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【速報】カズワン落下原因「船体との摩擦でベルトが切断か」海上保安庁が見解 26日に再つり上げ

2022年05月25日 22時03分20秒 | 事件と事故
【速報】カズワン落下原因「船体との摩擦でベルトが切断か」海上保安庁が見解 26日に再つり上げ



知床沖の観光船沈没事故でえい航中に船体が海底に落下したトラブルで、海上保安庁が船体との摩擦でベルトが切断されたことが原因とみられると見解を示しました。 

 観光船カズワンは沈没した知床沖の海底から水深20メートルまでつり上げ後、作業船「海進」によってえい航中の24日、ウトロ漁港の西約11キロの海域で水深182mまで落下するトラブルがありました。 


 海上保安庁によりますと、カズワンをつり上げていたベルト5本の内、船体の後方にかかっていた2本が切れていて、これが落下につながったとみられています。  

海上保安庁は原因について「船の重さに耐えきれなかったのではなく船体との摩擦によりベルトが切断されたとみられる」などと見解を示しました。

  船体の再つり上げ作業は25日朝から始まっていて、使うベルトを前回の5本から2本にしてそれぞれに船体の重さをかけることで、ずれないようにしているということです。

  また、前回よりも強度の高いベルトを使っています。 

 つり上げは26日行われる予定で、船体を海中で引っ張るのではなく作業船の左舷側に横付けし固定したうえで、海面に一部露出した状態で水深の浅い海域に移動させるということです。

  その後、作業船の上に乗せられ27日にも網走港に入港する予定です。


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4630万円誤送金 9割回収の奇跡を起こした阿武町顧問弁護士がとった“ウラ技”

2022年05月25日 19時00分41秒 | 事件と事故
4630万円誤送金 9割回収の奇跡を起こした阿武町顧問弁護士がとった“ウラ技”


山口県阿武町で起きた誤送金事件は、劇的な結末を迎えた。回収が不可能と思われていた絶望的な状況から一転、町は誤送金した金額の9割に及ぶ約4300万円の回収に成功したのだ。町を救った“ヒーロー”は、昭和30年生まれの地元・山口県の弁護士。同業者の間でも、思いがけない奇策に注目が集まっているという。 

【写真】奇跡の「9割回収」を成し遂げ、阿武町の“ヒーロー”になった中山修身弁護士  ***



ドラマのような大逆転劇


ポイントは回収先として、お金を持っていない24歳男性ではなく、決済代行業者に目をつけたこと。しかも、国税徴収法に基づき、わずかしかないであろう滞納税金に基づき、男性が決済代行業者に有していたとされる債権を全額差し押さえるという奇策に驚きました。やはり、自治体の弁護士は考えることが違うなと」  

こう興奮気味に語るのは、

「渥美坂井法律事務所弁護士法人 麹町オフィス」代表の渥美陽子弁護士だ。渥美氏ばかりではない。いま弁護士界隈のTwitterには、奇跡の債権回収を成し遂げた阿武町の顧問弁護士に対し、

「ドラマのようだ」「これぞプロ」といった賞賛の嵐が吹き荒れているのだ。

  大ピンチからの逆転劇を見せたのは、山口県で弁護士事務所を営む中山修身氏。山口県の法曹界では名の知れた、御年67歳の弁護士である。誤振込み問題が発生してからは、中山氏に対する批判の声も大きかった。

「なぜ、田口翔容疑者に使い込まれる前に、彼の口座の仮差押えに動かなかったのか」という声もその一つだ。  

だが、「債権回収業務は結果がすべて。使い込まれたと気づいてからの迅速な動きについては、見事だと皆が褒め称えています」(渥美氏)。

まさに、9回裏に一発大逆転のホームランを放ったのである。

公序良俗に反する契約


 いったい中山氏はどのような手法で、不可能と思われた回収を成し遂げたのか。  

田口容疑者は、自分の口座に振り込まれた4630万円のほぼすべてを、オンラインカジノに使ったと供述している。 

 カジノ口座への資金移動は、デビット決済と決済代行業者への振込みだった。賭博罪がある日本では、海外にサーバーがあったとしてもオンラインカジノでのギャンブルは違法。そのため、カジノサイトへ多額の資金を直接移動させるのは難しく、決済代行業者を利用するのが一般的だ。田口容疑者は約340万円をデビット決済で動かしたが、残りの約4300万円を国内3社の決済代行業者3社の口座に移した。  

結論から言えば、中山氏はこの3社に詰め腹を切らせたわけである。 

「報道によると、阿武町は男性と決済代行業者との間の委任契約は、公序良俗に反する契約で無効だと主張したようです。この主張が通ると考えるならば、決済代行業者は、口座に入金されたお金を男性に返さなければならないことになります。阿武町は、男性は決済代行業者に対しこのお金の返還を請求できると主張して、男性の債権を差し押さえたのだと考えられます」(渥美氏)


恫喝


 その際、中山氏が持ち出したのが「国税徴収法」であった。金額は不明だが、田口容疑者はなんらかの税金を滞納していたようだ。

 「滞納処分では、税金の徴収のために必要であれば、滞納額を超えて滞納者の財産を差し押さえることができます。実際、同法63条は、債権を差し押さえる場合には、その全額を差し押さえなければならないことを原則としています。だから、たとえ、男性が税金を滞納していた額が1万円であったとしても、男性が決裁代行業者に有していたとされる債権の全額を差し押さえることが可能だったのです」(同)  

それだけではない。その際に、法に基づき「恫喝」したのだ。

中山氏は、決済代行業者の口座がある二つの銀行に対して、

犯罪による収益の移転防止に関する法律」8条1項に基づき、犯罪による収益と関係する「疑わしい取引」が行われているとして金融庁への届出と、同庁の定める「マネー・ロンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」に基づく対応を求めた。

 「あなたたちは怪しい取引をしていますよねと暗に圧力をかけたのです。決済代行業者にもやましいところがあったのでは。これ以上突っ込まれることは避けたいと考え、自ら町に全額を返金してしまったのでしょう」(渥美氏)


決済代行業者は泣き寝入りか? 


 町は、田口容疑者の決裁代行業者に対する債権の全額を差し押さえたが、そこから取り立てることができるのは、あくまで、滞納されていた税金の額に限られる。差額は田口容疑者が自分のものとして、返還を求めることができた。

他方、町も田口容疑者に対し、誤送金した4630万円の返還を求めることができる状況にあった。町は、これらの返還請求権を相殺する“ウルトラC的な手法”で、田口容疑者に対する債権の回収に成功したわけである。

  割を食ったのは決済代行業者である。現在、山口県警が捜査にあたっているが、海外で運営されているオンラインカジノの金の動きを追うのは困難で、田口容疑者が実際にギャンブルで使いきったかどうかはわかっていない。だが、もし彼の供述が事実ならば、決済代行業者は、田口容疑者がギャンブルで浪費した4300万円を自腹で穴埋めしたということになる。

 「それが彼らのリスク判断なのでしょう。決済代行業者が男性に対して、損害賠償請求を検討するかもしれませんが、男性は無資力でしょうからそこから回収は難しいのでは」(同)

以下はリンクで



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知床 沈没船最新情報 水深182mから 今度はロボットアームで船体にベルトをつけて引き揚げへ

2022年05月25日 18時05分50秒 | 事件と事故

再びつり上げに向けた準備が進んでいますが、現場海域の海の様子はいまどうなっていますか。中継です 


 渡辺里沙記者「知床です。こちら風もなく波も穏やかです。海面付近までつり上げて運ばれていた「KAZUI」が落下したのはここからおよそ7キロ沖合です。ちょうどいま作業船が見えるあたりです。 


 あのあたりは水深が深くKAZUIは水深182メートルの海底に沈んでいます。このKAZUIを再びつり上げるための作業が現在行われています。

  画面中央に見えるのがKAZUIをつり上げていた作業船「海進」 

 そして25日の作業でポイントとなっているのがいまは「海進」に隠れて見えないんですが後ろにいる「新日丸」午前8時半ごろにこの「新日丸」からロボットアームの付いた無人潜水機が海に投入されました。 

 今回は潜水士は潜らずにロボットアームを使って「KAZUI」の船体にベルトを取り付けるということです。」 


 Q今回曳航中に落下したことは事故の原因を調べるにあたって影響はないのか  

「海上保安庁によりますと今回「KAZUI」が曳航中に落下したことで船に新たな傷ができたとしてもその前に水中カメラで船の周囲を調査し撮影をしていたので傷の見分けは可能であると話しています「KAZUI」は早ければ26日にも海面近くまでつり上げられ作業船に固定されますその後、ここから1キロ沖合の水深が浅い海域に移動して作業船の上にKAZUIが引き揚げられる計画です。」 

 一度落下した「KAZUI」をどのように引き揚げるのかこちらにまとめました。  

まずは水深182メートルまで沈んだ船に無人潜水機でベルトを装着する作業が行われています。  

25日はつり上げはしない予定。  

そして26日海面近くまで再び船をつり上げる予定。  

地図で見ると現在「KAZUI」はこの赤い丸のあたり。 

 26日海面付近までつり上げてから沖合およそ1キロの水深が浅い場所まで移動。  

そこで作業船「海進」の上に引き揚げる予定です。

  そして早ければ27日にも「KAZUI」を乗せた作業船が網走港に入港。  

その後、水抜きと陸揚げが行われます。
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水深182mの「カズワン」引き揚げへ、無人潜水機を投入…落下で船体前方の手すり取れる

2022年05月25日 15時05分17秒 | 事件と事故


北海道・知床半島沖で乗客乗員26人を乗せた観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部は25日、海底に落下したカズワンを再び海面近くにまでつり上げるため、無人潜水機の海中投入などの準備作業が始まったと発表した。

「ベルトスリング」と呼ばれるナイロン製の帯を船体に取り付ける。作業台船「海進」に26日、引き揚げる予定だという。


 【イメージ図】複数のロープで固定されていた「カズワン」
 海進は24日、カズワンを深さ20メートルの海中につり下げて浅瀬に向かっていた。しかし、ベルトスリング2本が切れ、カズワンはウトロ漁港沖約11キロの水深182メートルの海底に沈んだ。落下により、船体前方の手すりが取れていることが確認されたという。




 再度のつり上げでは、より強度が強いベルトスリングを使用する。26日には、海進の側面に船体を固定する「横抱き」という手法で、カズワンを浅い海域まで移動させ、海進の上に引き揚げる。


 1管によると、再度のつり上げに向けた準備では、専門業者が25日午前8時30分過ぎ、無人潜水機を海中に投入した。前回のつり上げ時に、潜水士が船内の備品が落ちないよう客室のドアを閉じるなどの作業を済ませており、今回は特殊技術「飽和潜水」は行わない。


 一方、1管は25日、ロシア警備艦が4月末に国後島西側の海域で引き揚げたリュックサックについて、5月24日に家族へ引き渡されたことを明らかにした。


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速報>船底に“穴”も確認>海面近くで白い“船体”見えた…沈没した観光船「KAZUⅠ」を海底から吊り上げ、

2022年05月25日 14時03分49秒 | 事件と事故

北海道の知床半島沖の観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の沈没事故は23日、発生から1か月…船体が海底から吊り上げられ、海面近くで白い船体が見えました。一方、関係者によりますと、船底に“穴”が確認されているということです。


5・24・2022


 

船体は、作業船「海進」に、このまま海中で斜里沖まで運ばれた後、作業船上の台座に載せられ、船内の水が抜かれるとみられます。


5・23・2022 

 その後、網走港で陸揚げされ、本格的な沈没原因の調査が行われる見通しです。  

「KAZUⅠ」の沈没から1か月、乗員・乗客26人のうち、14人の死亡し、未だに12人の行方がわからないままです。 

一方、関係者によりますと、今のところ沈没原因との関連は不明ですが、船底に“穴”があったことが確認されているということです。


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