ピカピカのW梁が完成間近。毎年ログハウスを建て続けて26年。アイビーログ工房を初めて21年。ログハウスも特別珍しい事もなくなった。一つのカテゴリーが形成されて来たと感じている。今新たに刻んでいる家は、僕の家の近くに建つ予定だ。
16年前、ポスト&ビームの自宅を建て、完成見学会をしたとき、蜜柑畑の中の農道が、車で溢れ渋滞した。今思うと笑えるが、それ程人が来た。僕は、皆ログハウスが好きなのだと、その時確信した。それから近くに六軒のログハウスが建った。ログハウスのある風景が身近に出来たのだ。普通にログハウスがある。僕の夢が少しづつ形になって来て来ている。後何年、ログハウスに関われるかわからないが、常に、次に建てる家が、最高のログハウスだと思って建てて行く。憧れが風景を作ると思う。山北の地に、ログハウスの家並みを作るのが、とりあえずの僕の夢だ。それを全国から、多くの人が見に来るなんてことを想像する。そのうち、地産地消が当たり前になり、なるべく加工していない地元の素材を使って建て、長く住み継げる家が、理想の家だと皆が思うようになる。そんな家を建てて行きます。新しい高知の風景を、アイビーログ工房は創って行く。そう言う思いで、これからもやって行きます。