土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

物には神様が宿っている

2011年01月09日 17時27分28秒 | Weblog
正月の新聞を改めて読んで見た。途上国の環境破壊の事が大きく取り上げられていて、先進国の関わり、責任を改めて感じる年明けになりました。日本人の特殊な環境、考え方がこの先重要になるとも感じます。宗教学者の山折哲雄さんが、「日本人の宗教は、信じるか信じないではなく、感じるか感じないかの問題だと思うんです。」と書いていました。神は唯一と考えると争いが起こります。一杯何処にでもいると考えれば、折り合いをつけ、暮らさざる得ない。トイレに女神様がいると考えると、汚せない。大切にすると、良い事があると考えれれば、何事もうまく回ると考えれる。地球が狭くなり、人が増え続けている今こそ、日本人の柔軟な宗教感が生きて来る。良い悪いだけでは、動かない時代。木にも石にも土にも神が宿ると考えれば、木と土の家は、神の住む家。だから大切にしたいと考えるようになると、ハウスメーカーの建てた家を見学して、確信的に感じました。写真は、ピンクの梅の花がらの畳へり。優しい神様が宿っているのかも。