“憧れ”からよりリアルな“投影”へ 女性の「おしゃれ欲」を満たしてきた『リカちゃん』の55年
1967年の誕生から、今年で55年を迎える『リカちゃん』。“着せ替え人形”というジャンルで、普段着はもちろん、お姫様のような豪華なドレス、ファストフードやアイスクリームショップの店員さんの制服など、“子どもたちのなりたい”を叶えてきた。
5/16/2022
近年では、好きな服を着せてSNSに公開する“#リカ活”投稿も増加。子どもだけでなく、大人の夢を叶える存在にもなっている。幅広く愛され続けるリカちゃんへの思いと、なくてはならない洋服へのこだわりについて、同社のリカちゃん事業部・向井里奈さんに聞いた。
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■グループサウンズ風に海外モデル…初代誕生から子どもの“憧れ”を着こなす
『リカちゃん』が誕生したのは、1967年。“ごっこ遊び”や“おしゃれ遊び”を楽しめる玩具として、子どもたちから絶大な人気を集めた。当時は街に次々と百貨店が誕生し、ザ・タイガースなどのグループサウンズが流行した時代。
『リカちゃん』も、グループサウンズ風や、海外モデルの影響でトレンドとなったミニスカートなど、様々なファッションを着こなしていた。
発売当初のラインナップは全部で15種類。「エレガントワンピース」や「軽井沢」「江の島」「フランス語のおべんきょう」「デラックス<ローマ>」など、パーティードレスやワンピース、パンツルックなど、テーマに合わせたドレスの数々に、おしゃれが大好きな子どもたちは夢中に。
その後も、トレンドのカジュアルな服、ドレッシーな服、お店屋さんの制服やウェディングドレス、お姫さまドレスなど、子どもたちの憧れのお洋服を網羅。現在でも常に40~50種類のラインナップを取り揃えており、これまでに発売した洋服は数知れず。
様々なラインナップの中で、初めてリカちゃんと出会う人へむけた入門セットとして人気なのが、『リカちゃん LD-01 だいすきリカちゃん ギフトセット』。リボンをあしらったワンピース、シンプルなワンピース、ドレスの3着がセットになっている。
「この3着がセットになっている理由は、上下が分かれておらず、3歳くらいの小さなお子様や、着せ替え遊びが初めての子でも着せつけしやすいことと、ワンピースやドレスなど普遍的に人気のシルエットなためです」(向井さん、以下同)
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