地方にはマイナーな国の料理を食べれるお店があまりない。
以前、横浜で食べたメキシコ料理が色も鮮やかで、パンチの効いたお味で美味しかったし、京都で食べたトルコ料理も気に入った。
都会には、そういうお店があっていいな~、と思っていたら、最近、広島にもメキシコ料理の店が出来ていたことを知りました。
珍しいのか、地方雑誌やローカルテレビで時々取り上げられている。なので、行ってみました。メキシカンダイナー グラフティ
連れだって行ったのは、みんな40代後半~50代前半のおじさんばかり。8年前に2年間在籍した部署での元同僚たちです。
現在の職場はバラバラなのですが、いまだにウマが合って・・・・・・私は、ほぼ同性みたいなもんとして認識されてるみたいで
総合職なので、基本男女で仕事の中身は変わりません。持たされる取引先数も、達成目標額も、性差はなし。
8年前に、長い事務系分野の仕事から、大口需要だけを担当する特需営業の部署に配属された時は、、100人規模のフロアで唯一女子の営業マンでした・・・・・・・初めての営業職だけど、年齢が年齢だけに、『何もわかりません』という顔は出来ない。必死で背のびしたり、虚勢を張ったりして、アップアップしてたっけ。
その時に、営業マンは、数字を出してナンボ、って、私に教えてくれた人たち。その部署にいた2年間は、仕事を続けていく上で、自分の財産のひとつと思える凝縮した日々でした。
そんなおじさんたちとの呑みなので、いつもはガード下のおでん屋とか、小料理屋で、まったりするパターンなのですが、今回、幹事が私だったので、ムリヤリ初めてのエスニック料理。
『焼酎ある?』『いや・・・・無いと思うよ』
『冷酒ある?』『冷たい酒ならいくらでもあるだろうけど、日本酒のヒヤをさしてるなら、ゼッタイ無いと思うよ』
『オレ、辛いのダメ、すぐお腹こわす』『加減してもらう』
・・・・・・てな、やり取りが事前にあり・・・・・・・
メニューを見ても、料理名と出来上がり図がイメージ出来ないので、『テキトーに、メキシコっぽいのを4~5種類持ってきて』と頼んだら、出されたのがコレ。
ちゃんと人数分に切り分けてくれる配慮もあった。←こういうの大事だと思う。
どの料理も平均以上に美味しいし、食に対して保守的なおじさん達の舌も、喜ばせてました。
『今度、ベトナム料理に連れてってくれ~』て言ってたので、おじさん達、初エスニックフード、気に入ってくれたみたいだな。
とはいえ・・・・・・せっかくメキシカンダイナーに来たので、テキーラとかビールにしてもコロナとかを頼めばいいのに・・・・・・・日本のおじさん達って、どこでもまずは『一番搾り 生で』と・・・・・・ゼッタイ、日本製ビールを譲りませんね。