岡山が島根に絶対に勝てない部分、
①島根には世界遺産の「石見銀山」がある (岡山には世界遺産の気配すらない)
②松葉蟹が食べられる
(瀬戸内海にはそもそもズワイガニは生息していない)
③21世紀枠選出回数
(選抜に4回出ているだけでなく、地区推薦回数がダントツの9回)
まあ、島根には島根の悩みも多いことと思います。その最たるものが、特に東日本界隈の皆様には、島根と鳥取の区別がされないことでしょう(笑)
中国地方の地図をご覧ください。
広島県は他の4県と全て県境を接しています。島根県は岡山県以外の各県と県境を接しています。
話を無理やり逸らしますが、岡山県が陸上で県境を接さしている県がいくつあるか分かりますか? 広島・鳥取・兵庫の3県はお判りでしょうが、実は香川県とも陸上で県境を接しています。玉野市石島と香川郡直島町井島は、一つの島で島内に県境が存在しています。岡山県側は「石島」、香川県側は「井島」と表記しますが、読みは同じ「いしま」です。更に住居があるのは岡山県側のみという不思議な島でもあります。
話を戻します。
前置きが長くなったのですが、ちょっと気になる記事を見つけたので引用します。
センバツ21世紀枠、島根が多いのはなぜ? 全国最多4校出場
https://news.yahoo.co.jp/articles/033e08e6bc9158fe3ae7e63d07f0bab3ab2429d5
※以下、引用です。
選抜高校野球大会の出場32校が29日、発表される。昨秋の明治神宮大会が中止となったことで、21世紀枠が1増の4校となる。過去20回の選考を振り返ると、島根が北海道と並び全国最多となる4度の選出。今回も矢上(島根)が中国地区推薦校となった。なぜ、島根が多いのか。その理由を探った。
選考対象となるには、47都道府県の推薦校となった後、全国9地区(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州)の推薦校に選ばれないといけない。過去の中国地区推薦校は広島、山口、鳥取が各4回、岡山0に対し、島根が9回と突出している。
この偏りは、秋季地区大会の成績で選考される一般枠とも関係しているという見方もある。2001年以降、中国地区からの一般枠での選出は岡山が最多の21回で、島根が最少の3回。広島県高野連の板森匡祐理事長は「バランスを取っているつもりではないが、(地区推薦校は)5県で話し合って総合的に決める」と否定するが、全国的に見ても、地区バランスの取れた選考が多いのが現状だ。
21世紀枠には「困難な環境の克服」「模範」「学業との両立」といった条件がある。島根県高野連の萬治正理事長は同県が選ばれやすい理由について、「ハンディ面が大きいでしょう」と話す。03年は「困難な環境」を克服したとして、離島の隠岐が出場。13年の益田翔陽は少子高齢化が進む地域に密着した活動が評価された。統廃合が緩やかで小規模校も残る。
近年は戦力が重視される傾向も強くなっている。広島が県16強を推薦する中、島根は3年連続で地区大会出場校を推薦し、いずれも地区推薦校に選ばれた。私立の有力校が少ない同県は公立校が秋季県大会で4強入りし、地区大会に進出するケースが多い。昨年、21世紀枠で選出された平田の植田悟監督は「少人数の公立は下級生に出番があり、3年生が引退した直後でも経験が豊富。秋はチャンス」と分析する。
過去、島根の21世紀枠選出校は、複数年で結果を出している学校が多い。文武両道の02年松江北や昨年の平田は2年連続で地区大会に出場。萬治理事長は「特色がある公立校が継続的に頑張っていて推薦しやすい」と話す。
中山間地域の邑南町でボランティアなどに取り組む矢上も、2年連続で地区大会に出場し、昨年は一般枠の補欠校だった。島根から5度目の選出があるのか、注目される。
私とすれば、全国で神奈川県と岡山県の2県しか存在しない、「21世紀枠地区推薦回数ゼロ」は誇りだと思っています。ただ、選考方法に偏りが強く見受けられるのは間違いありません。
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選出された学校や地域に言及すれば、色々な反論を頂戴しますので、ここらあたりでやめておきますが、29日に選抜出場校が決まるに当たって、今回4校が選出される21世紀枠に何かを期待するのはやめましょう。
そろそろこの枠にこだわるのも終わりにしないと、全国の高校野球ファンからそっぽを向かれます。実力至上で選ばれない全国大会は他の部活には存在しませんからね。
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今回、もし島根から21世紀枠での出場が実現したとしたら、それは島根にとっても最大の不幸なのです。
島根とともに区別されない憂き目を見ている鳥取県からはこの枠での出場がありません。それは一般枠で出場できているからなのですが、何故そこを目指さないのか? 島根の意識改革に期待しましょう。
しきねっこは頑張っているんですがね(苦笑)
今年の選抜出場の望みが皆無の岡山とすれば夏に賭けるのです。