ログビルダー修行中の中脇君。仕事が終わってから蛍光灯の下で、ノミを研いでいました。毎日研ぐことで、少しずつ職人になっていくのだと感じています。頭で出来る事と違い、手技には、近道が無く、繰り返し、繰り返し砥ぐ事によって、考える事によって、体にその間隔を焼き付けるしかありません。寒い冬の夜、冷たい水を使い刃物を触っていると、手が硬く、がさがさになって、職人の手になってきます。自分のなりたい未来に向かって、精進するしか近道はありません。自分の未来は自分で作るしかありません。高くて乗り越えられない壁も、一つのステップを越えれば乗り越えられる物。この一年どう過ごすかで、彼の未来は大きく変わります。たくさんの施主さんが喜ぶ家を、作れる職人になってもらいたいと思います。今回もう1人新人が入る予定でしたが、直前に断念したので、当分新人は彼1人なのは残念です。競い合い、話し合える仲間がいると良いと思っていました。しかし頑張って、ログビルダーの、建築に携わる事の素晴らしさを、世の中に発信して行きましょう。結果は、未来は自分で創るのだと。
つらい事やしんどい事に身を投じる事は、逆に考えれば、人に出来ない体験、乗り越える喜びがあると言う事です。私の体験で言うと、ログビルディングは、自分にも、建てる人にも喜び、がある仕事だと感じています。厳しい反面、やりがいがある仕事が良いと思うのは、私だけではないはず。100年のログハウス、未来を創りたい若い人、募集継続中。