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年賀状「出していない」41% 「もうやめたい」26% 毎日新聞世論調査

2025年01月07日 23時03分21秒 | 社会のことなど




年賀状「出していない」41% 「もうやめたい」26% 毎日新聞世論調査
12/15(日) 16:32配信2024



毎日新聞
郵便ポスト=中村琢磨撮影


 14、15日実施の毎日新聞世論調査で、年賀状についての意向を聞いた。「出していない」が41%で最も多く、「もうやめたい」が26%、「枚数を減らしたい」が18%で続いた。「これまで通り出し続けたい」は11%にとどまった。


【ひこにゃんも】25年の年賀はがきのデザイン


 「出していない」と答えたのは、18~29歳の64%、30代の53%、40代の43%、50代の42%、60代の36%、70歳以上の25%。60代までは「出していない」が最多の回答だった。70歳以上では「もうやめたい」が最多の31%で、「枚数を減らしたい」は30%、「出していない」は25%だった。


 調査手法が異なるため単純比較はできないが、2022年12月に同様の質問をした際には、「もうやめたい」は32%、「出していない」は27%、「枚数を減らしたい」は24%だった。2年前に比べ、「もうやめたい」が減る一方、「出していない」が大幅に増えた。


 今年は10月の郵便料金引き上げに伴い、無地の年賀はがきが63円から85円に値上がりし、日本郵便も当初発行枚数を前年比25・7%減らした。【村尾哲】




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UFOや死後の魂を即否定する人は「本物の科学者」とは言えない

2025年01月07日 22時03分33秒 | 科学のはなし


あなたはUFOや死後の魂といった奇妙な現象を信じるだろうか。中部大学特任教授で工学者の武田邦彦氏は「本物の科学者は『UFOはいない』とは絶対に言わない。『頭で考えられないこと』を否定するのは科学的な態度ではない」という――。 



【この記事の画像を見る】  ※本稿は、武田邦彦『武器としての理系思考』(ビジネス社)の一部を再編集したものです。

2021/03/31 ·

 ■UFOが飛んでくる可能性というのは「ある」 

 世の中にはUFOを目撃したという話はたくさんあります。航空自衛隊のパイロットやアメリカ空軍のような空を飛んでいる人たちが、随分とUFOを目撃しているらしい。そのうちのいくつかは写真なども撮られていて、それらを目にすると「いったいどういうことなのだろう」と思います。 

 こういった話題になると、科学者の多くは「そんなことはないよ」「だいたいUFOが飛んでくるとなれば相当程度の文明の高い星が近くになければならないのに、そんな星はないよ」と言います。 

 確かに、地球から100光年あたりのところの星で文明のありそうなところはほとんどありません。1万光年ぐらいになって、ようやくそうした可能性のある星が少しある程度です。

  1万光年離れたところから飛んでくるためには光の速さで1万年かかります。通常の宇宙船の速さだと5万年、10万年とかかる。10万年もかけて地球の探索にくるなどというものはまったく無駄なことですし、そもそも無理だ――とUFOを否定する人たちは言います。  

だからUFOの目撃情報にしても「恐らくは何か光の加減であるとか、パイロットが空を飛んでいるうちに幻想を見たのではないか」と反論するのです。 

 これは一見科学的な意見のように見えるかもしれません。しかし、この科学者たちは実は間違っています。ここに科学の落とし穴があるのです。  

UFOが飛んでくる可能性というのは「ある」のです。それはどうしてかと言えば、光よりも速い移動手段が「ない」と決まったわけではないからです。  

「光がいちばん速い」と言っているのは、今の私たちの科学の常識の範囲内でのことに過ぎません。ですから、私たちの知能の及ばないようなものがあるかと言えば、それは「ある」のです。

 ■なぜ、紫式部は飛行機を天狗だと言うのか  

そのことは過去を見ればわかります。 

 人間が誕生したのは600万年も前のことです。しかしわずか1000年前、1000年前というと人類誕生からの600万年のわずか6000分の1です。 

 その1000年前、たとえば平安時代の紫式部に飛行機をみせて「あれは何だと思いますか? 」と尋ねれば、きっと紫式部は「空を飛んでいるのなら天狗ではないか? 」とでも言うでしょう。

  なぜ紫式部が飛行機を天狗だと言い、今の人は飛行機だと考えるのかと言えば、人間は目に見たものを、今の自分の知識の範囲で判定しようとするからです。

  もちろん紫式部のいた平安時代には飛行機はありませんから、あんな巨大なものが空を飛ぶなんて考えもしません。ならば、それは天狗のような怪物の類ではないかと考える。  

このように、私たちはいつも自分の頭の中に入っている知識の中から正解を探すという癖があるのです。

■我々は光より速いものを知らないだけ  

科学者が「光よりも速いものはない」と言うのは、アルベルト・アインシュタインが今から100年ほど前に「光がいちばん速い」という理論を構築した、世に名高い「相対性理論」を論拠としています。

  相対性理論はその後の量子力学などに発展して、学問的にたいへん大きな功績があったことに間違いありません(物理学的には、相対性理論と量子力学は相いれないところもある)。  

しかし、アインシュタインは「光がいちばん速いのだと考えて整理をするとこの世の中をうまく整理できる」ということを言っているだけで、「光よりも速いものがない」と証明したわけではありません。  

アイザック・ニュートンによる「ニュートン力学」だけでは説明しきれない不思議なことがあったので、それを整理するためには「光がいちばん速いものである」と定義して、それでいろいろなことを考えるとうまく説明ができると言っているに過ぎないのです。 もちろん、光がいちばん速いということを後押しするいろんなものがあります。有名な「E=mc2 」という式がありますが、これによれば現在の核兵器なども全部説明ができて矛盾がありません。

 ところが、最近では「実は、光よりも速いものがあるのではないか」との説も出てきています。 

 アインシュタインの時代には、「真空」は本当に何もない空間だと考えられていましたが、現在では真空にはヒッグス粒子といわれる素粒子がぎっしり詰まっているというのが正しいのだという理論も出てきました。

  そのように現在でも、毎年ということはないにせよ10年に1度ぐらいは新しい現象が発見されているのです。

 ■100年後にUFOを説明できる可能性  

1000年前の紫式部は飛行機を理解できず、スマートフォンなどは明治の乃木希典大将にも理解できなかったかもしれません。「この小さいものでどこにでも電話ができるとか、汽車に自由に乗ることができるとは、いったいどういうことなのだ」と言ったに相違ありません。  

そうしてみると、今から1000年後どころか100年後でも、今の知識がそのまま通じるとはとても考えられないのです。 

 100年後にUFOを見れば「あれはどうだ、こうだ」ときちんと説明できるかもしれませんから。

  このように、私たちの頭脳が正しいとか間違っているということを判断するときに、現在の知識で説明できることは「正しい」と、知識にないものは「間違っている」と判断してしまうのです。

  これも、フェイクニュースに騙されることを防ぐ一つの考え方です。

■不勉強な科学者ほど「霊魂」の存在を否定する 

 UFOの問題と並んでよく質問を受けるのが「魂」についてです。 

 お墓で何かもやもやとしたものが立ち上がっていたとか、戦争で亡くなった兵隊さんの慰霊式を行うと、そのとき何か魂のようなものが見えるとか、さらにそれが写真に撮られて「こういうものが写っている! 」などと言われることがあります。  

そういったものを科学者にみせると、その多くはやはり「死んだ人の魂なんてあるはずがない」と言うでしょう。 

 なぜかと言えば、人間の思考というのは大脳新皮質で司られていて、人が亡くなって頭に血液が流れなくなり、大脳の皮質が朽ちてしまえばそのまま意識も全部なくなると考えるからです。だから死んだ人は呼びかけに答えない。  

しかし、人間は死んだら何もなくなるというのは寂しいので、それで魂が存在するというような話をつくり出したのだというのがごく普通の回答です。 

 中途半端な科学者というと非常に失礼なのですが、あまりじっくりと科学をやったことのない、もしくはおっちょこちょいの科学者というのはきっとそのように言うでしょう。 

 しかし、このような答えは、科学的ではありません。  

科学というのは自分の考え得る範囲で「こうだ」と思うこと以外に、それとは異なるものが世の中に存在することを発見しようとしているからです。 

 科学者は、今まで自分たちの頭の中にないものを発見しようと思って研究し、だから実験というものが必要になるのです。

 ■死体から出る「記憶を持った」気体状の物質 

 前述しましたが、もし自分たちの頭で考えたものがすべて正しいというのであれば、こう実験などはする必要はありません。今の知識からすれば、これから私の言うことは荒唐無稽に感じられるでしょう。しかし、本書の読者までが同じように現在の知識だけで考えてはいけません。

  たとえば、人間の魂は実は大脳旧皮質にはなくて、大脳新皮質の中のほうの小脳や延髄のほうにあると仮定します。人が亡くなると、脳の血液は滞留するので大脳新皮質の機能はダメになりますが、小脳とか延髄にある人間の魂としてはこれまで生きてきた中で得た知見を失くすわけにはいかない。 

 なぜかというと生物はそれまでの知識を使ってだんだんと進化してきて、そういう生物が生き残ってきているわけだから、現在の生物は必ず死んだ後に自分の獲得した知識を残しているはずです。身体のつくりは明らかに自分が生まれる前の構造を知っているのですが、知識については知らないと現在の科学では仮定されているのです。

  では人間の場合、それはどういう形で残しているかというと、死体から記憶を持った気体状の物質を出して、それをとりあえず仮のところに貯蔵し、別の人間が生まれたときにはその体内に入っていくようになっている。  

その気体状のものを私たちは「魂」と呼んでいて、それは慰霊祭をやってくれるとか、肉親に会うだとか、そういうときに刺激されて何度でも出てくるようになっていて、だから魂は死後も残るのである……。

そのようなことが実証されるかもしれないのです。 

 ですから、本物の科学者であれば「死後の魂がみえる」ということに対しては、「そういう可能性もありますね」というふうに答えるわけです。



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「緊張の糸が…」 9連休明け、退職代行の依頼が250件超と最多に

2025年01月07日 20時03分03秒 | 雇用と職のこと

「緊張の糸が…」 9連休明け、退職代行の依頼が250件超と最多に(毎日新聞) - Yahoo!ニュース 




「緊張の糸が…」 9連休明け、退職代行の依頼が250件超と最多に
1/6(月) 19:29配信 2025




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毎日新聞
退職代行モームリのホームページ


 多くの企業や官公庁で仕事始めとなった6日、本人に代わって勤務先に退職意思を伝える退職代行サービスの依頼が急増した。例年より長かったこの年末年始の「9連休」明けで、職場へ向かうハードルも高くなったとみられる。


【図解】退職代行、利用する人が多い職種は…


 転職・退職支援会社「アルバトロス」(東京都港区)が管理する「退職代行モームリ」の都内の事務所には、朝から依頼の電話が相次いだ。1日当たりの依頼件数の最多はこれまで約180件だったが、6日は午後5時時点で約4割増の250件超と最多を更新したという。


 モームリは、本人に代わって勤務先に退職の理由や意思を伝えるとともに、退職届の郵送や備品の返送などの調整を代行する。利用料は正社員・契約社員は2万2000円、アルバイトは1万2000円だ。


 6日に寄せられた依頼の退職理由としては「年末までがむしゃらに働いてきたが、年明けで緊張の糸が切れてしまった」などと年末年始の長期休暇明けの影響がうかがえるケースのほか、「社長から度重なるパワハラがあった。有給を3日間取得したら『体調管理も仕事のうちだ』とボーナスを減らされた」「労働環境の悪化でうつになったが、休職させてもらえなかった」などと、職場環境の悪化を訴える声もあったという。


 これまでもゴールデンウイークなどの長期休暇明けに依頼が増える傾向があったため、6日は職員を普段より多い26人にして仕事に当たったという。同社の担当者は「件数が増えた分、スピード感をもって対応した。労働環境などに困っている人にとって『最後のとりで』のように利用してもらいたい」と語った。


 X(ツイッター)上でも「本当に限界な人は退職代行を使って」「日本からブラック企業をなくすためにできることはないのか」などの発信が相次ぎ、「モームリ」や「退職代行」が一時トレンド入りした。【杉山雄飛】







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予備校「ニチガク」破産申し立てへ 現役講師感じた“予兆”…給与支払い遅れや未払いも 受験シーズンの閉鎖に生徒「あり得ない」「許せない」と憤り

2025年01月07日 19時03分38秒 | 事件と事故

予備校「ニチガク」破産申し立てへ 現役講師感じた“予兆”…給与支払い遅れや未払いも 受験シーズンの閉鎖に生徒「あり得ない」「許せない」と憤り【news23】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース 




予備校「ニチガク」破産申し立てへ 現役講師感じた“予兆”…給与支払い遅れや未払いも 受験シーズンの閉鎖に生徒「あり得ない」「許せない」と憤り【news23】

1/7(火) 0:52配信2025



TBS NEWS DIG Powered by JNN




「やばい やばい」


高校生らが入っていくのは、東京・新宿区にある大学受験予備校「ニチガク」。異例の事態に見舞われていました。


【写真を見る】予備校「ニチガク」破産申し立てへ 現役講師感じた“予兆”…給与支払い遅れや


入り口に貼り出された紙。そこには「破産申立て」という文字が。


年明け、突如教室が閉鎖されたのです。


生徒らには、私物の持ち帰りだけが許可されました。


今月18日19日に大学入学共通テストを控える中、勉強する場所を失った受験生は…


ニチガクに通う高校3年生
「授業が受けられないことで(受験)本番困ったら嫌だなというのはある」


ニチガクに通う高校2年生
「私たちは高1・2だが、高3の人は泣いちゃったりして。許せない気持ちがいっぱいです」


ニチガクに通う高校2年生
「知っていてやっているなら詐欺なんじゃないかと思う」


生徒らは、去年12月30日まで予備校に通っていましたが、教室は年明けの4日、閉鎖されていました。


代理人弁護士によりますと、「ニチガク」を運営する日本学力振興会は、去年から資金難に陥ったため、今月中旬までに破産申し立てを行うということです。


東京・西新宿で40年以上の歴史がある「ニチガク」は、大小様々な教室があり、少人数制で学べることが強みだといいます。


閉鎖の直前まで利用者を集めていたとみられることもわかりました。


先月から通い始めたばかりという高校2年生。多額の授業料を前払いしていました。


先月入塾した高校2年生
「受験前までの前払いで250万円ちょっとを一括で払った。今閉めるのはあり得ないだろうと。2か月目以降は1日も行っていないので、全額返ってこないと許せない」


ニチガクに通う高校2年生
「先払いで1年間先に払っていて、講習会の受け放題みたいなプランも入ったばっかりなので」


ニチガクで6年間、世界史の講師をしていた人物が6日夜、news23の取材に応じました。


ニチガク世界史講師 森川晶雄さん
「怒りと、生徒が可哀想ということしかない。直前期で追い込みかけていて、結構メンタルもギリギリの生徒もいるし、プレッシャーに押し潰されそうな生徒もいる。授業を受ける場だけじゃなくて、自習する環境も奪っちゃった」


また、去年の夏頃から給与の支払い遅れや未払いが発生していたと証言します。


ニチガク世界史講師 森川晶雄さん
「(直近)2か月分は給料払われていません。(給与が)予定通りに払われないのは4、5か月くらい続いていた。我々講師の間でも『危ないんじゃないですかね』とか、『来年度あるんですかね』とか、そういう話は出ていた。あまりにもひどすぎる」


一時は200人を超える生徒数だったというニチガク。しかし現在は130人まで落ち込んでいたといいます。さらに、自習室の拡充などの設備投資によって資金繰りが厳しくなったということです。


受験シーズン真っ只中に起きた予備校の閉鎖。生徒の受け入れ先はまだ決まっていません。


TBSテレビ










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なぜ、正月におせち料理なのか?

2025年01月07日 11時03分50秒 | 食のこと

おせち料理とは?食べる意味や由来、食材の意味を知ろう







ところで、おせち料理を食べる由来や意味はご存知ですか?

今回はお正月のおせち料理についてのお話です。
おせち料理のメニューや素材に込められた意味や、重箱に詰める順番などもご紹介します。



※写真はイメージです。         

おせち料理とはそもそも何?おせちの由来や食べる意味

        新しい年を祝い、お正月に食べる「おせち料理」。
新年に各家庭にいらっしゃる歳神(としがみ)さまへお供えし、
年が明けてから神様のお下がりとしていただく料理です。

おせち料理の由来は、季節の変わり目などにお祝いごとをする日である「節日」「節句」からきています。

1月1日の元旦や、1月7日の七草の節句、3月3日の桃の節句などを祝うために神様にお供えした食べ物を

「御節供(おせちく)」と呼び、これがおせち料理のルーツです。

豊作の感謝を込めてその土地で取れた食材をお供えし、
その後神様からのお下がりとしていただいていました。

現在は節日・節句の中でも、

一年の始まりであるお正月に食べる料理を「おせち料理」と呼ぶようになりました。

正月三が日には“かまどの神様”に休んでもらう、
買い物や料理などの家事もお休みにするといった意味も込め、
保存が効く料理が中心になったとも言われています。

おせち料理の食材の持つ意味や料理のルールなど

        おせち料理の中身の食材やメニューには五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などの願いが込められています。

「めでたさを重ねる」をという意味も込め、重箱に詰めて作られます。

おせち料理の重箱の段数は3~5段が多いです。

五段重を正式とする説、四段重を正式とする説があります。
最近はコンパクトにまとめる三段重も増加傾向ですね。

どの段にどんな料理を詰めるのかということも決まっています

今回は四段の場合のおせち料理の中身と、その食材ごとの意味をご紹介!
※メニューや素材は地域や風習などによって異なる場合があります。


【一の重】祝い肴、口取り

重ねた時に一番上の重箱になる一の重には、
祝い肴と酒の肴になるかまぼこや栗きんとんなどの「口取り」を詰めます。

一の重に詰めるメニューやその意味

■黒豆
黒く日焼けするほど、まめに健康に過ごせるように。

■きんぴらごぼう
ごぼうは地中深くに根を張るため、家庭や家業が地域に根づくことを祈る。

■昆布巻
こぶは「喜ぶ」に通じる語呂合わせで縁起物。

■伊達巻
形が巻物に似ていることから、知識が増え学問で成功できるようにという願い。

■数の子
卵がたくさんあることから子孫繁栄を願う。

■田作り
片口いわしの稚魚の飴炊き。
いわしを刻んで肥料とした田畑が豊作になったことから、五穀豊穣を願うメニュー。

■紅白かまぼこ
赤は魔除け、白は神聖さを表す。
日の出の形に似ており、おめでたいともされる。

■栗きんとん
黄色い黄金に見立てたり金団(きんとん)という漢字から豊かさを願う。

■錦玉子
黄身と白身のを金と銀に例え、その「2色」と「錦」の語呂合わせで縁起を担ぐ。


【二の重】海の幸を使った焼き物

        二の重には焼き物を詰めます。
縁起が良いとされる食材や、お祝い事にふさわしい高級食材なども使われます。

二の重に詰めるメニューやその意味

■鯛
「めでたい」との語呂合わせや赤い色がお祝い事にふさわしい。
七福神の恵比寿さまが持つ縁起の良い魚という意味も。

■海老
長いひげと曲がった腰が長寿の象徴。長生きを願う縁起物。

■ブリ
ブリは成長と共に名前の変わる出世魚で、立身出世を願う。

■はまぐり
左右の貝がピッタリ合うことから夫婦円満を願う。

【三の重】山の幸を使った煮物

        家族が仲良く結ばれるよう煮しめ(煮物)を詰めます。

三の重に詰めるメニューやその意味

■筑前煮
穴があることから将来の見通しが効くというれんこん、小芋をたくさんつけることから子孫繁栄を願う里芋など。
土の中に長く根を張る根菜を多く使い、末永いしあわせを願う。

【与の重】箸休めになる酢の物など
四が死を連想させないよう「与の重」と表記されます。
与の重は野菜を使った酢の物など、箸休めとなる料理を詰めます。
三の重に入りきらなかった煮物を少し入れる場合もあります。

与の重に詰めるメニューやその意味

■紅白なます
大根と人参の千切りで作られた酢の物。
縁起物の水引をかたどっているとされ、平和や平安を願う。

■菊花かぶ
菊の花に飾り切りし、紅白に染めたかぶの酢の物。
めでたい菊と紅白で縁起を担ぐ。

五段目がある場合は空箱とすることも!

        五段重とする場合、五段目の重箱は予備として空箱とすることもあります。
来年はこの箱に料理を詰める余地がある=来年はさらに栄えるという願いが込められます。 

最近のおせち事情とは?

流行のものや選び方


         
        自宅で手作りしていたおせち料理も、近年は購入されるという方が増えてきています。

さまざまなメーカーから特色豊かなおせちが販売されています。

購入するからこそ、こんなおせちを選んでみてはいかがでしょうか?

ヘルシーおせち

小さな子供やおじいちゃんおばあちゃんも安心して食べられる健康志向のおせち。
無添加や無農薬の野菜など素材からこだわり、
着色料や塩分をできるだけ減らしたメニューなども人気で、今の時代ならではの付加価値のあるおせちです。

有名店、有名シェフ監修のおせち

美味しいと評判の高い飲食店や有名シェフが手掛けるおせち。
一度は食べてみたい有名シェフの味をおせち料理としてお家でゆっくり楽しむことができます。
イタリアンやフレンチなど洋風のお店で手掛ける洋風おせちもオシャレです。

高級食材おせち
        おめでたいお正月にふさわしい、高級食材をふんだんに使用したおせち料理。
伊勢海老やアワビ、和牛、ローストビーフなど、お正月だから奮発して購入できますね!




        ・おせち料理の由来は祝い事で神様にお供えしていた食べ物「御節供(おせちく)」からきています。
新年の健康や繁栄を祈って歳神さまへ料理をお供えし、年が明けてから神様のお下がりとしていただきます。

・おせち料理の食材やメニューにはそれぞれ五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などの願いが込められています。
「めでたさを重ねる」をという意味から重箱に入れて作られ、重箱へ入れる料理の内容も決まっています。



                                                  イオン北海道のインターネットショップより、

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