写真は、有名な、吉良川の町並み。朝晩この道沿いに涼しい風がぬけますが、昼間はさすがに暑く、人も歩いていませんでした。日本の家は夏の暑さに耐えれるように作られていましたが、現在は、屋根の庇も短く、窓も小さめの、エアコンや、暖房器具を、使用する事を前提に設計されています。それは、都会の土地が無い場所やヨーロッパやアメリカの、雨や、湿度低い所の設計と同じで、地域の気候風土の事は、考えていない建物だと思います。狭い団地に建てるにしても、風が通る設計をし、雨が降っても、窓を開けていられる家を設計して行きたい。機械を使わずとも、快適に過ごせる家は、環境にも優しく、長持ちする家だと思います。