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産んでよかったの」不登校の子を持つ親の自責

2025年01月15日 22時03分04秒 | 教育のこと

産んでよかったの」「欠席の電話連絡が苦しい」 不登校の子を持つ親の自責〈AERA〉

12/11(日) 8:00配信
189コメント189件

全国ネットのアンケートでは、子どもの不登校で約92%の家庭が「支出が増えた」と答えるなど、家計への負担が増えていることも明らかになった(photo gettyimages)


 不登校の子どもの数が24万人超と、過去最多になった。不登校の子を持つ親は、追い詰められてしまうことが多いという。AERA 2022年12月12日号から。 【写真の続きはこちら】


*  *  * 

 この子を産んでよかったの。

  関東地方に住む女性(40代)は長男が不登校になった時、自分を責めた。  昨年9月、当時中学1年だった長男は心身のバランスを崩し、不登校になった。女性は長男に学校に行ってほしくて、車で送迎し、どうにか登校させていた。

  だが、やがて長男は車から出られなくなり、そうしたことを繰り返すうち、家の玄関からも出られなくなった。女性は長男を無理に登校させない選択をしたが、長男は壁に頭をぶつけるなど自傷行為を始めた。

 「死にたい」「生まれてこなければよかった」「どうして俺を産んだんだよ!」  

毎日のように大声で叫び、女性に詰め寄った。2階のベランダから飛び降りようとしたこともあった。長男が苦しむ姿を見るうち、女性は自分を責めるようになった。 

■追い詰められていた  

親になってよかったのか、この子を産まなければこの子は苦しまずに済んだのでは……。自問自答を繰り返した

「当時の記憶がほとんどありません。それだけ、追い詰められていたのだと思います」 

 文部科学省の調査で、2021年度に30日以上登校せず「不登校」とされた小中学生は前年度から2割以上増え、24万4940人と過去最多となった。新型コロナによる行動制限などで、人間関係や生活環境が変化したことが影響したと見られている。 

 同時に、不登校の子を持つ親もまた、社会的に追い詰められ、孤独を感じている。

  NPO法人「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク(全国ネット)」が10月、不登校の子を現在または過去に持つ保護者を対象に不登校に関するアンケートをネットで実施し、574人から回答を得た。

 「不登校がきっかけで、保護者に変化があったか」の問いに、約65%が「自分を責めた」と回答。他にも、約54%が「子育てに自信がなくなった」、52%が「孤独感・孤立感を覚えた」、約45%が「落ち込んだ、消えてしまいたいと思った」など、不登校の子の親の心身の負担が大きいことがうかがえる。




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年が明けての茜雲です

2025年01月15日 19時03分38秒 | 日々の出来事

年が明けると、夕焼けの様子が変わりますね❗





1・1・2023
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「2人のナルシストによるブロマンス」トランプ次期大統領とマスク氏の蜜月はどこまで続く?

2025年01月15日 15時01分01秒 | 国際情勢のことなど

「2人のナルシストによるブロマンス」トランプ次期大統領とマスク氏の蜜月はどこまで続く?崩壊か、それとも新たな同盟か 








ドナルド・トランプ米次期大統領とテスラのイーロン・マスクCEOの「ブロマンス(bro・兄弟とromance・ロマンス)を組み合わせた言葉)」はどこまで続くのか。


二人の関係は互いの利害に基づく一時的なものであり、強い個性を持つ二人の間では蜜月関係がすぐに崩れるとの見方が多い。一方で、かなりの期間協力関係が続くとの予想もあり、今後の展開が注目される。


29日(現地時間)、英米メディア報道によると、トランプ移行チームに近い政界筋は今月初め、米政治メディア「ザ・ヒル」に「トランプは他のアルファ(リーダー)と共存したがらない。彼はすぐにマスクに飽きるだろう」と語った。トランプ次期大統領は常に自分以上に注目を集める人物を嫌うため、マスク氏との関係が近いうちに破綻するとの見方が広がっている。



また、トランプ次期大統領と親しい共和党系ロビイストも、側近グループではマスク氏が彼の配下にいるには大物すぎるとの認識があると伝えた。


より辛辣な論評もあり、米進歩系雑誌「ザ・ネーション」の発行者カトリーナ・バンデン・ヒューベル氏は、英紙「ガーディアン」への寄稿で「二人のナルシストのハネムーンがどれほど続くか懐疑的だ」とし、「彼らの関係は(大統領選のために一時的に結束した)トランプ連合と同様に極めて危険で脆弱だ」と指摘した。また、オンラインメディア「Vox」のテクノロジー担当シニア記者アダム・クラーク・エステス氏もABC放送のインタビューで「二人の友人関係は長く続かないだろう。マスク氏が今後2カ月ほど(トランプ次期大統領の側に)いるだけでも、トランプ政権に大きな影響を与えるだろう」と語った。


米大統領選の共和党予備選初期にはトランプ前大統領と距離を置いていたマスク氏だが、トランプ支持を表明して以降は積極的に政策提言を行い、資金調達に尽力するなど蜜月関係を続けている。さらにマスク氏は、トランプ第2期政権で新設される「政府効率化局(DOGE)」の共同責任者に指名され、予算削減と行政の効率化を公言し、米官界に緊張をもたらしている。


「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」のホワイトハウス担当シニア記者マギー・ハーバーマン氏は、トランプ次期大統領とマスク氏の関係が非常に特異であるとしつつも、かなり長期にわたって継続すると予測した。ハーバーマン氏はCNNの「アンダーソン・クーパー360」に出演し、「大統領選直後から、彼の周囲ではマスク氏が政権移行チームの会議にまで出席することに対して不満が多かったが、それでも二人の関係は非常に強固だ」と説明した。


ハーバーマン氏は、「トランプ次期大統領は自分の周りに長くいる人間を決して好まない。だが、二人には共通点が多く、マスク氏も(トランプ氏同様)富豪の一人であり、トランプ次期大統領は富に強く惹かれ、財産を知性と同一視する人物だ。そのため、二人の関係はかなり長続きすると見ている」と分析した。









コメント (1)
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50年前、ハンバーグはご馳走だった。受け継がれる味と思い

2025年01月15日 12時03分22秒 | 食のこと

街角にひっそりと佇む昔ながらの洋食店。



どんな街にも当たり前のようにある光景が、今。少しずつ姿を消しつつある。そんな町洋食の語り尽くせない本当のスゴさに迫る――。 

親しみやすく品格も感じられる洋食店の歴史

カウンターだけの店内。着席すると紙ナプキンが敷かれ、ナイフとフォークが置かれる



 今なおハンバーグ530円の価格を守る、高円寺の「ニューバーグ」を前回に続き紹介する。ここの50年を超える歴史は少し複雑だ。

  創業当時は別の人が経営していた。庶民にとってまだ高嶺の花だった「ナイフとフォークで食べる洋食」を大衆食堂並みの安い価格で提供したニューバーグ。店は評判を呼び、最盛期は7店舗もあったそうだ。

  ところが、ファミリーレストランなどの台頭で「気軽な洋食」はここだけではなくなった。一軒、また一軒と支店が閉店するなか、高円寺店を買い取ったのが平井誠さん。現在、店を切り盛りする平井誠一さん・仁さん兄弟のお父上だ。ニューバーグは平井家には思い入れのある店だった。

 「ハンバーグなんてご馳走、当時は滅多に食べられなかったよね。それを使い慣れないナイフとフォークで気取って食べるのが嬉しくて抜群においしくてさ」(仁さん)  
   

先代がニューバーグを買い取ったワケ

一時は惣菜の注文をこなしきれないほどだった工場を、仕込みをする工場へと転換(写真左側)。

このシステムを説明するために見せてくれた紙

 ただ先代がニューバーグを買い取った理由は、客として通った店に対する思い入れだけではない。  

当時、平井家は今のお店がある場所の近くに小さな惣菜工場を構えて、ポテトサラダやマカロニサラダなどを市場に卸していた。しかし、大手メーカーが全国に販路を広げるなか、売り上げを減らす。そこでハンバーグなどの仕込みを行えば薄利多売の店も効率的に運営できるというのが、経営判断だった。

前身の惣菜工場のルーツが残るポテトサラダもついたミニサラダ(100円)。ポテトサラダ自体も200円でメニューに掲載されている



 そして現在、その工場で仕込みを一手に引き受ける実質上の「シェフ」である誠一さん。誠一さんは、製粉会社勤務を経て、’90年に惣菜工場から洋食屋のキッチンに生まれ変わったそこの仕事を父親から引き継いだ。その1年前には弟の仁さんもお店の現場に入っており、以来二人三脚でお店を運営していく。 


 製粉会社は食品関連だが、料理人としての修業を経たわけでもない誠一さんは「思い返すと運も良かった」と言う。



50年以上受け継がれる「メキシカンソース」



私がたどり着いた現時点で最高のアレンジメニュー(790円)、ハンバーグダブル・ソースの半分をメキシカンに変更・コロッケトッピング。ソース追加は30円か60円で対応可。スパゲッティも50円で追加ができる

 ニューバーグの看板であるハンバーグ、そしてデミグラスソースとメキシカンソース、この3つのレシピは前の経営者の時代からそのまま受け継がれた。50年以上も前のレシピが、さらに父から息子へ忠実に伝承されたという。 

 その一つ“メキシカンソース”。実は、私はこのソースを避けてきた。勝手に“ケチャップ味”だと思い込んでいたからだ。ケチャップは洋食屋の陰の主役の一つだが、私はこれが前面に主張しすぎた人懐こすぎる味わいをあまり好まない。  

しかし、メキシカンソースは思い込みを完全に裏切るものだった。トマトピューレがベースの甘さのないキリッとした味わいを、タバスコの辛味と酸味が引き締める。そして、それを支える香味野菜の静かに複雑な味わい。

  ケチャップ味とは別物だし、最近主流のイタリア料理的なトマトソースとも異なる、クラシックフレンチからのいにしえの西洋料理という流れを汲む品格のあるソースだった。

 「好きな人はメキシカンソースを倍にして、ついでにスパゲッティも増量するんだよ」(仁さん)  
   

愛される料理とは“ディテールの積み重ね”

  そんな極めて現代的な“カスタマイズ”の自由度の高さもこの店の魅力だ。  私がたどり着いた現時点で最高のアレンジは「ハンバーグダブル・ソースの半分をメキシカンに変更・コロッケトッピング」である。

  レストランらしい俵形の端正な見た目、中身はあえて肉が入らない野菜のみのコロッケ。「誰も気づかないかもしれないけど、少し干し海老が入ってるんだよ」と誠一さんが教えてくれた。確かに気づかないかもしれない。文字通り「隠し味」だ。でも愛される料理とはそういうディテールの積み重ねである。 

「今どきこんな地味なコロッケ、誰も作らないよね」と誠一さんは笑うが、今となってはそういうものこそが何より貴重なのだ。そして、コロッケやサラダのドレッシングなど脇を固める料理は、知り合いだった一流ホテルの洋食コックさんのアドバイスを受けながら、なんと誠一さんの母親が作り上げたという。 「とにかく料理上手な人だったからね」と語る誠一さん。

確かにコロッケもドレッシングも、派手なところは何もないが逸品である。ドレッシングはすりおろした玉ねぎがベースの正統派の洋食店の味わいに、主張しすぎない醬油の隠し味が潜んだ品格がある。コックさんのプロの技術とお客さんの好みを推し量ったマダムの感覚がうまくバランスしたということだろうか。



カレーも隠れた名物料理

私もヤミツキになった黒カレー(600円)。なぜか店内メニューにはないが、入り口横には大きく紹介した紙が貼られている

 さらにカレー(600円)も隠れた名物料理だ。誕生当時の従業員がニューバーグのハンバーグをこよなく愛しており「僕はこのハンバーグでどうしてもハンバーグカレーを食べたい」と主張したのがきっかけだとか。  

その熱い想いを受けて最終的にカレーを完成させたのは、誠一さんの奥さまだという。「妻も料理がうまくてね」とさらっと言う誠一さんだが、そのカレーはアマチュアが一朝一夕にこしらえるようなものではない。 

 玉ねぎと挽き肉を炒めたところに、セロリ、リンゴ、人参などをミキサーでペーストにしたものとカレー粉のほか複数のスパイスをミックスして煮込まれるこのカレー。いわゆる「黒カレー」と呼ばれるタイプの東京の町洋食を象徴するような一品だが、他のどの黒カレーにも似ていない。ヤミツキになるお客さんが続出するのも納得だ。他の料理と同様、親しみやすさのなかに品格のようなものが感じられる。  
   

「嬉しそうに食べてくれるお客さんを見ると手は抜けない」
 「いろんな人がいいタイミングで関わってくれて今の味ができたんだよね。運がいいよね」と語る誠一さん。時間帯によっては仁さんに代わってお店に立つこともある。 「自分が作ったものを嬉しそうに食べてくれるお客さんを見ると手は抜けないし、もっとおいしくするにはって、自然と考えちゃうよね。じゃないと毎日面倒くさい仕込みなんてやってらんないしさ」  製造部門の分離という今日的システムを早くに確立したニューバーグ。しかし、個人店の本質とは結局のところ、こんな部分にあるのだろう。食べ手一人ひとりの表情がそのお店を形づくるのだ。




ニューバーグ
03-3339-0919
11:00~22:00


東京都杉並区高円寺北3-1-14
JR中央線高円寺駅から徒歩2分





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