先週、大沼公園で北に戻る“オオハクチョウ”の群れに感動しながらシッターを押したが、ま
だ来ていると聞いて再び大沼公園に車を走らせた...。ついでに日の出見物となると、我
が家を出発するのが午前5時、この時間になると朝寝坊を特技とするものにとっては、かな
りキツイ。これからは日の出見物は無理かも知れない。朝日が昇るのを大沼の月見橋で待
機していると、湖のあちこちから「グワッ、グワッ」と“オオハクチョウ”の鳴き声が聞こえる...
日の出の撮影もほどほどに鳴き声のする場所に向かうと、“オオハクチョウ”が朝日を浴びて
黄金色に染まる湖を群れを作りながら悠々と泳いでいる...。大沼の湖面は、7割ほど氷が
解け、先週と違って大沼全体に散らばっているが、その数はざっと数えても300羽はくだら
ない。午後7時過ぎ、第一弾のグループが「グワッ、グワッ」と大きな叫び声と共に、バタバタ
バタッと水面を叩きつけ飛び上がる。10羽程度の群れは駒ヶ岳上空から北を目指す...
隣でシャッターを押す続けるカメラマンさんに聞くと、南から来た“オオハクチョウ”は大沼近く
の田んぼや畑で落ち穂を啄み、腹一杯になる夕方大沼に飛来し塒としている...。翌朝、日
の出と共に群れを作り北を目指し飛び立ち、1日300羽程度で多いときは500羽にもなる
そうだ。大沼から北に向かわず、東に行くようだが?と訪ねると鹿部の海岸に出て、太平洋
沿いに北上するのではないかということで、今月一杯は見られるかも知れないとのこと...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
大沼公園の日の出を月見橋でシャッターを押していると、湖の奥の方から時折「グワッ、グ
ワッ」と“オオハクチョウ”の鳴き声が聞こえる...。氷の解けている宿野辺川河口付近に
向けて車を走らせると、その数200羽、いや300羽を超えているほどの “オオハクチョ
ウ”の群れが羽を休めている。この冬、東北や関東の湖沼で越冬した“オオハクチョウ”が、
春が近づくこの時期に道内各地で羽を休めながら生息地シベリア方面に渡るという...
今年は氷の解けるのが遅いこともありこの場所に集まっているが、これほどの数が揃うとま
さしくここは「白鳥の湖」...。疲れて氷の上で身体に顔を埋め寝ているものや水面に顔を
突っ込んで餌を啄むもの、また、羽を広ろげて毛繕いするものなど様々仕草を見せてくれてい
る。陽が高くなると「グウア、グウア...」と大きな鳴き声ととも10~20羽ほどの群れつくりな
がら次から次と飛び立ち、大沼の上空駒ヶ岳を背に一回りしてシベリアへ向けて姿を消す..
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少し早起きして春を探しに大沼公園に車を走らせた...。昨夜の天気予報を信じて、少し欲張っ
て“朝日”見物も兼ねたのだが、何と大沼の東の空は黒い雲が横たわり、車の車外温度計は-
10℃を指している。6時20分頃黒い雲をかき分けて“朝日”が顔を見せると凍結した湖上の雪
原を鮮やかな黄金色に染め、どこか別世界の中に迷い込んだような雰囲気にさせてくれる...
去年の大沼は雪が少なく、湖上も一部解けだして北に向かうオオハクチョウの群れが見られた
が、今年はまだまだ氷は厚くそんな気配は感じられない...。しかし、それでも普段は行くことの
できない宿野辺川の河口付近は水面も広がり流れもあるので、そんなに時間をおかずに春は姿
を現すはずだ。“朝日”に気を取られているうちに黒い雲も姿を消し、駒ヶ岳の勇姿を堪能...
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先週末、「日の出」見物で大沼公園に車を走らせてきたが、「日の出」見物の後凍結した大沼
で氷上散歩を兼ねながら島巡りを楽しんだ...。もちろん、夏場近づくことの出来ない島に上
陸し、悦にいるのもまた格別である。途中、大沼と小沼の境を分ける月見橋の東側にある小
さな島に高さ2mほどの碑を見つけ、立ち寄った。碑に、文字が刻まれているが劣化して読み
取れず、また、ガイドブックにも見あたらなく、大沼観光コンベンション協会に訪ねてみた...
この島は、東郷島と名付けられており、碑ではなく“東郷大将銅像跡”で、明治39年7月に日露
戦争戦勝を記念して「東郷平八郎元帥」の銅像を地元の有志が建立したが、残念ながら昭和
18年5月に太平洋戦争中の金属類回収令で銅像・銘板が供出され、現在はその台座だけ残さ
れているとのこと。なお、同時期に公園広場から後楽橋を渡り左手の丘に日露戦争で功績のあっ
た「大山巌元帥」の銅像が建立されたが、同じように金属供出で現在は台座が残されている...
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好天が続く函館...。昨夜の天気予報の「晴れ」マークに誘われ、少しだけ早起きをして大沼公
園に「日の出」見物に車を走らせた。大沼は雲一つない空ながら、早朝とあってか車の車外温度
計は-11℃を指し、まだまだ冬の最中といったところ。午前7時過ぎ、朝日は横津連峰の七飯ス
キー場付近のうっすらと赤く染めた空から顔を覗かせ、氷結した大沼の雪原はキラキラと輝く...
日の出見物の後、思い切って氷の上に乗って“氷上散歩”...。最初の一歩は勇気がいるが、既
に氷の上には多くの足跡あり、その足跡を辿りながら1時間ほど掛けて幾つかの島巡り、目の前
に聳える駒ヶ岳もいつもと違う眺めだ。まさにこの時期ならではの大沼の楽しみ方かも知れない。
ところで、大沼で越冬中のオオハクチョウ、氷結した大沼から折戸川を塒にしているのかな?...
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先日、大沼公園で越冬のため日本列島を南下する途中羽を休めていた“オオハクチョウ”の
飛び立つ姿に感動し、もう一度と大沼に車を走らせた...。大沼公園は、雪はないものの初
冬の光景を醸しだし、湖面には2,30羽ほどの群れをつくりあちらこちら“オオハクチョウ”が
姿を見せている。しかし、繁殖地のシベリアから3千キロともいわれる道程を、毎年よくぞ迷
わずに渡るのか不思議でならない。それこそ“オオハクチョウ”の宿命なのかも知れない...
湖面に散らばっていた“オオハクチョウ”の群れが大きな集団になると、リーダーなのか「コォ
ー、コォー」と甲高い鳴き声を発すると100羽、いや、150羽ほどの“オオハクチョウ”が湖面
を蹴って一斉に飛び立ち、頭上で羽音を響かせながら南の方向に姿を消していった。これ
まで何度も“オオハクチョウ”の飛び立つ姿を見てきたが、これほどの群れが一斉に飛び立
つ姿は初めてでちょっぴり興奮させてもらった。3月、北に戻るときも楽しませてもらおう...
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少しだけ早起きをして、越冬のため南下する“オオハクチョウ”を出迎えにでもと大沼公園に車
を走らせた...。明け方に降った雪が、大沼を囲む山並みと駒ヶ岳をうっすらと雪化粧させた
姿は、大沼の初冬の光景を醸しだしている。シベリアから飛来した“オオハクチョウ”は、大沼
の宿野辺川河口付近に100羽ほどの群れで、旅の疲れを癒すかのように羽を休めている...
“オオハクチョウ”は、大沼を中継点として東北各地や遠いところでは中国地方まで飛来し越冬
している...。陽が高くなると「コォー、コォー」と甲高い大きな鳴き声とともに10~20羽ずつ
群れをつくり、水面を蹴り上げるように助走して飛び立ち、南の方向に姿を消す。大沼を中継
地とする冬の使者達は、これからも毎日のように見られるようだ。まもなく大沼を越冬地とする
“オオハクチョウ”群れも到着、湖面が凍結すると白鳥台セバットに集まり、愛想を振りまく...
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所用で八雲町へ車を走らせたが、七飯町の峠下トンネルを越え、目の前の駒ヶ岳(1131m)
を眺めると頂上付近が白くなっている...。それほど寒かったわけでもないので噴煙かな?
と思いつつ車を進めると、間違いなく剣が峰にうっすらと雪が被っている。これは“初冠雪”
だな、と高速道路に乗る予定を赤井川から山裾を抜け、森町市街地へのコースで走る...
駒ヶ岳を森町側から眺めると、剣が峰と砂原岳の山頂付近に冠雪...。七飯町の横津岳(1167m)
でも“初冠雪”が観測されたようで、この“初冠雪”は平年と同じだが、昨年より14日も早いという。
今日発表された北海道地方の3か月予報では、気温は高く、降雪量は少ないというが、函館での
初霜も3日早かったし予報が外れるような予感がする。ただ、明日からは暖かい日が続くようだ...
( 八雲町からの帰途、駒ヶ岳に虹が...)
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