「0.01%」という割合ですから本当に珍しい決まり手の一つです。

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続いて、明日の三段目取組です。

【4日目の取組】

八女の里 - 鵬山
朝日錦 - 飛燕力
三重乃里 - 睦風
椿富士 - 鋼
下山 - 栃颯
若山中 - 都島
栃春日 - 響龍
魁佑馬 - 出羽ノ城
魁郷 - 寺尾海
冨蘭志壽 - 美浜海
高馬山 - 琴虎
隆貴 - 琴明山
琴佐藤 - 有明
柳田 - 夏野登岩
葵 - 関塚
華王錦 - 穂嵩
坂林 - 大飛翔
大場 - 大翔宗
若ノ藤 - 越ノ龍
小滝山 - 小城ノ浜
東輝龍 - 恵比寿丸
舞蹴 - 大翔樹
萩原 - 藤乃若
西太司 - 泉川
琴力泉 - 朝天舞
舛東欧 - 向田
翔傑 - 浪満
琴乃秀 - 磋牙司
光源治 - 土佐栄山
輝富士 - 大翔成
銀星山 - 篠原
羅王 - 高麗の国
丸勝 - 天津
獅司 - 若錦翔
東翔 - 栃満
北大地 - 大海
鷹翔 - 南海力
明石富士 - 北勝川
庄司 - 田中山
宝龍山 - 横江
大和湖 - 北勝龍
榛湊 - 藤佐藤
隠岐の浜 - 大雄翔


西太司が明日の4日目に対戦するのは、峰崎部屋の泉川です。平成28年1月初土俵の23歳、最高位は幕下58枚目です。西太司とは先場所も対戦しており、その際には下手投げで泉川に敗れました。先場所のお返しは是非、倍返しでお願いしたいところ。軽量の相手を意識し過ぎないことが重要です。常に前に圧力をかけて、相手に好きに取らせない状況を作ることですね。

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連勝して勢いを増しましょう。

頑張れ!!
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高校サッカー 決勝

2021年01月12日 02時46分00秒 | サッカー

第99回全国高校サッカー選手権の決勝が昨日行われました。



昨年の準優勝校で優勝候補筆頭と言われ続けた青森山田と11年ぶりの頂点を目指す山梨学院が対戦します。

今大会を通して議論の的となったロングスローに関しても、決勝でどのような役割を演じるのかという興味もありました。

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【決勝の対戦カード】
*埼スタ
山梨学院-青森山田

タレントが豊富で今大会を圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきた青森山田に対して、ダークホース的存在から強豪を次々に撃破してきた山梨学院が如何に戦うかが注目点でした。戦前の予想では、青森山田の圧倒的優位が伝えられましたが、勝負は強い者が勝つのではなく、「勝った者が強い」のです。



では、決勝の試合結果です。

▽決勝

*埼スタ
山梨学院 2-2 青森山田
    ┌1-0┐
    └1-2┘
     延 長
    ┌0-0┐
    └0-0┘
   PK:4-2

得点者:
12分 広澤灯喜(山)
57分 藤原優大(青)
63分 安斎颯馬(青)
78分 野田武瑠(山)

PK結果:
青森山田:○×○×
山梨学院:○○○○


soccerballシュート本数を見ると、青森山田の24本に対して、山梨学院は7本でした。GKは青森山田の7本に対して、山梨学院は16本、CKは青森山田が13本で山梨学院は1本のみという、試合内容では青森山田が山梨学院を圧倒していました。
それが、結果に結びつかないことはよくあるもので、最終的にゴールを割らせなければ負けることはないというのがサッカーです。山梨学院の主将でGKの熊倉を中心にしたDF陣が奮闘して、何とか失点を2点に抑え、攻撃陣も2点をもぎ取ったことで、PK戦に持ち込みました。PK戦は守護神、熊倉が守り切った山梨学院が「4-2」で制しました。恐らく、PK戦までもつれれば勝てるという思惑はあったのではないかと思いますが、勝負の綾は何処に宿るかはやってみないと分かりませんね。

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絶対的な優勝候補だった青森山田は、2年続けて準優勝でした。見ていて運がないなとは思いましたが、勝負を分けるのは最後は気持ちなのだと痛感した決勝でした。



やっぱりスポーツは良いですね。「必要ない」という声も聞かれます。「コロナ禍にそんなことをやっている場合か」とのお叱りの声も分からなくはないですが、人間は必要なものだけでは生きていけません。それが心の余裕として生きる勇気に変わることもあります。

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コロナ、コロナと騒いでいる暇があるのなら、どうやって大会を開催できるかを関係者は模索すべきです。大人の考えは「中止すれば責任を回避できる」という方向に流れますが、現実はそんなに簡単ではありません。

政治家や首長たちは、結局のところ自分たちのことしか考えていません。彼らの言うことをまともに聞いている時期は既に終わっていることを認識しないといけません。メディアは関心を引けば何でも良いので、今日も感染が広がったと嬉しそうに報道します。コロナは彼らの飯の種ではないのです。

今年は、コロナ感染が拡大して緊急事態宣言が出されようとも、大会だけは何が何でもやり遂げる強いリーダーが出現して、選手たちの夢が実現できる世の中になることを切に願います。それが、コロナに負けないということですから。

よろしくお願いします。
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