土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

未完成は素敵だ。

2015年10月19日 21時05分25秒 | Weblog

千葉のH邸も、屋根構造制作中。岩橋君は、ポストのホゾ掘り中。何日かかるかなー。

アーチカットも、あら切り終了。後は天国のサンディング。木の香りに全身覆われる。半端ではない作業だが、嫌いではない。

エンドカットも進んでいます。チエーンソーの荒切りも、カッコ良いと感じる。サンダーをかけるのがもったいないよーな。

何時か、簡単にサンダーがけをした、荒々しいエンドカットのログハウスも作って見たい。室内は無理でも、外部なら良いのではないかと考えている。

決して手抜きでは無く、感性的に、荒切りの、チェーンソーの刃痕が残る不完全さに惹かれる。

日光東照宮は未完の建築物にしていると聞いた事がある。完成してしまうと後は衰退する事にかけて、未完成にしているそうだ。

色々なログハウスがあってもいいよね。

それにログハウスは、常に未完成の建物ではないかとも感じている。

木の乾燥収縮による沈み、セトリングがあるし、湿気に反応して動く。

未完成は完成品より楽しい。そんな感性の豊かなクライアントを育てたい。

自分の家は自分で育てる。ログハウスは、住む人が手を加え、変えて行く事が出来やすい、数少ない建築である。

本物の素材の、未完成の建築を楽しもう。やはりログハウスは素敵だ。