3日目 12時15分。
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四国旅行一番のお目当てといっても過言ではない、憧れの「凸凹神堂」を見学できて大満足。
美味しい料理も食べられたし、そろそろ宇和島を後にしようかと思ったのですが。
待てよ。宇和島市は闘牛で有名な町だ。
せっかくなので闘牛にちなんだ観光名所もチラッと見てみたい。
という事で、きのう案内板を見て気になっていた、町の外れにある闘牛場を見に行く事にしました(*^_^*)。
多少迷いながらも、住宅街のすぐ隣にある小山を登っていくこと数分。
・宇和島市営闘牛場(愛媛県宇和島市和霊町496-2)
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闘牛で有名な町といえば新潟県の長岡市、島根県の隠岐の島町など全国にいくつかあるようですが、ここ南予の闘牛は享和年代の古文書にも記載されている歴史ある文化。
起源は定かではなく、農民が農耕用の和牛どうしを突き合わせていたという説、またオランダから贈られた2頭の牛がたまたま喧嘩していた事から始まった説など、いくつか伝えられています。
動物愛護の観点から、明治、大正期には何度か禁止や規制が繰り返されましたが、ここ宇和島では昭和50年に全国に先駆けて全天候型のドーム型市営闘牛場を建設し、市民の娯楽として親しまれてきました。
平成7年には全国的にも希少な伝統文化として、文化庁より「無形民俗文化財」に指定されています。
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案内板によると、闘牛が行われるのは1月、4月、7月、8月、10月の年4回。
さすがに今日行われているのは期待していなかったので、闘牛場の外観だけ見て雰囲気を味わえればいいや~と思っていたのですが……。
思わぬ事にゲートが開いています。これって自由に入ってもいいの??
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おぉ~!スゴい!!
お客さんが居らずガランとしていますが、そのぶん闘牛場の巨大さが際立っている感じがします。
サーカスのテントみたいですね!(*^_^*)
競技が行われる時は、さぞお客さんの熱気と獣臭が充満するのでしょうな…。
過去開催ぶんのパネル展示がありました。
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牛の隣にいるのは「勢子(せこ)」と呼ばれる牛を操る役。その勢子と比べると、想像以上に牛が巨大なのがお分かり頂けるでしょう。
どの写真も躍動感満点で、これは生で見たら迫力がありそう…。そして言うまでも無く勢子は命がけ。
歴代横綱牛の写真もズラリ。
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激戦のチャンピオンに輝いた横綱牛に取り付ける「化粧廻し」の実物も展示されていました。
なお、先月4月開催分の取組表を拝見したのですが、まさに相撲の取組表そのものでした(ちゃんと各牛に四股名?も付けられています)。
展示物を見ていると、事務所?から年配の案内係の人が出てきました。どうやらここの闘牛場、開催期間外でも職員の人が常駐して観光地として開放しているようですね(^_^)。
そして挨拶もそこそこに、私にゴツいゴーグルを渡して下さる。
なになに……。闘牛VRですと!?
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…どうやら闘牛の開催期間外でもお客さんに楽しんでもらうよう、話題のVRで会場の雰囲気を味わってもらおうというサービスらしいです!しかも無料!!
いや~、これは素敵。まさかこんな所でVR初体験になるとは思いませんでした(^_^;)笑
「準決勝」と「横綱戦」を選んで見られるようになっていましたが、そりゃ~迷わず横綱戦を見るに決まっているでしょ!さっそく動画スタート!!
おっほwこりゃスゲェ!!\(^O^)/
試合は5~6分ほどでしょうか?やはりクライマックスだけあって、お客さんも熱狂しています(VRなので振り返ってお客さんの表情を見る事も可能)。
牛が素早く動くたびに会場全体から上がる喚声!子供たちも応援する牛の名前を叫んでいます!
バトルの様子ですが、想像していたよりは激しく突き合うわけではなく、頭どうしを一度ゴツッ!とぶつけて、そのままお互いに押しあうといった感じでした。
ルールはどちらかがブッ倒れるまで……という訳ではなく、時間無制限で技をかけ合い逃げたら負けというものらしいです。
基本技がいくつかあるようで、それぞれに名前も付いています。
で、今回の結末は2頭がくっつきあってジリジリ押しあいが続いたあと、1頭が後ずさって向こうへ行ってしまい終了でした。
はぁ~。何だかいっぺんに色々な体験が出来た感じがするぞ。
おじさんありがとう。来てよかったです(*^_^*)。
――――――――――
午後1時。
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あらゆる体験が出来た宇和島市を後にし、旅を続けます。
次に目指すのは、四国最南端の足摺岬です!
何やらすごい名前ですよね。字面を見ただけでもお遍路さんの苦悶の表情が浮かんできます。
岬の先端には八十八か所の金剛福寺もあり、四国一周においての大きな折り返し地点となっている事でしょう。
いざ、出発!
しばらく海に沿って南下します。
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宿毛湾
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この辺りでは、運が良ければ「だるま夕日」を見る事が出来るらしいです(道の駅「すくも」にて)。
それにしても、今日は暑いですね……。既に気温が23度あります(^_^;)。
もっとも、この日は札幌でも20度近くまで上がったようですが…。
高知県に入り、県道28号線を足摺方面へ!
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山の中を通る抜け道なのですが、やはり道中は魔の1車線が(笑)。
まぁ、北海道ではそうそう体験できないし、だんだんと慣れてきて楽しむ余裕も出てきたので良いのですが(笑)。
山あいの小さな集落
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少し走るだけですぐ景色が一変するので楽しいですね(*^_^*)。
車もほとんど通らず、カエルの声だけが響くのどかな一本道です。
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再び海沿いへ出ると…怪しげな竜宮城が。
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竜串海岸のすぐ近くです。「真珠博物館」の案内板もありましたが、ずいぶんと前に営業を終了しているようで、荒れ果てた廃墟になっていました(^_^;)。
ずいぶんと金掛けられてそうで大きな建物ですが、内部はどうなっていたのでしょうね……。
次回!高知編スタート!!
竜串海岸のホゲホゲおじいちゃん&四国最南端・祈りの岬!!
続く。
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四国旅行一番のお目当てといっても過言ではない、憧れの「凸凹神堂」を見学できて大満足。
美味しい料理も食べられたし、そろそろ宇和島を後にしようかと思ったのですが。
待てよ。宇和島市は闘牛で有名な町だ。
せっかくなので闘牛にちなんだ観光名所もチラッと見てみたい。
という事で、きのう案内板を見て気になっていた、町の外れにある闘牛場を見に行く事にしました(*^_^*)。
多少迷いながらも、住宅街のすぐ隣にある小山を登っていくこと数分。
・宇和島市営闘牛場(愛媛県宇和島市和霊町496-2)
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闘牛で有名な町といえば新潟県の長岡市、島根県の隠岐の島町など全国にいくつかあるようですが、ここ南予の闘牛は享和年代の古文書にも記載されている歴史ある文化。
起源は定かではなく、農民が農耕用の和牛どうしを突き合わせていたという説、またオランダから贈られた2頭の牛がたまたま喧嘩していた事から始まった説など、いくつか伝えられています。
動物愛護の観点から、明治、大正期には何度か禁止や規制が繰り返されましたが、ここ宇和島では昭和50年に全国に先駆けて全天候型のドーム型市営闘牛場を建設し、市民の娯楽として親しまれてきました。
平成7年には全国的にも希少な伝統文化として、文化庁より「無形民俗文化財」に指定されています。
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案内板によると、闘牛が行われるのは1月、4月、7月、8月、10月の年4回。
さすがに今日行われているのは期待していなかったので、闘牛場の外観だけ見て雰囲気を味わえればいいや~と思っていたのですが……。
思わぬ事にゲートが開いています。これって自由に入ってもいいの??
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おぉ~!スゴい!!
お客さんが居らずガランとしていますが、そのぶん闘牛場の巨大さが際立っている感じがします。
サーカスのテントみたいですね!(*^_^*)
競技が行われる時は、さぞお客さんの熱気と獣臭が充満するのでしょうな…。
過去開催ぶんのパネル展示がありました。
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牛の隣にいるのは「勢子(せこ)」と呼ばれる牛を操る役。その勢子と比べると、想像以上に牛が巨大なのがお分かり頂けるでしょう。
どの写真も躍動感満点で、これは生で見たら迫力がありそう…。そして言うまでも無く勢子は命がけ。
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激戦のチャンピオンに輝いた横綱牛に取り付ける「化粧廻し」の実物も展示されていました。
なお、先月4月開催分の取組表を拝見したのですが、まさに相撲の取組表そのものでした(ちゃんと各牛に四股名?も付けられています)。
展示物を見ていると、事務所?から年配の案内係の人が出てきました。どうやらここの闘牛場、開催期間外でも職員の人が常駐して観光地として開放しているようですね(^_^)。
そして挨拶もそこそこに、私にゴツいゴーグルを渡して下さる。
なになに……。闘牛VRですと!?
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いや~、これは素敵。まさかこんな所でVR初体験になるとは思いませんでした(^_^;)笑
「準決勝」と「横綱戦」を選んで見られるようになっていましたが、そりゃ~迷わず横綱戦を見るに決まっているでしょ!さっそく動画スタート!!
おっほwこりゃスゲェ!!\(^O^)/
試合は5~6分ほどでしょうか?やはりクライマックスだけあって、お客さんも熱狂しています(VRなので振り返ってお客さんの表情を見る事も可能)。
牛が素早く動くたびに会場全体から上がる喚声!子供たちも応援する牛の名前を叫んでいます!
バトルの様子ですが、想像していたよりは激しく突き合うわけではなく、頭どうしを一度ゴツッ!とぶつけて、そのままお互いに押しあうといった感じでした。
ルールはどちらかがブッ倒れるまで……という訳ではなく、時間無制限で技をかけ合い逃げたら負けというものらしいです。
基本技がいくつかあるようで、それぞれに名前も付いています。
で、今回の結末は2頭がくっつきあってジリジリ押しあいが続いたあと、1頭が後ずさって向こうへ行ってしまい終了でした。
はぁ~。何だかいっぺんに色々な体験が出来た感じがするぞ。
おじさんありがとう。来てよかったです(*^_^*)。
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あらゆる体験が出来た宇和島市を後にし、旅を続けます。
次に目指すのは、四国最南端の足摺岬です!
何やらすごい名前ですよね。字面を見ただけでもお遍路さんの苦悶の表情が浮かんできます。
岬の先端には八十八か所の金剛福寺もあり、四国一周においての大きな折り返し地点となっている事でしょう。
いざ、出発!
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宿毛湾
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山あいの小さな集落
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再び海沿いへ出ると…怪しげな竜宮城が。
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竜串海岸のすぐ近くです。「真珠博物館」の案内板もありましたが、ずいぶんと前に営業を終了しているようで、荒れ果てた廃墟になっていました(^_^;)。
ずいぶんと金掛けられてそうで大きな建物ですが、内部はどうなっていたのでしょうね……。
次回!高知編スタート!!
竜串海岸のホゲホゲおじいちゃん&四国最南端・祈りの岬!!
続く。