おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

名門の迷走

2021年01月28日 22時59分00秒 | 大相撲



時津風部屋の辺りが何やら騒がしくなりました。理由はご存知の通りです。

今は数少なくなった両国に部屋を構える名門。「双葉山相撲道場」はかなり迷走しています。

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時津風親方、初場所中に雀荘&マッサージ店通いで“厳罰必至” 一方で得をする人たち・・名門部屋内の権力闘争、鶴竜「井筒」襲名も現実味
https://news.yahoo.co.jp/articles/e161c81a7a1c25db49914b05dfa4aedf922a3b7f
※以下、引用です。

24日に千秋楽を迎えた大相撲の初場所期間中、時津風親方(47)=元幕内時津海=が雀荘に行くなど、新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反していたことが27日、明らかになった。日本相撲協会は調査を進めているが、2度目の違反となるため解雇を含めた厳罰は必至。一方で醜聞まみれの親方が角界を去れば、「角聖」と称された大横綱双葉山の流れを汲む名門が、いくつかの懸案を解消できる見込みも出てくる。(塚沢健太郎)

28日発売「週刊文春」ですっぱ抜かれた時津風親方の挙動の数々は、史上初の緊急事態宣言下での場所中とは思えないものばかりだった。5夜連続で赤坂の雀荘に来店。20日(11日目)には、新橋の派遣型風俗店しか入っていないビルを訪れ、23、24日(14日目、千秋楽)には赤坂のタイ古式マッサージ店に足を運んだ。また、場所後の25日に、妻以外の女性と錦糸町のホテルに姿を消したとも報じられている。

今場所は弟子でカド番大関の正代(29)が、最後まで優勝争いを演じていた。場所中は両国国技館への往復以外は外出禁止だが、弟子が必死で土俵に上がる最中に師匠は昼夜、遊びほうけていたのだから驚きだ。

昨年8月に協会は「新型コロナウイルス感染症 対応ガイドライン」を各部屋に配布。「徹底予防16! 新型コロナに感染しないために」と題したポスターも作成した。その「外出について」の項目では「特に、ライブハウス、スポーツジム、ビュッフェ式レストラン、カラオケ、雀荘、その他環境の悪い所には行かないこと」と明記されている。

初場所前には、新型コロナウイルス感染者や濃厚接触の可能性がある力士65人が全休。新たな感染者が出れば、場所の打ち切りも考えられる厳戒体制下で、不要不急の外出を繰り返した。しかも行く先が、わざわざ「行くな」と名指しされた5カ所の一角なのだから、論外と言うしかない。

不祥事発覚を受け、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「調査はするという話を聞いた。本人(時津風親方)が言っていることが本当なのかどうかもわからないし。周りの人からも聞いてね。詳しいことは何もないです」と説明。この日までに時津風親方が協会のコンプライアンス委員会の聞き取り調査に応じたことを認め、「協会からの連絡を待つしかない」と険しい表情で語った。

時津風親方の辞書に、「懲りる」の文字はないのかもしれない。2010年には野球賭博への関与が発覚し、主任から年寄への1階級降格と5年間の昇格見送り。これは解雇された大嶽親方(元関脇貴闘力)、大関琴光喜に次いで重い処分だった。翌11年には弟子が八百長で引退勧告され、自身も監督不行き届きで、さらに3年間の昇格見送りが追加されている。

不要不急の外出が禁止されていた昨年9月4日にも、宮城県内へ旅行して「3密」の居酒屋で友人らと飲食。翌5日にゴルフコンペに参加し、福岡市に移動して滞在したことで秋場所は謹慎に。過去2度の懲戒処分を踏まえ、「師匠としての資質に関わる問題」として10月1日の理事会で、今度は委員から年寄への2階級降格処分を受けた。

本人の資質もさることながら、時津風部屋は先代からトラブル続きだ。東農大出身で元大関豊山の14代が2002年に定年を迎え、元小結双津竜の15代が継承も弟子を暴行死させて07年に解雇。同じく東農大出身で、西前頭7枚目だった時津海現師匠が急きょ現役引退し、33歳の若さで部屋を引き継ぐことになった。

それから14年。不祥事の絶えない師匠が不在となったところで、部屋付き親方が多数在籍する時津風部屋に心配はない。昨年秋場所で師匠代行を務めた枝川親方(前頭蒼樹山)、東農大出身の間垣親方(前頭土佐豊)、昨年パワハラで部屋を閉鎖し移籍してきた中川親方(前頭旭里)、昨年引退した人気者の井筒親方(関脇豊ノ島)と多士済々だ。

16代が解雇となった場合、これまでの流れを考えると、後継者には間垣親方が指名される可能性がある。残念な出来事とはいえ、井筒親方にとっても渡りに船。「井筒」の名跡はいわば、期限付きの借り物だからだ。

横綱鶴竜(35)=陸奥=は将来的に、井筒を継承して部屋を再興する希望を持つ。引退後も横綱の特例で、5年間は現役のしこ名のまま親方を務められるが、いずれは返還を求められる。時津風部屋付きの親方の誰かが、空席となった「時津風」を襲名したうえ、それまでの名跡を現井筒親方に譲れば、全てが丸く収まる。鶴竜も引退と同時に、思い入れのある井筒を名乗れるのだ。

角界屈指の名門「時津風」の看板は先代(双津竜)、現師匠と2代連続で汚されてしまった。週刊誌による不祥事発覚がきっかけとはいえ、これを再興の好機としたい。


           

情報によると、時津風親方は「国会議員は会食しても何の処分もないのに、我々だけ罰せられるのは理不尽だ」と漏らしていたらしいのですが、協会が定めた禁止事項なのでそこは守る必要があったと思います。世間には「同調圧力には屈しない!」と頑なにマスクをしない人もいるのですが、今は自分がどう考えるかではなくて、他人に見られて不快感を持たれることはしてはいけないという人としての常識の問題になってきます。マスクしたくなければ、どこか無人島で暮らしたらよいと思いますね。

まあ、本人は当初否定していたようですが、段々と認めて解雇も覚悟しているようです。これは親方という以前に人としてどうかという資質の問題なので、資質のない人が指導者になってはいけないという基本的な部分だと感じます。

先代があれだけの事件を起こして解雇された後を受けて、自身は半ば強制的に現役を引退させられて部屋を継承した経緯があるにもかかわらず、これだけの不祥事を重ねたことは「反省の態度無し」と受け取られても仕方ありません。



双葉山が興した伝統の時津風部屋。部屋としての規模が小さく、一門も多くないのですが、強固な師弟関係で結ばれていた筈です。先代の事件以来、その結束も崩壊してしまったのか、問題の部屋になり下がってしまいました。

心配なのは部屋の力士達です。大関になったばかりの正代をはじめ、豊山などの関取は勿論のこと、弟子たちが路頭に迷うような権力争いにはならないことを望みます。

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早晩、決着するでしょうが・・・!?
コメント
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