岩崎宏美編 Part1 アナログ盤、CD、DVDなど約2万枚以上。さらに雑誌やポスター、グッズ、珍品なども所有し(現在も収集中)、アーティストからも認められるほどの大の音楽ファンのクリス松村が、MCを務める『ミュージック・モア』で秘蔵のコレクションからとっておきの1枚を披露!
今回はデビュー45周年の岩崎宏美さんです。1975年に『二重唱(デュエット)』でデビュー。2作目の『ロマンス』で日本レコード大賞新人賞を受賞され、その後も『センチメンタル』『思秋期』『シンデレラ・ハネムーン』『聖母たちのララバイ』など、数々のヒット曲を生み出しました
8・27・2020
今回、「クリスのお宝箱」を紹介する前に、私が持ってきた宏美さんの数あるレコードの中から、アルバム『Love Letter』を、少し紹介したいと思います。 1982年11月5日に発売された12枚目のアルバムで、24歳の誕生日の直前に発売されました。注目は全曲を宏美さんが作詞! さらに題字も、曲名も、歌詞も、すべて自筆なんです。レコードのレーベルも、A面には本人の似顔絵(自画像)を、B面には当時の飼い犬が描かれています。
レコードの帯のキャッチコピーには、「どこを切っても、宏美ちゃん!!」。まさに金太郎飴のようなアルバムなんです。当時24歳の宏美さんの歌声が収録されたこのアルバムは、CD化もされていますので、オススメです!
ブラックミュージック界の大御所のアルバムが宝箱に選ばれた理由は?
さて、今回「クリスのお宝箱」から登場したのは、ダイアナ・ロス(※1)の1981年発売のアルバム『To Love Again』です。
お宝箱の蓋を開けた途端、「Oh~! ダイアナ・ロス~!!」と声を上げた宏美さん! その声を聞いて、(やっぱり、ダイアナ・ロスが好きなんだ)とわかりました。実は、私も日本全公演に行っているほど、大ファンなんです。
お宝箱の蓋が開いた途端、「Oh~!ダイアナ・ロス~!!」と微笑んだ岩崎宏美さん
収録曲の『It’s My Turn(邦題:今度は私)』を宏美さんに歌っていただきたいと思いまして、レコードに針を落とすと、耳を澄まして聴いていた宏美さんが、うっとりした表情で「いい声ですね」とつぶやいたんです
CMソングからドラマの主題歌まで、日本人の心をつかむダイアナ・ロス
ダイアナ・ロスといえば、日本人が大好きなのはネスカフェのCMで有名になった『マホガニーのテーマ』ではないでしょうか。
それから、1990年に『イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー』がテレビドラマ『想い出にかわるまで(主演:今井美樹・石田純一)』の主題歌になって話題を呼びました。 ダイアナ・ロスの最大の魅力は、その甘い美声。時に子供のような無邪気さで歌い、時にグッとセクシーな大人のムードを醸し出します。 そんな彼女も、現在76歳……。
ダイアナ・ロスとのコンビで、数々の名曲を生んだマイケル・マッサー(※2)の作品集として人気の高かったアルバム『To Love Again』をはじめ、彼女の歌をカバーできる日本人歌手は、岩崎宏美さんだと私は思うんです。
マイケル・マッサーの作品集として人気の高かったアルバム『To Love Again』
岩崎宏美さんは、カバーアルバム『Dear Friends』を出されています。2003年に第1弾がリリースされて、最新作は『Dear Friends Ⅷ 筒美京平トリビュート』(2019年発売)。
このシリーズで、ダイアナ・ロスをカバーするお気持ちは?と伺ってみましたら……。 「ないことはないと思います。大好きなので」と微笑む宏美さん。その言葉を聞いて(いつか、きっとある)と確信した私でした。
スタジオライブでは、岩崎宏美さんが、デビューした1975年発売のサードシングル『センチメンタル』と、1983年発売の30枚目のシングル『素敵な気持ち』を披露します。8月27日放送の番組を、どうぞお楽しみに
初めてコメントさせていただきます。
岩崎宏美さん、歌が上手いですよね。
8月27日なんですね。
楽しみにしています。
ありゃ⁉︎でもずいぶん先で覚えているかしら(^◇^;)
コメント、ありがとうございます!
岩崎宏美さん、なんとも今でも熱くなりますね~
あの歌声は、素敵です☆
これからもよろしくお願いいたします♪