愛媛県愛南町のW邸の、サンルームを建て込みしました。古いポスト&ビームですが、躯体がしっかりしているので、強度不安は全然ありませんでした。
サンルームと言ってもガラスルーフでは無く、天窓使用なので、雨仕舞いも安心。大きな天窓が3個並ぶと壮観です。屋根はアイビー仕様の厚板ホンザネ+垂木+杉野地板。ルーフィング2重張り通気層もとっています。サンルームなので窓が多く、普通の30坪程度の家と同じくらい窓があります。今回4枚引きの窓は、筋交いの外に取り付ける、新しい取り組みをしております。どんな感じになるか、ちょっと楽しみ。今回使う木材は、4トンロングに満載。メーカーハウスの家と比べると、格段に多いのが特徴です。見せ場は階段と手洗い鉢。レンガ敷きの玄関と、風雨から躯体を守る、二階の新しい壁、等等。。。。隣が近いので周りが見えない様に、一階ガラスは曇りガラス。二階サッシと天窓は透明ガラスとなっています。サンルームと言っても、ガラスは遮熱断熱ガラスの高級仕様なので、暑い日差しは遮熱し、熱は逃がさない仕様なので、冬場日差しで暖かくなるかどうか、少し心配かも。今年中の完成を目指して頑張ります。ログハウスの増築は、木が大きくしっかりしているので、増築には向いています。100年後200年後に完成する家と言うのも楽しいかもね。世紀を超えるリノベーションが可能なのも、地元の木材を使っている木の家であればこそだと思います。ただし木の家は、常時湿気を持つ状態になると弱い。施主さんの、常日頃の点検は必要です。もし点検出来ない方は、アイビーログ工房にご相談下さい。質問にお答えしますし、必要なら伺い点検もいたします。他のログメーカーで作った家もOK。修理もできます。地元の素材を使い、楽しくリノベーションをして暮らせる家を増やして行きましょう。行きます。