千葉のログハウスの刻みは、天候に左右され、思うように中々進まないが、ようやくつなぎの丸太、11メートルが乗りました。
国産杉材は、テーパーが輸入材より大きいので、高さ調整が難しい。しかし、それはそれで、ログハウスの魅力の一つになります。
これからエンドカット、窓のカット、アーチカット等ログハウスのイメージを決めるカットをやるようになります。
楽しみな反面、失敗は許されないので、慎重かつ大胆にやって行きます。
夕方になり、片付け掃除の時間になると、小さな助っ人の、ビルダー見習いが来てくれます。
「近頃来ないなー。」と噂をしていたら、聞こえたのか来ていました。
お父さんの教育のせいか、チェーンソーがなっているときは、姿をみませんが、片付け時間になると来てくれます。
生き生きと、楽しみながら仕事をしようと思います。
職人になる人が、急激に減っている事が気になっています。きっと未来が作れない絶望感が、親方達にあるのかもしれません。
職人が幸せになれないような家を作っても、施主が幸せになれるとは思えません。
私達が作りたい家は、持続可能な家。それは山も、川も、海も綺麗になるシステムでないといけない。
それは、山の人も、建てる職人も、住む人も、誇りが持てる家創りだと考えています。豪華とは違う価値。本物の近くにある素材を使う建築。エシカルな建築だ。
「将来ログビルダーに、大工なりたい。」と言わせたい。きっと誇りを持って、楽しみながら、苦しみながらこれからもやって行く事が、未来を作る事になると信じて仕事をやって行きます。