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コロナ禍で24歳の女性と職場不倫した、最低男の言い分

2025年01月08日 22時03分45秒 | 女と男のこと

新型コロナウイルスの流行からすでに1年。SPA!では昨年6月、コロナ禍で密事に励む男女を取材。欲望のままに動く不倫カップルの実態を追った。

あれから8か月、コロナ禍で新たに始まった不倫カップルの情報をキャッチ。人生初の不倫に踏み出してしまった男性に話を聞いた。 


2/16/2021


不倫は蜜の味のはずが……後悔するも反省の色はなし


写真はイメージです
 関東圏の地方公務員である井出寛也さん(仮名・30歳)は昨年春からコロナ関連の業務が激増。その結果、ほぼ毎日のように後輩の女性職員(24歳)と共に残業時間を過ごすことに。

 「もともと、彼女に対して恋愛感情はなくて。だからこそ、軽口も叩ける仲というか。それが一緒に残業する時間が増えて、向こうからのボディタッチも激しくなってきた。それで僕もだんだんと意識するようになってしまったんです。それで夏頃に、冗談半分で『家に寄らせてよ』と言ったらすんなりOKをもらえて。そのまま不倫関係になりましたね」  

井出さんは人生初の不倫に踏み出してしまった理由をこう語る。 「春頃は多忙で夫婦関係も悪化していました。それに、世間から『公務員はコロナ不況でも給与が減らなくていいよね』という嫌みな声が届く。でも実際は激務です。心身ともに疲弊していて、魔が差したんですよ。冷静に考えると顔も性格も後輩はタイプではないんです……。本音を言ってしまえば後悔しています」



「相手がどんどん本気になってきて…」最低男の言い分


  秋頃からすでに彼女に対する井出さんの気持ちは冷め切っているという。 「夏以降、相手がどんどん本気になってきて、重くて仕方がない。実は彼女は僕と関係を持つまで処女だったんですよ。デートのたびに『こうなったからには責任取ってくれるよね?』と冗談めかしつつ迫ってくるし、職場にお弁当を持ってきては『あなたの奥さんはこんなことしないでしょ?』と言ってくる。  もう全然楽しくないですよ。仕事があるからむげにもできません。今の唯一の希望は4月の人事異動です。できるだけ遠くへ飛ばしてもらうことを心から願っています」  

とはいえ、もう不倫はこりごりというわけでもないらしい。 

「やろうと思えば、不倫って案外できちゃうというのがわかってしまったんですよ。最初は楽しかった部分もありますし、今度は相手選びを慎重にして、自分の立場に理解のある女性を狙いたいですね。 

 まあ、でも一旦は平穏な生活に戻りたいですよ。仕事にも響くし。正直、今はコロナより不倫相手の彼女のほうが怖いですね」

  タクシーを使っても電車の時刻表に合わせて帰宅、LINEは使わずフリーアドレスで連絡など、対策には自信があるようだが……コロナ禍でまた一人、最低な男が誕生してしまった。 <取材・文/週刊SPA!編集部>


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同じ皇室でも思想や行動がまったく違う…天皇家と秋篠宮家の"兄弟確執"が解消されない根本原因

2025年01月08日 21時03分07秒 | 皇室のこと

同じ皇室でも思想や行動がまったく違う…天皇家と秋篠宮家の"兄弟確執"が解消されない根本原因


1/11(水) 17:17配信2023
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新年一般参賀であいさつされる天皇陛下=2023年1月2日午前、皇居 - 写真=時事通信フォト

■“冷戦”状態のきっかけは「人格否定発言」  

このままでは「令和の壬申の乱」が起きるかもしれない。 

【この記事の画像を見る】  

イギリスのチャールズ国王の次男・ヘンリー王子が自伝『スペア』の中で、妻のメーガン妃に対して批判的な物言いをした兄のウィリアム皇太子と口論になり、兄がヘンリー王子の襟首をつかんで床に叩きつけたと主張しているという。 

兄弟は他人の始まりというが、振り返って、この国の兄・天皇と弟・秋篠宮の関係も長年、“冷戦”といってもいいような状態が続いているのではないかと思い至った。  

壬申の乱は、672年、兄・天智天皇の後継を望んでいた同母弟・大海人皇子が、天智天皇崩御後、子どもの大友皇子が弘文天皇に即位したことを恨み、兵を挙げ、自害に追い込んだといわれる内乱である。

  時代背景も人心も違う現代で、このようなことは起こりえないだろうが、似たような構図が天皇と秋篠宮にあることは否定できないのではないか。

  天皇家と秋篠宮家との関係を年代順に見てみたい。  

萌芽は2004年だった。

皇太子(当時)が会見で、

「雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあった」と発言した。

「浩宮の乱」とまでいわれて騒ぎになった。 

■「壬申の乱の勃発を招きかねません」

 秋篠宮はそのことについて、

記者会見という場で発言する前に、せめて陛下と内容について話をして、そのうえでの話であるべきではなかったかと思っております」と苦言を呈した。

  秋篠宮のいい分に利ありとメディアは挙(こぞ)って秋篠宮贔屓になり、雅子妃へのバッシングをさらに強めていった。

  当時の首相だった小泉純一郎氏は、皇室に皇太子の次の後継男子がいないことを憂えて、2006年1月に「有識者会議の報告に沿って皇室典範の改正案を提出する」と宣言し、女性・女系天皇を認める方針を打ち出した。

  だが、その直後の2月7日、NHKが「紀子さまご懐妊の兆候」というスクープを報じた。 

 当時官房長官だった安倍晋三氏は、

「神風が吹いた」と話したという。秋篠宮家に男の子が生まれるかもしれないのだ。  

皇嗣典範改正の見送りに逡巡していた小泉首相に安倍氏は、「お子さまが男子の場合、皇室典範改正は正当な皇位継承者から継承権を奪うことになります」。さらに、そんなことをしたら「壬申の乱の勃発を招きかねません」と助言していたと、元NHK記者で、安倍氏と最も親しかったといわれていた岩田明子氏が文藝春秋(2022年12月号)に書いている。 

 そして、2006年9月6日、秋篠宮家に長男が誕生したのだ。 

 眞子さん、佳子さん、次代の天皇である長男・悠仁さんに囲まれた秋篠宮夫妻は幸せな家族の象徴となった。 

 だが、美智子皇后(当時)はそんな息子たちを見ながら、一人心を痛めていたという。

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天皇陛下(当時)が心臓のバイパス手術を受けるために東大病院のICU(集中治療室)に入っていたときのことだという。 

 「実は、手術が終わったのち、真っ先に紀子妃殿下から病院関係者に『お見舞いに伺いたい』との打診があったのです。それを受け、医師団と侍従職が折衝し、一旦は手筈が整っていました。ところが、そうした動きをお知りになった雅子妃殿下(当時=筆者注)のご意向が、直前になって伝わってきたのです。それは、『順序が違うのではありませんか』という、強いご不快のお言葉でした」(さる秋篠宮家関係者)  これにより紀子さんのお見舞いは叶わなくなったという。 

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■メディアの「雅子妃バッシング」も燃えさかり…  

「まず10月下旬、皇后さまのお誕生日の夕食会において、皇太子ご夫妻が途中退席されるという出来事がありました。また11月に入って悠仁さまの七五三にあたる『着袴の儀』が執り行われますが、お祝いの宴も皇太子ご夫妻は欠席されています」(宮内庁担当記者)  

元々皇太子一家は葉山で静養する予定が入っていて、出席するつもりはなかったというのである。  

また、同じころ、天皇が気管支肺炎で入院したが、見舞いは秋篠宮夫妻が最初で、皇太子は兄妹の中で最後になった。雅子妃は発熱のために行かれず、見舞いに行ったのは天皇が退院後、3週間以上も後だったと報じている。

 「両妃殿下が確執の只中にある現状は、むろん皇室にとって由々しき事態である」(新潮)  この当時は、適応障害でなかなか公務にも出られない雅子妃に対して、メディアが厳しい批判を繰り返していた。

  公務には出ないのに、娘の愛子さんの修学旅行に付き添って高級ホテルに泊まったではないか。実家に何度も里帰りしているのはおかしいなど、雅子妃バッシングが燃えさかっていた。

  2008年2月には、羽毛田信吾宮内庁長官(当時)が、公式の定例記者会見で、「愛子さまが両陛下を訪問なさる回数が少ない」と発言することもあったのである。  

当時、秋篠宮に皇太子の位を譲るべきだという「廃太子論」までが雑誌に載ったこともあった。そのために美智子皇后は一計を案じたと、女性自身(2019年4月30日号)が報じている。

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■皇室典範が改正されたら、秋篠宮家はどうするのか  

私は愛子天皇待望論者である。可能性はあると思っている。先のように、安倍元首相は愛子天皇を選択肢として考えていたようだ。 

 岸田文雄首相は何を考えているのか分からないが、このところの反撃能力容認、防衛費のGDP比2%増など、安倍元首相がやり残した路線を闇雲に突っ走っているように見える。  

だとすれば、皇室典範を改正して女性天皇を容認することもあり得るのではないか。

  そうなった時、秋篠宮はどう感じ、どう動くのだろう。紀子さんは天皇の母「皇太后」になることを心待ちにしているといわれる。  

だが、仮に今上天皇が上皇と同じ年で退位したとして、その後を愛子さんが継いだとすれば、悠仁さんが天皇に即位するのは50代以降ということになるのではないか。  

卑近な例で申し訳ないが、世襲企業がダメになる理由の多くは、跡目争いからである。

■兄弟が胸襟を開いて話し合うことが必要だ  

高貴な生まれの方たちだから、そのようなことはないと思う。だが、小さな火種だが、このままにしておいては、安倍元首相がいったような“困った事態”になるかもしれない。 

 そのためには、天皇と秋篠宮が何度も会い、胸襟を開いて話し合うことが必要なこというまでもない。 

今年、3年ぶりに行われた一般参賀に、愛子さんが初めて出席した。最初はやや緊張気味だったようだが、その初々しい姿が参列した人たちに「かわいい」と、好感をもたれたようだ。  

これからは「皇室の顔」になる愛子さんを、このままどっちつかずの状態のままにしておいていいはずはない。愛子天皇実現には、表立ってはできないが、内々、秋篠宮の同意も必須であるはずだ。 

 子どもの頃、仲のいい兄弟だった2人だから、できないはずはない。2人が談笑している姿を、多くの国民も見たいと思っているのは間違いないのだから。 



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掃除機で吸うのは効果ナシ 医師が解説「餅が詰まったとき」の応急処置 2年間で高齢者661人が亡くなる、生存率は17%

2025年01月08日 13時03分51秒 | 医療のこと

掃除機で吸うのは効果ナシ 医師が解説「餅が詰まったとき」の応急処置 2年間で高齢者661人が亡くなる、生存率は17%(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース 




掃除機で吸うのは効果ナシ 医師が解説「餅が詰まったとき」の応急処置 2年間で高齢者661人が亡くなる、生存率は17%
1/1(水) 6:21配信




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東洋経済オンライン
餅を詰まらせたときの対処法は?(写真:Ayleeds/PIXTA)


 正月で気をつけたいことの1つに「餅による窒息」がある。


 久しぶりに子どもや孫と過ごす一家団欒の最中に突然不幸が襲う。注意すれば予防できるため、残された家族には後悔が残ることが多い。だからこそ、予防法やのどに詰まったときの対策を多くの人に知ってもらい、被害者を減らさなければならない。


【画像で見る】餅を詰まらせたときの対処法の1つ「背部叩打法」


■年間300人近くが「餅」で亡くなる


 わが国では、毎年大勢の高齢者が餅による窒息で亡くなっている。消費者庁の調査によると、死者数(65歳以上)は2018年に363人、19年に298人だ。2年間の合計661人中127人が三が日の間に亡くなっている。65%が75歳以上だった。


 高齢者が餅を詰まらせると、窒息死する確率が高い。


 東京女子医科大学を中心とした研究チームが、2018年に『疫学雑誌』に発表した研究によると、餅によって窒息を起こした場合の1カ月の生存率は、17.2%に過ぎない。


 餅が窒息を起こしやすいのは、粘り気があり、付着性が強い(くっつきやすい)からだ。


 粘り気や付着性はゼリーの約100倍ともいわれている。これは餅米を構成するデンプンのほぼすべてが、アミロペクチンという成分で構成されているからだ。普通の米(うるち米)のデンプンは、アミロペクチン75%、アミロース25%で構成される。


 アミロースは直鎖状の構造であるのに対し、アミロペクチンは枝分かれ構造を持ち、絡みやすい。このため、粘度や付着性が高まる。


 さらに、雑煮などで温めた餅は、口に入れた後に温度が下がり硬くなるため、飲み込みにくくなる。飲み込む力が低下している高齢者ではなおさらだ。この結果、高齢者は餅をのどに詰まらせやすい。
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では、不幸にも窒息してしまった場合はどうすればいいのか。


 ■詰まらせたときに周りの人がまずすべきこと


 窒息した人は苦しいため、のど元に両手をあて、息ができないことを訴えることが多い。顔面蒼白の苦悶症状で、のどが詰まっているので声が出せない。よだれを垂らすこともある。これを専門的には「チョークサイン」という。


 のどを詰まらせて「チョークサイン」が出ている場合に、周囲がまずやるべきことは、呼吸ができているか否かを確認することだ。


 息をしているなら、気道が完全には閉塞していない。まずは、咳をするように促すのがいい。これだけで餅による気道がふさがれた状態が解除されることがある。


 一方、息をしていない場合は深刻だ。気道が完全に閉塞していることを意味するからだ。呼吸が止まると2分程度で脳にダメージが生じ始め、4~6分程度で元に戻らない状態になる。そして多くは7~10分で命を落とす。


 すぐに救急車を呼ぶと同時に、以下の方法を試してほしい。通報するか迷ったら、「#7119」で相談してみるといいだろう。


■餅を詰まらせたときの対処法2つ


 ■餅を詰まらせて、息ができない場合①「背部叩打(こうだ)法」


 この場合、周囲の人がまずやるべきことは、患者を前屈みにさせて、肩甲骨の間を手のひらでパンパンと強く叩くこと。これを専門的には「背部叩打法」という。衝撃により、気道を閉塞していた餅が外れることがある。


 ■餅を詰まらせて、息ができない場合②「ハイムリック法」


 背部叩打法で詰まりがとれないとき、次に試みてほしいのは「ハイムリック法(腹部突き上げ法)」だ。1974年にアメリカの医師、ヘンリー・ハイムリックにより提唱された手法で、腹部を圧迫して異物を除去する。腹部を圧迫するので、妊婦や乳児には行えない

 具体的には、患者をうしろから抱え、みぞおちにこぶしを当てたら内側かつ上方向に強く押し上げる。


 この2つの方法を救急隊が来るまで交互に行う。


 やり方については、YouTubeの「東京消防庁公式チャンネル」の動画がわかりやすいので、ご覧いただきたい。また、掃除機による吸引は効果がないとされているので、やらないでほしい。


 背部叩打法やハイムリック法で窒息が解除されなければ、胸部圧迫など応急処置をしながら、病院に搬送されるのを待つ。胸部圧迫の方法も東京消防庁公式チャンネルの動画を参考にするといいだろう。


■救急搬送しても手遅れのことが多く


 病院での詳しい処置はあとで紹介するが、簡単に説明するとこうだ。


 まず、気道を展開(気道を確保して呼吸を助けるために、頭部を後ろに反らせて、下あごを上げた状態にして気道の通りをよくすること)して、目で見ながら鉗子(かんし:ものをつかむときに使う医療器具)を用いて、餅を除去する。


 慣れた医師なら1分以内で処置は完了するが、病院に到着したときにはすでに手遅れのことが多く、このような処置をしても、患者の回復はあまり期待できない。


 以上が、餅による窒息対策の概要だ。


 実は、筆者も餅を詰まらせた患者を診たことがある。初めて経験した患者は、70代の男性だった。昔の話になるが、その光景が今も忘れられない。


 筆者は医学部を卒業したあと、2年目の研修を大宮赤十字病院(現:さいたま赤十字病院)で行った。当時も今も、埼玉県は医師不足だ。医師は忙しく、当直をしていると毎晩10人以上患者がやってくる。救急車で運び込まれる患者もいる。一睡もできないことも珍しくない。


 一方で、年末年始の病院はがらんとして、普段の病院とはまったく違う。入院患者の多くは外泊して、家族とともに新年を迎えるからだ。とにかく患者さんが少ないので、医師や看護師ものんびりとした気分を味わえる。筆者は、この雰囲気が好きだった。


 正月の当直を迎えるにあたり、先輩医師から必ず指導されることがある。それは餅による窒息への対応だ。迅速な処置が求められるからだ。


 元日の夜8時頃、救急隊から「餅による窒息で心肺停止です」と連絡があった。筆者はどう対応してよいかわからず、一緒に当直していた1年先輩の医師を呼んだ。


先輩医師は患者が救急外来に到着すると、気道確保を試み、その最中に鉗子を用いて、気道に詰まっていた餅を除去した。直径が3センチほどの小さな餅の切れ端だった。その後、心臓マッサージや点滴で血圧を上げる薬を投与したが、心拍が再開することはなかった。


 こうした蘇生措置を30分ほど行ったあとに、筆者は死亡を宣告した。


 患者は、正月に帰省した息子一家と夕食の最中だった。小学校1年生と幼稚園児の孫に、本格的な正月を経験させるため、祖母が手作りのお節料理を準備したそうだ。その中に餅が入っていた。


 楽しい食事の最中に祖父が亡くなってしまった。同行してきた息子は落ち込み、どんな言葉をかけていいかわからなかった。


救命が難しいからこそ予防を


 一度餅による窒息を起こした場合、訓練した医師がいなければ、餅を取り除いて呼吸を再開させることは難しい。そういう医師がいたとしても、高齢者では救命が難しい。



 餅による窒息は予防が重要だ。高齢者の飲み込みの機能をしっかり見極めて、窒息しないような料理、食べ方を心がけてほしい。











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「日本メーカーの方針が正しかった」と嘆くメーカーも…欧州で進む“脱EV” 2025年の展望は?

2025年01月08日 11時03分39秒 | 国際情勢のことなど

「日本メーカーの方針が正しかった」と嘆くメーカーも…欧州で進む“脱EV” 2025年の展望は?(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース 




「日本メーカーの方針が正しかった」と嘆くメーカーも…欧州で進む“脱EV” 2025年の展望は?

1/5(日) 16:00配信2025




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日テレNEWS NNN
苦境に立たされているドイツのフォルクスワーゲン(会社のHPより)


EU=ヨーロッパ連合では、2035年までにガソリン車の新車販売が禁止される予定で、EV(電気自動車)へのシフトが進められてきた。しかし今、EVの需要が鈍化し、大手自動車メーカーはEV偏重だった方針の転換を余儀なくされている。


【画像】フォルクスワーゲン ドイツ国内工場の閉鎖検討


■ヨーロッパでEV需要の鈍化進む 背景に“補助金打ち切り”
――EVへの急速なシフトは失敗だった。日本メーカーの方針が正しく、様々な車種をバランス良く取り扱う必要があった。


あるヨーロッパの自動車メーカーの関係者は、ヨーロッパでの新車販売の現状について、こうこぼす。2024年に入ってから、ヨーロッパ自動車工業会が発表するヨーロッパの主要31か国の新車販売台数では、EVの販売台数が鈍化し、前年割れとなる月が散発しているのだ。


特に落ち込みが激しいのはドイツで、2024年8月には前年同月比で約70%減となった。2023年12月にEVへの補助金プログラムが突然、打ち切りとなったことから、消費者の間で高額なEVへの拒否感が広がったとされている。


新型コロナウイルス対策で使われなかった予算を転用して2024年末までプログラムを続ける予定だったが、ドイツの憲法裁判所はこれを認めず、政府はプログラムの中止を余儀なくされたのが補助金打ち切りの理由だ。その後も予算編成をめぐって連立政権が崩壊し、2025年2月に総選挙が行われる予定だ。政治情勢の安定が見通せないため、補助金などのEV優遇措置の復活の見通しは立っていない。


■大手メーカーも「EVシフト」からの転換迫られる事態に
EVへの急速なシフトを進めてきたヨーロッパだったが、ここにきて需要の鈍化がみられることを受けて、メーカーも戦略の見直しを発表せざるを得ない事態に。


ドイツの「メルセデス・ベンツ」グループは2024年2月、“全ての新車を2030年までにEVにする”という方針を撤回。理由については「顧客に押しつけてまで人為的に目標を達成しようとするのは、理にかなっていない」として、EVの需要鈍化を挙げている。


スウェーデンの「ボルボ・カー」も“2030年までに販売する車の全てをEVにする”としていたものの、2024年9月、この計画を撤回すると発表。「電動化と持続可能性において業界をリードしていくが、現実的かつ柔軟な姿勢で臨んでいく」と、EV偏重だった方針を転換させた。


他にも、アップルがEVの「アップル・カー」の開発を中止したり、ドイツのフォルクスワーゲンがEV新車販売の鈍化による業績悪化で、初となるドイツ国内の工場閉鎖を一時、打ち出すなど(その後、回避)、急速にEVへのシフトが見直されているのが現状だ。


■2025年からは“EVシフト前提”の規制開始へ EU内で反発も
こうした状況の中で、ヨーロッパでは「2025年問題」を抱えている。EUの市場では年間に販売される新車の平均の二酸化炭素排出量に上限が設定されていて、2025年からさらにその規制が厳しくなる予定だ。


ただそのためには、自動車メーカーがさらに多くのEVを販売しないと達成が困難となっていて、規制に違反した企業への多額の罰金をめぐっては、ヨーロッパ自動車工業会が「緊急の措置を求める」とする声明を出して反発している。


「2035年にHV(ハイブリット車)も含めたガソリンなどで走るエンジン車の新車販売を禁止する」というEUの目標に関しても、見直しを求める声が自動車メーカーのみならず各国政府からも相次いでいて、EUは自らが課した規制と向き合う必要に迫られている。


■EV偏重からHV回帰の可能性も?…背景に「中国」
2024年は、EV偏重からの脱却への動きが目立ったが、2025年の展望はどうなのか。ある日本の自動車メーカーの関係者は、「脱EVが進み、HV(ハイブリッド車)への回帰が本格的に始まる年になるだろう」と分析する。


その上で、「世界各国が、EVで覇権を握ろうとする中国への対策を講じなければならない」と警鐘を鳴らす。実は、中国はEVに必要なレアメタルやレアアースなどの産出国を囲い込んでいて、欧米や日本・韓国などが入手しづらくなってきているという。


それに加えて、EVに搭載される蓄電池についても中国メーカーへの依存がより一層進む懸念が高まっている。中国は国を挙げてEVへの支援を続けていて、蓄電池の技術面で中国が他国に大きなリードを取っていることからだ。さらに、中国政府が補助金を投入しているため、相対的に低価格で他国へ輸出することが可能になっていて、価格面でも他国メーカーにとって脅威となっているのだ。


欧米では中国車への高い関税をかけることでけん制を続けているが、日本の自動車メーカーの関係者は「そもそもEVの土俵で中国と戦うのは不利な状況」だとして、HVなどでバランスよく新車販売を続ける戦略への回帰が一層強まるのではないかとの見方を示す。


急速なEVへのシフトから、「脱EV元年」となるのか。2025年は、自動車販売をめぐる状況が再び注目される年となりそうだ。









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癌の使命>寿命のきた個体に引導を渡すこと 寿命を制御する使者

2025年01月08日 03時03分34秒 | 医学と生物学の研究のこと
癌の存在意義という論文がありました。なかなかの慧眼ですね。

個々の細胞には寿命がありますが、この寿命の分子制御が壊れたのが癌細胞です。なので、癌細胞は無限に増殖しますが、これが自爆装置の様にヒト個体の死を招いて、癌もろとも死滅することになります。よくできた仕組みですかね

1/25/2022

ヒト子宮頸がんHeLa細胞

癌の発生とその役割
WWave vol.2, 25-27,1996


癌の役割
酸素によっで生きている生物にとって,酸素に
よる最後の幕引きは必要であり, それが正常細胞
の有する寿命であり, もう一つ別の死への引導は
癌の役割ではないのだろうか

気性生物にとって癌は必ず発生し,生物を死へと導くのだとすれ
ば, その存在は必要であり,必然的である

この発生をできるだけ遅らせ, その増殖を止め,正常
な細胞の寿命の尽きるのと癌による個体の死との
時期を同じにすることが,最終的には癌との共存
であり,これからわれわれが癌の予防と治療を考
えるときに必要なコンセプトではないだろうか
(図1).
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