土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

色々と忙しい年明けです。

2014年01月16日 08時54分20秒 | Weblog

スモークハウスを、ひよっこビルダーが製作中ですが、色々仕事もあって中々進みません。完成すると新年会の予定ですが、目途今だ立たず。

並行してギャラリーも製作中です。これは今月いっぱいで建て込み予定ですが、こちらも遅れ気味です。もう少し気合いを入れて頑張らないと、どんどん遅れてしまい、次の家の材料も入って来るので、何とかしないと思っても、手作業なので時間がかかります。古いけどリゲイン飲んで、24時間働きますか?近頃アベノミクスと消費税アップの影響で、職人さんが足らないと言っていますが、もう少し人が育つシステムを作らないと、物作りの現場は、成り立たない。忙しい時だけ使って、暇になったら使い捨てのような今の現場では、育てようもないのは分かっているのですが、何とかしないと行けない。希望は、手仕事、物作りには喜びがある事。きっと次の世代の職人は、生き方やその喜びの為に、物を作る事になるのではないかなー。欲しい物は?食べたい物は?と20年前聞かれたら即答できたのに、今は?。これって幸せなのか。アイビーログ工房の丸太を使った手仕事には、完成の、創る喜びが確かにある。


山には宝物が、山程あるぜよ。

2014年01月12日 11時29分12秒 | Weblog

仁淀ブルーで有名な、仁淀川上流の面河の山に、高齢木の杉の枝があると言うので、少し雪の残る山へ枝を取りに行って来ました。こんな時実力を発揮するのが、軽トラックの4WD。狭い急なダートも、雪道も物ともせず行け、荷物も載せれる。田舎暮らしの必需品。半日チェーンソーと、ナタを使い、3人で半日。軽トラック2台満車にして帰って来ました。早速皮むき作業。冬切りの枝は皮が剥きにくいので、高圧のポンプで、水圧で皮を剥いて行きます。

白いきめ細かい冬切りの木肌が美しい。あとは、日陰で乾燥して、手すり材や、家具の製作の材料になります。皮を剥いて行くと、この枝はこんな使い方ができる、あそこに使おうなどと、アイデアが浮かんできて、寒いけれど楽しい作業でした。山には、宝物がそれこそ山ほどあるぜよ。

 


明けましておめでとう御座います。

2014年01月04日 10時46分33秒 | Weblog

明けましておめでとう御座います。本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年末から工事していた、愛南町のサンルーム、完成しました。入口はレンガ敷き仕上げです。色違いのレンガを敷き詰めました。

中へ入ると、5連の天窓と、大きな窓から光が溢れ、気持ちの良い空間となっています。杉のフロアーは斜め張り仕上げです。

階段は、土間側5段、フロアー側が3段の作りで、地松と杉の厚い板で作りました。かなり広いワンフロアーなので、色々な使い方が出来そうです。まずは、友達とお茶を飲んだり、仕事のスペースに。ギャラリーやイベントスペースとしても魅力的です。木と白壁は、昔から使われてきた最強の取り合わせで、落ち着きます。デッキにあった古い柱は風雨にさらされて、独特の表情に変わっていますが、違和感はありません。

2階の旧デッキも、左右の手摺を外し、杉のフロアーを張り、中央に透明のグレーチングを敷き、下の階の明かり取りに。

2階から見るとこんな感じ、風も抜けます。2階も明るく、暖かいので家族だけの、プライベートサンルームとなります。何より残した手摺で、何時でも布団や大きな洗濯物を、天気を気にせず干せるのは、主婦にとっては最高だとか。

下から見ても光が反射してシャンデリアのようです。14年目のサンルーム増築は、この家の弱点を補強し、新しい暮らしのアイテムとして使える部屋となりました。丈夫で自然素材だけのログハウスは、この増築で、風雨に強く、暖かい長寿命の家となったと確信しました。やはり家も、愛される事が一番です。今度この家を訪ねる時が楽しみです。

部屋の中の丸太や床も、飴色に色も変わり、オールドログハウスの味わいが出てきて、良い感じに歳をとって来ています。10年後きたら、どんなに変わっているかも今から楽しみにしています。